ASUS Vivobook Pro 16X OLEDの実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-11370H
Ryzen 9 5900HX
GPU GeForce RTX 3050
メモリ 16GB
ストレージ 512GB PCIe SSD
ディスプレイ 16.0インチ
4K 有機EL 光沢
質量 約1.94kg
バッテリー Intel : 約14.2時間
AMD : 約15.7時間
価格[税込] 19万円台~
4K有機EL搭載のクリエイター向けノートPC

ASUS Vivobook Pro 16X OLEDは、4K有機ELディスプレイを搭載した、クリエイター向けの16型ノートPCです。

高解像度・広色域で、非常にきれいな表示ができるので、色や画質にこだわる必要があるクリエイティブな作業に適しています。

RTX 3050を搭載し、 4K動画の編集などにも快適に対応できます。

さらに、この構成で約1.94kgと比較的軽く、持ち運びしやすいです。外で使用することが多いクリエイターの方にも使いやすい機種です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11370H、16GBメモリ、GeForce RTX 3050、512GB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「ASUS Vivobook Pro 16X OLEDの特徴」のみお読みください。

 

ASUS Vivobook Pro 16X OLEDの特徴

100% DCI-P3の広色域4K有機ELディスプレイ搭載

ASUS Vivobook Pro 16X OLEDの大きな特徴は、クリエイティブな作業に適した、16型の有機ELディスプレイを搭載していることです。

広色域の4K有機ELディスプレイ

 

最近のハイクラスモデルで広がってきた、アスペクト比16:10の16型ディスプレイです。縦方向の表示面積が少し広く、ペイン(枠)の多いクリエイター向けソフトが使いやすいです。

また、当サイト計測で、DCI-P3カバー率100%、Adobe RGBカバー率98.6%と、色域が広いです。有機ELなので、漆黒を表現でき、メリハリのある、ハイコントラストな映像・画像を表示できます。

高画質の写真や動画の編集を行うような、クリエイターに適したディスプレイとなっています。

Lightroom Classic CCを使用中

 

RTX 3050の最大グラフィックスパワーは50W

Vivobook Pro 16X OLEDは、外部グラフィックスにGeForce RTX 3050 Laptopを搭載しています。

実際のパフォーマンスを左右する最大グラフィックスパワーは50Wとなっており、他のノートPCと比較すると、やや低めの設定となります。

それでも、Premiere Pro CCでの4K動画の書き出しを実用的な速さで行うことができていました。3DCGなど、かなりのグラフィックスパワーが求められる作業にはあまり適していませんが、動画編集などであれば、十分快適に使用できると思います。

RTX 3050の最大グラフィックスパワーは50W

 

ASUS DialPadを搭載

Vivobook Pro 16X OLEDは、タッチパッドの一部をバーチャルなダイヤルとして使用できる、ASUS DialPadという機能を備えています。

ASUS DialPadを使用して、Adobe系のクリエイター向けソフトなどの様々なコントロールを行うことができます。また、音量の調整、ページのスクロールなどにも使用できます。使用している様子は、下の動画でご確認ください。

実際に使用した感じでは、マウスでの操作よりも微調整がしやすかったです。設定や、慣れ次第では、少し便利に使用できるかもしれません。

なお、本格的にダイヤルを使用するのであれば、バーチャルではなく、物理的なダイヤルを備えた、ProArt Studiobook 16 OLEDの方がいいかなと思います。

ASUS DialPadの紹介

 

比較的スリムで軽いボディ

Vivobook Pro 16X OLEDは、上記のように高めの性能のノートPCの中では、約1.94kgと軽く、ボディの厚みは約18.9~19.5mmとスリムです。

また、96Whと大容量のバッテリーを搭載しているので、ライトな作業であれば、バッテリー駆動でも十分対応できます。

そのため、高めのスペックを比較的容易に持ち出すことができ、外で作業することが多い方にも適しています。

スリムなボディ

 

こだわりのデザイン

Vivobook Pro 16X OLEDは、デザインにもこだわりが見られます。

例えば、天板にある「ASUS Vivobook」のロゴは、立体的なプレートとなっています。また、キーボードには、異なる色のキーが配置されていますし、Enterキーには斜めの模様が入っています。

