デル New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)の実機レビュー

更新日:2019年8月3日

後継機が発売されました。詳細はこちら

↓↓↓

New Inspiron 13 5000(5391)

CPU Core i3-8145U
Core i5-8265U
Core i7-8565U
メモリ 4GB / 8GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD 広視野角 光沢
質量 約1.24kg
バッテリー 45Wh
価格[税込] 6万円台
十分な品質でも6万円台からと低価格

New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)は、第8世代CoreプロセッサーにSSDを搭載しながら、6万円台で購入できるコストパフォーマンスの高いモバイルノートです。

しかも、GeForce MX250に対応したモデルや、LTEに対応した兄弟機種もラインナップされています。

質量は約1.24kgと最近のモバイルノートとしてはそれほど軽い部類には入りませんが、それでも十分持ち運べる質量です。

低~中価格帯で、高い品質のモバイルノートをお探しなら、おすすめです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8565U、GeForce MX250、8GBメモリ、512GB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)」のみお読みください。

 

New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)の特徴

6万円台で購入できるモバイルノート

Inspiron 13 5000は、Coreプロセッサー、SSD、FHD液晶という必要十分な構成で、6万円台から購入できるコストパフォーマンスの高いモバイルノートです(クーポン適用時の税抜き価格)。6万円台で買えるのはCore i3-8145Uを搭載したモデルとなりますが、Core i3でも軽作業であれば十分ストレスなく動く性能です。もちろん、Core i5やCore i7のモデルもあります。

6万円台で鉄板構成のモバイルノートが購入可能

 

ライバル機種と比較してみましょう。本製品は質量、バッテリー駆動時間のバランスがよく、しかも最安モデルの価格がとても安いです。ただ、Core i5搭載モデルで比較すると、本製品よりも安いライバル機種はあります。

13.3型のライバル機種との比較
  [本製品]
Inspiron 13
5000
レノボ
Ideapad S530
HP
Pavilion 13
画像
CPU 第8世代Core (U)
Whiskey Lake-U
グラフィックス Intel UHD 620
MX 250
Intel UHD 620 Intel UHD 620
液晶種類 FHD 広視野 光沢 FHD IPS 非光沢 FHD IPS 光沢
質量 約1.24kg 約1.19kg 約1.26kg
バッテリー 45Wh 45Wh 37Wh
最安モデルの価格 62,233円 87,380円 69,800円
同等構成時(Core i5搭載モデル)の価格比較
  [本製品]
Inspiron 13
5000
レノボ
Ideapad S530
HP
Pavilion 13
スペック Core i5-8265U、8GB、256GB SSD
価格[税別] 74,683円 87,380円 69,800円

 

安いモデルはWindows Home Sモードなので注意

なお、本製品のCore i3モデルは、OSにWindows Home Sモードが搭載されています。Sモードは無償で通常モードへ変更できますが、ご注意下さい。

 

GeForce MX250搭載モデルもあり

Inspiron 13 5000は、グラフィックスにGeForce MX250 を搭載したモデルがあります。ちょっとした動画編集や画像編集を行うときに処理がやや速くなるのが期待できます。ただ、本製品はメモリが最大8GBまでしか搭載できません。しかもオンボードですので換装もできません。クリエイター向けソフトはメモリを多く消費し、8GBでは足りないケースも多いためやや残念です。

GeForce MX250搭載モデルあり

 

LTEに対応した兄弟機種もあり

New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)は、兄弟機種として、LTEに対応したモデルもあります。Core i5モデルが9万円台で販売されているので、非常にコストパフォーマンスは高いと思います。

LTEモデルもあり

 

各用途の快適度

New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧、動画鑑賞、 Office作業 十分なスペックです。画面は光沢ですが比較的見やすく、スピーカー音もまずまずです。
RAW現像・画像編集 メモリが8GBまでしか搭載できないので、時間のかかる処理もあると思います。色域は約88%と狭くはないですが、広くもないです。
動画編集 全体的にやや性能不足です。PowerDirectorなどの軽めの動画編集ソフトで、簡易的に編集するなら大丈夫かもしれません。
ゲーム 外部グラフィックスの性能が高くないため、ゲーム向きではないです。ただ、2Dゲームや、古い軽めのゲームならできると思います。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

光沢液晶である点が好みの分かれるところではありますが、その他の特性はまずまずで、一般向けの作業なら見やすいと思います。最大輝度は、当サイトの計測では295cd/m2とやや高めです。

  • 視野角
  • RGB
    発色特性
  • 色域
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

ガンマ補正曲線を確認すると、ややメリハリのある画面になっていることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域はまずまずです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は88.1%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素形状です。ギラつきはありません。

画面拡大

光沢液晶ですので、周囲の物が映り込みます。

画面への映り込み

少し輝度を下げて(正確には覚えておらず申し訳ないですが輝度設定60%くらい)撮影した限りでは、フリッカーはありませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードの打ちやすさは普通です。

実測でキーピッチは、横:19mm、縦:18mmで、キーストロークは約1.2mmです。キートップはほぼフラットで、押しやすさは普通ですが、"たわみ"があるのが気になります。キー配列は標準的ですが、電源ボタンが右上にあるので、誤って押してしまわないように注意しましょう。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

海外メーカーにありがちですが、1つのフレームに2つのキーが入っている箇所があります。キートップがやや小さくなり、見た目もよくありません。

キー配列

 

