ASUS、新GPU「Radeon RX 6800M」搭載のROG Strix G15 Advantage Edition G513QYを発売

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CPU Ryzen 9 5900HX
GPU Radeon RX 6800M
メモリ 16GB
ストレージ 1TB PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 WQHD 非光沢 165Hz
質量 約2.4kg
バッテリー 約11.8時間
価格[税込] 22万円台~
Radeon RX 6800Mを搭載したゲーミングノート

ASUSから、グラフィックスにRadeon RX 6800Mを搭載したゲーミングノートPC、ROG Strix G15 Advantage Edition G513QYが発売されました。

プロセッサーには、Ryzen 9 5900HXを搭載し、AMD構成のハイエンドクラスゲーミングノートPCとなります。さらに、液晶には、DCI-P3 100%クラスと色域の広いWQHD・165Hz液晶を搭載しています。ゲームだけでなく、クリエイティブな用途にも使用できそうです。

これだけの構成で、価格が22万円台~と安いのもポイントとなっています。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

Radeon RX 6800M搭載

ROG Strix G15 Advantage Editionの最大の特徴は、外部GPUにAMD製のRadeon RX 6800Mを搭載していることです。おそらく、Radeon RX 6800Mを搭載するのは、ROG Strix G15 Advantage Editionが初めての機種となると思います。

 

Radeon系のノート用グラフィクスカードの中で、現状最高性能を誇るグラフィックスなので、高いグラフィクス性能が期待されます。

当サイトでは、まだ実機でのテストを行っていませんが、大まかな性能は下のグラフのようになりそうです。(Radeon RX 6800Mのスコアは、海外サイトnotebookcheckで公開されている値を参照)この程度のスコアであれば、ゲーミングノートPCとしては、ハイエンドクラスの性能を十分備えていることになります。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
Radeon RX 6800M   11313
RTX 3080 8GB 135W 11229
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
 :Radeon RX 6800M スコアはnotebookcheckのサイトを参照
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

WQHD・165Hz駆動の広色域液晶を搭載

ROG Strix G15 Advantage Editionは、解像度が少し高めのWQHD(2560x1440)の165Hz駆動液晶を搭載しています。高めのフレームレートで、eスポーツタイトルなどを有利に進めることもできますし、ゲームの世界に没頭するような、映像を楽しむタイプのゲームをプレイするのにも適しています。

また、DCI-P3 100%クラスと色域も広く、動画編集などのクリエイティブな用途にも使用できます。

 

高処理性能のRyzen 9 5900HXを搭載

ROG Strix G15 Advantage Editionは、プロセッサーにRyzen 9 5900HXを搭載しています。

当サイトで計測したノート用プロセッサーの中で、現時点で一番高いマルチコアスコアを記録しているのが、同じRyzen 9 5900HXなので、非常に高い処理性能を備えていると言えるでしょう。

ただし、Adobe Lightroom Classic CCなど、一部のクリエイター向けソフトでは、Ryzenプロセッサーでは思ったほどのパフォーマンスが発揮されない場合があります。クリエイティブ用途での使用を考えている場合は、適性をチェックした方がいいかもしれません。

CINEBENCH R23 ~ マルチコア ~
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 11989
 :本製品で選択できるプロセッサー

 

AMD SmartShift機能に対応

ROG Strix G15 Advantage Editionは、AMD製のCPU、GPUを搭載し、AMD SmartShift機能にも対応しています。これは、作業内容に合わせて、CPUとGPUの間でノートPCの電力をシフトさせることで、パフォーマンスを高めることができる機能です。これは、AMD製のCPUとGPUを搭載するメリットとなります。

このAMD SmartShift機能を有効にすることで、パフォーマンスのがどの程度アップするのか気になることろです。

 

バッテリー駆動時間が長め

ROG Strix G15 Advantage Editionは、高い性能を備えたゲーミングノートですが、仕様値を見ると、最大約11.8時間のバッテリー駆動が可能となっています。ハイエンドクラスのゲーミングノートPCとしては、かなり長い駆動時間です。

このあたりも、AMD Ryzen + Radeonの構成のメリットとなりそうです。

 

インターフェースなど

インターフェースは、下の画像の通りです。USB3.2 x3、USB-C(映像出力、本体への給電に対応)、HDMI、LANポートを備えています。

SDカードリーダーは搭載していません。また、ウェブカメラも搭載していません。

 

購入先

ROG Strix G15 Advantage Edition G513QYは、8月6日から下のASUS Storeで販売を開始しています。

ASUS Store

 

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