他の人とはちょっと違うデザインのノートPCを使用することができます。

さらに、天板、パームレスト部、底面には、アルミニウム合金が採用されており、質感と堅牢性も高いです。

こだわりのデザイン

 

なお、排気口は、下の画像のようにディスプレイヒンジに隠れるような場所に配置されています。この排気口がほとんど見えないような構造も、スッキリとしたデザインに一役買っていると思います。

このような構造なので、それほど放熱性能は高くありませんが、高い負荷をかけたときでも、極端なクロックダウンは発生しておらず、安定してパフォーマンスを発揮できるようになっていました。

隠れた場所に配置された排気口

 

インテルモデルとAMDモデルの2タイプ

Vivobook Pro 16X OLEDには、搭載するCPUが異なる2つのモデルがあります。

今回チェックしたのは、Core i7-11370Hを搭載したインテルモデル N7600PCですが、Ryzen 9 5900HXを搭載したAMDモデル M7600QCもあります。

2モデルの主な違いは、下表のとおりです。

CPU以外では、外部ディスプレイの出力解像度と、USB-Cの機能が異なっています。

AMDモデルは、外部ディスプレイへの出力が、FHD解像度までしか対応していないのが、残念です。

「宅内では外部ディスプレイに接続して使用する」という場合は、4K解像度でも出力でき、Thunderbolt ドックも使用できる、インテルモデルの方がいいでしょう。

Vivobook Pro 16X OLEDの構成比較
  [インテルモデル]
N7600PC
[AMDモデル]
M7600QC
CPU Core i7-11370H Ryzen 9 5900HX
GPU GeForce RTX 3050
ストレージ 512GB PCIe SSD
メモリ 16GB
外部ディスプレイ 最大 5,120x3,200 最大 1,920x1,080
USB-Cポート Thunderbolt 4
映像出力
本機への給電
データ転送のみ
バッテリー 約14.2時間 約15.7時間
カラー クールシルバー 0°ブラック

 

ASUSのあんしん保証プレミアムをおすすめ

ASUSのPCでは、対象商品を購入後30日以内に「MyASUS」に製品登録をするだけで、1年間/1度、どんな故障でも理由を問わず、通常修理にかかる部品代の20%+消費税を負担するだけで、修理対応してもらえる、「ASUSのあんしん保証」に加入することができます。

また、「ASUSのあんしん保証プレミアム 3年パック」という有償(14,800円)の保証に加入することもできます。これは、1年間に1度、3年の間、どんな故障でも理由を問わず、負担金0円で修理してくれるというサービスです。

有機ELディスプレイの焼き付けが気になる方や、Vivobook Pro 16X OLEDを持ち運んで使用することを考えている方は、「ASUSのあんしん保証プレミアム 3年パック」に入ると、安心して使用することができると思います。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、快適に動きます。
オンライン会議 カメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
動画鑑賞 4K有機ELディスプレイなので、鮮やかで、綺麗な表示が可能です。スピーカー音は普通ですが、快適に動画鑑賞を行えます。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率 100%、Adobe RGBカバー率98.6%と広色域のディスプレイです。LightroomによるRAW現像は、爆速ではないものの、実用的なレベルの速度でした。ただし、色域変換機能はなく、sRGBの範囲の色域へ変換することができないので、Web向けの画像を中心に制作する方は、扱いにくいかもしれません。
動画編集 DCI-P3カバー率100%と、ディスプレイの色域も十分広いです。RTX 3050を搭載し、4K動画の書き出しも比較的速かったです。動画編集にも適した機種です。
ゲーム RTX 3050を搭載し、重めのゲームでも、画質を落とせば普通にプレイできるタイトルは多そうです。ただし、ハイリフレッシュレートディスプレイではありませんので、ゲームメインであれば、ゲーミングノートPCの方がいいでしょう。

 

ディスプレイのチェック

Vivobook Pro 16X OLEDのディスプレイのチェックです。

パネルは、「ATNA60YV02-0」でした。

色域が広い、4K有機ELディスプレイで、クリエイティブな作業に適しています。最大輝度は、当サイトの計測では373cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域はご覧の通りで、とても広いです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 100%
Adobe RGBカバー率 98.6%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色揃ってほぼ1:1の直線となっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢ディスプレイなので、画面への映り込みがあります。ギラつきは、ほとんど感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。テュフ・ラインランド社のフリッカーフリー技術を採用し、画面のチラつきが低減されているようです。ただし、今回はサンプル機だからかもしれませんが、輝度をいくつにしても、フリッカーが検出されました。周波数が約238Hzとそれほど高くないので、体への影響を感じる方もおられるかもしれません。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを1/2000のシャッタースピードで撮影し残像を確認しました。

普通のノートPCは、2フレーム前くらいまで残像が表示されていたのに対し、本製品は、1フレーム前、しかもうっすら見える程度でした。本製品のディスプレイの残像は少ないと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Vivobook Pro 16X OLEDのキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約18.7mm、縦:約18mmです。キーストロークは約1.35mmです。キートップは、指にフィットするように、中央がわずかに(約0.2mm)くぼんでいます。キー配置は標準的で、メインキーでサイズが小さいものもありません。普通に打ちやすいキーボードです。

3列ですが、テンキーも付いています。

タッチパッドも普通の使いやすさです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

Vivobook Pro 16X OLEDのパフォーマンスのチェックです。

Vivobook Pro 16X OLEDは、MyASUSのファンモードで、動作モードを変更することができます。ここでは、通常の使用に適した「スタンダードモード」と、高いパフォーマンスが出る「パフォーマンスモード」で、各種ベンチマークスコアを確認していきます。

MyASUSの設定画面

 

CPU

Vivobook Pro 16X OLEDには、Core i7-11370Hを搭載したインテルモデルと、Ryzen 9 5900HXを搭載したAMDモデルがあります。

今回チェックしているのは、Core i7-11370H搭載のインテルモデルです。Core i7-11800Hのような、8コア/16スレッドではなく、4コア/8スレッドのCPUなので、マルチコアのスコアはそこそこです。一方、シングルコアでは高めのスコアが出ていました。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-11370H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Ryzen 5 5600H 9255
Ryzen 7 PRO 5850U 9143
Core i5-11400H 8514
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i7-11370H 7123
6742 [パフォーマンスモード]
6224 [スタンダードモード]
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Core i7-11370H 1524 [スタンダードモード]
1520 [パフォーマンスモード]
1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 PRO 5850U 1415
Ryzen 7 5800U 1382
Ryzen 5 5600H 1354
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリはDDR4-3200で、普通の速さです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
31.34GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 3050 Laptopを搭載しています。

実際のパフォーマンスを左右する、最大グラフィックスパワーは50Wです。放熱性の高いボディではないので、抑えめの設定となっているようです。

ベンチマークでは、エントリークラスのゲーミングノートPCと同じ程度のスコアでした。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3050 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 2060   6163
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
RTX 3050 50W 4347 [スタンダードモード]
3909 [パフォーマンスモード]
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3050 Laptopの情報は次の通りです。なお、動作モードを変更しても、ブーストクロック等に変化はありませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、読み・書きともに高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3526
3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

micro SDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「パフォーマンスモード」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Core i7-11370Hが4コア/8スレッドのCPUということもあり、RAW現像はそこまで速くありませんでした。それでも、十分実用的な範囲だとは思います。

Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
56秒 (MacBook Pro 14)
Core i7-11800H
16GBメモリ
58秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
84秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Core i7-10870H
16GBメモリ
94秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

比較的重めの処理を試してみましたが、いずれの処理も比較的速かったです。Photoshopで快適に作業できると思います。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 1分15秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 3分00秒
スーパー解像度 7秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

約10分の4K/30pの動画を書き出してみましたが、十分な速度での書き出しができていました。4K動画の編集もできるスペックです。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-11370H
RTX 3050 (50W)
5分23秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
5分42秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (90W)
6分16秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17による書き出し時間

DaVinci Resolveの書き出しには、思ったよりも時間がかかりました。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分07秒
Core i7-11370H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3050 (60W)
5分22秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1 6分20秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-11370H
RTX 3050 (50W)
7分14秒
Core i7-1195G7 12分44秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

TMPGEncのソフトウェアエンコード(x265)も、意外と時間がかかりました。

Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 9 5900HS 8分59秒
Ryzen 7 5800H 9分07秒
Ryzen 7 4800H 10分17秒
Core i7-11800H 10分36秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Core i7-11370H 15分37秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020
Core i7-11370H / RTX 3050 (50W)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードでの、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じソフトのバージョン、同じCPU、ストレージ、同じ設定、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください

RTX 3050を搭載しており、中程度の重さのファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレでは、高画質設定でも60 fps以上出ていました。また、重めのゲームでも、画質を落とせば快適にプレイできるタイトルも少なくないと思います。息抜きに軽くゲームをプレイというのに、ちょうどいいと思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 77 fps
標準品質 61 fps
高品質 43 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 81 fps
RTX 3060 90W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 51 fps
RTX 3050 60W 46 fps
RTX 3050 50W 43 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 34355 / 139 fps
6562 / 58 fps
ウルトラ 4352 / 49 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3070 130W 90 fps
RTX 3060 130W 85 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 50W 49 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 96 fps
高(ノート) 85 fps
最高品質 71 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050Ti 60W 90 fps
RTX 3050 60W 83 fps
RTX 3050 65W 73 fps
RTX 3050 50W 71 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 124 fps
高設定 77 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060 130W 153 fps
RTX 3060 90W 147 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050 60W 89 fps
RTX 3050 50W 77 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 197 fps
高設定 163 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 130W 196 fps
RTX 3050 60W 195 fps
RTX 3060 90W 180 fps
GTX 1650Ti   180 fps
RTX 3050Ti 60W 174 fps
RTX 3050 50W 163 fps
GTX 1650   139 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 176 fps
高設定 80 fps
最高設定 68 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 90W 136 fps
RTX 3060 130W 128 fps
RTX 3050Ti 60W 89 fps
GTX 1650Ti   78 fps
RTX 3050 60W 77 fps
GTX 1650   74 fps
RTX 3050 50W 68 fps
※バトルラボで計測

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

USB-Cポートは、Thunderbolt 4、映像出力、本機への給電に対応しており、下表のように、今回試した機器は全て使用することができました。給電時には、出力の低いUSB-CのPower Deliveryでは警告が表示されましたが、動画編集をしていても、100Wを超えることはほとんどないので、出力が高めのUSB-C充電器であれば割と使えると思います。外出用に携帯しておくのもいいでしょう。

なお、Ryzen搭載モデルの場合、USB-CポートはThunderbolt 4には対応せず、映像出力、本機への給電にも対応していませんので、ご注意ください。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ○ ※3
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ○ ※3
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ○ ※3
45W Lenovoウルトラポータブル ○ ※3
30W RAVPower GaN充電器 ○ ※3
18W cheero充電器 ○ ※3
モニター
※2
Philips 258B6QUEB/11 ○ ※3
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速ケーブルという警告が表示

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hzでの表示が出来ていますが、色の形式はYCbCr420でした。一応、Core i7-11370Hモデルの外部ディスプレイ出力は最大5,120x3,200ドットとなっていたのですが、YCbCr420でしか表示できないのは、仕様なのか、設定が悪いのか、サンプル機だからなのかは分かりません。

なお、Ryzen 9 5900HXモデルの外部ディスプレイ出力は最大1,920x1,080ドットとなっており、4K出力は確実に出来ないのでご注意下さい。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

Vivobook Pro 16X OLEDの質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.94g」とあり、16型のスペック高めのノートPCとしては、比較的軽めです。当サイトの計測値は下表の通りで、仕様値とほぼ同じでした。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.949kg
ACアダプター+電源ケーブル 440g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Vivobook Pro 16X OLEDのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、96Whと大容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りで、長めの駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  Intelモデル  AMDモデル
(1) JEITA2.0  約14.2時間 約15.7時間
(2) PCMark 10 Modern Office 9時間37分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 2時間37分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は普通です。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
52%(約50Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラシールドが有り、使用しないときはカメラを物理的にカバーすることができます。なお、IRカメラは非搭載なので、顔認証は使用できません。

Webカメラ

 

Webカメラは、約92万画素のカメラです。自然な色味の画像でした。細部の画像はやや粗いですが、ノートパソコンに搭載されるWebカメラとしては、一般的な性能かと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは、底面の手前側に配置されています。タイピング時は、手がスピーカー付近を覆ってしまうので、ややこもった感じになります。音質は普通です。ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「スタンダードモード」では、2分ほど経過すると、CPU温度は32W~43Wぐらいの範囲で変動しています。その間、CPU温度は70℃~80℃台となっています。やや高めの温度ではありますが、それほど心配なく使用できるレベルだと思います。

一方、「パフォーマンスモード」では、CPU電力が約48W前後と高めを維持しており、CPU温度も約94℃と高めで推移しています。

動作モードを変更しても、パフォーマンスにはそれほど大きな差は出ていないので、通常は、CPU温度が少し抑えられる「スタンダードモード」で使用するといいと思います。

  • スタンダードモード時
  • パフォーマンスモード時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

静音性のチェック

Vivobook Pro 16X OLEDの動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷がかかると、騒音値が上がります。また、パフォーマンスモードにすると、ファンの回転数がアップするため、騒音値はさらに高くなります。それでも、同等他機種とほぼ同じ程度の騒音値だと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Adobe Premiere Proによる動画プレビュー
左から3番目と4番目:Adobe Premiere Proによる動画の書き出し

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

表面温度は、やや低めにキープされています。パームレスト部分の温度も、ほとんど変化していないので、作業中でも不快に感じることはないでしょう。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けの省電力プロセッサーを搭載した機種よりは高いですが、ゲーミングノートPCと比べると、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Vivobook Pro 16X OLEDの外観のチェックです。

カラーリングの異なるキーが目を引きます。

ボディカラーは、クールシルバーです。仕事にも使いやすいと思います。

 

天板には、ASUS Vivobookのロゴが入っています。立体的なロゴで、かっこいいです。

 

閉じた状態です。厚みは18.9~19.5mmと比較的スリムです。

 

側面のポート類です。USB3.2、USB2.0 x2、USB-C、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。

USB-Cポートは、インテルモデルはThunderbolt 4、映像出力、本機への給電に対応しています。一方、AMDモデルは、データ転送のみサポートとなります。

microSDカードリーダーを搭載していますが、フルサイズのSDカードリーダーであれば、なおよかったです。

 

電源ボタンに、指紋認証センサーが統合されてるので、Windows Helloの指紋認証を使用できます。

 

ディスプレイが開く最大の角度です。

 

底面です。

 

ACアダプターは、120Wです。

 

まとめ

以上が、ASUS Vivobook Pro 16X OLEDのレビューです。

Vivobook Pro 16X OLEDの大きな特徴の一つは、搭載するディスプレイにあります。16型と大きめのアスペクト比16:10の画面で、作業がはかどります。また、高精細、かつ広色域の4K有機ELディスプレイなので、高解像度の写真や、4K動画の編集といった、グラフィックス系のクリエイティブな作業に適しています。

また、高性能CPU + RTX 3050という構成ながら、質量が2kgを切っており、比較的軽く、持ち運びがしやすいです。加えて、96Whと大容量のバッテリーを搭載しており、ライトな作業であれば、バッテリー駆動でも比較的長い時間使用できます。外出先でクリエイティブな作業を行いたいクリエイターの方にも使いやすいと思います。

ただ、クリエイターが使いそうなPCなだけに、フルサイズのSDカードスロットがあれば良かったです。また、(有機ELで非光沢というのは、有機ELの特徴を損なうので見たことがありませんが)光沢なので映り込みがやや気になります。

なお、インテルモデルと、AMDモデルがあり、多少異なる部分があります。使うアプリや、使用する環境などを考慮して、目的に合ったモデルを選ぶことをおすすめいたします。

 

4K有機EL搭載のクリエイター向け16型ノートPC

ASUS Vivobook Pro 16X OLED

特徴

  • 100% DCI-P3の広色域4K有機ELディスプレイを搭載
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