安いPCですが、バックライトが搭載されているのは高ポイントです。

バックライトキーボード

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品は、Core i7-8565UのCPUを搭載しています。一般向けノートとしては標準的な性能です。ただ、他の機種で計測したCore i7-8565Uよりもやや遅い気がします。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i7-8565U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-8700 3029
Core i7-9750H 2640
Core i5-9300H 1880
Core i7-8565U 1268 [他のPCで計測]
同上 1033 [レビュー機で計測]
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 952
Celeron 3867U 294
※緑色のバーが、本製品で選べる代表的なCPUです(一部省略しています)
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスには、ローエンドクラスではあるもののGeForce MX250を搭載しており、CPU内蔵のインテル UHD グラフィックスより性能が高いです。一般的な作業なら快適です。ただし、GeForce GTXやRTXシリーズと比べるとかなり性能は落ち、最大メモリも8GBと少ないため、動画編集や3D制作、3Dゲームなどにはあまり適していません。

グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Fire Strike - Graphics score ~

GeForce MX250
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスク用RTX 2080Ti 33778
デスク用RTX 2080 27828
ノート用RTX 2080 24348
デスク用RTX 2070 22766
ノート用RTX 2070 19440
デスク用RTX 2060 18799
デスク用GTX 1660Ti 15656
ノート用RTX 2060 15104
ノート用GTX 1660Ti 14401
ノート用GTX 1060 11452
ノート用GTX 1650 8983
ノート用GTX 1050Ti 7898
ノート用GTX 1050 6042
ノート用GeForce MX250 2758 [レビュー機で計測]
Intel UHD 620 1199
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

GPU-Zで確認したGeForce MX250の情報は次の通りです。

グラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージは、PCIe SSDを搭載しており、高速です。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark 6 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD 1535 [レビュー機で計測]
SATA SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

実際のソフトで計測した処理時間

メモリ容量が8GBと少ないため、LightroomやPremiere Proの書き出しはそれほど速くありません。また、GeForce MX250を搭載していますが、NVENCには非対応ですのでご注意下さい。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i7-8700
32GBメモリ
71秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
81秒
Core i7-8750H
32GBメモリ
99秒
Core i7-8565U
16GBメモリ
130秒
Core i7-8565U
8GBメモリ
267秒 [レビュー機で計測]
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i7-9750H/16GB
RTX 2070
45秒
Core i7-9750H/16GB
GTX 1660Ti
47秒
Core i7-9750H/16GB
GTX 1650
90秒
Core i7-8565U/16GB
GeForce MX250
147秒
Core i7-8565U/16GB
Intel UHD 620
488秒
Core i7-8565U/8GB
GeForce MX250
534秒 [レビュー機で計測]
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 33分51秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 3分21秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-9750H 14分46秒
Core i7-8565U 33分51秒 [レビュー機で計測]
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。  

micro SDカードのみ対応しています。挿入後、わずかに出っ張りはありますが、カバンに入れて押されて出てくることは少ないと思います。


SDカード挿入後の画像

 

SDカードリーダー/ライターの速度は普通です。

CrystalDiskMark 6(SDカード)
最大275MB/sのUHS-Ⅰのカードで測定

 

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートの動作チェックです。

Thunderbolt 3には対応していません。充電器は27W以上なら使えるようです。映像出力にも対応しています。なお、純正品以外の機器で充電し故障しても、当サイトでは責任を負えませんのでご注意下さい。

充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニター /
有線LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
ZHOULX 充電器(65W)
AUKEY 充電器(46W)
cheero 充電器(18W) ×
5V充電器
※2
ANKER 充電器(5V/2.4A) ×
AUKEY 充電器(5V/2.4A) ×
その他 USB C-DPケーブルで外部モニター接続
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器

 

27W未満の充電器を接続すると、以下のような警告画面が表示されます。


容量の少ない充電器を接続したときの画面

 

質量のチェック

デル New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)の質量は、メーカーサイトには約1.24kgと記載されており、決して重くはないのですが、最近のモバイルノートとしてはそれほど軽い部類ではありません。ただ、GeForce MX250を搭載していることを考慮すれば、健闘している重さではないかと思います。

13.3型クラムシェル型モバイルノートの「質量」の比較

 

当サイトでの計測値は下表の通りで、ほぼメーカー仕様値通りです。ただし、ACアダプターはやや重いと思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.225kg
ACアダプター 323g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量については、平均的もしくはやや多めだと思います。

13.3型クラムシェル型モバイルノートの「搭載バッテリー」の比較
XPS 13 (9380) 52Wh
ZenBook S UX391UA 50Wh
LIFEBOOK WU2/C3 50Wh
ZenBook 13 UX333FA 50Wh
ThinkPad X390 48Wh
Inspiron 13 5000 45Wh
ThinkBook 13s 45Wh
HP Spectre 13 43.7Wh
LAVIE Direct HZ 42Wh
dynabook GZ 42Wh
Yoga S730 42Wh
Inspiron 13 7000 38Wh
HP Pavilion 13-an0000 37Wh
LIFEBOOK WU2/C3 25Wh
dynabook GZ 21Wh

 

バッテリー駆動時間は次の通りです。平均的なバッテリー駆動時間だと思います。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 非掲載
(2) 動画再生時 8時間00分
(3) PCMark 8 Work テスト 4時間47分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

 

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

低負荷時は普通の温度だと思いますが、高負荷時はやや高めかなと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:PowerDirector の編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通~やや高めの温度です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。70℃台後半から80℃台前半の温度で推移しておりやや高めかなと思いますが、問題ない範囲だと思います。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

特に問題ない温度です。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

液晶ベゼルはホワイトで、パームレスト周りはシルバーになっているデザインで、合う色だと思います。指紋なども目立ちにくく、実用的です。天板とパームレストにはアルミニウムを採用することで上質な質感になっており、さらに狭額ベゼルを採用し、ボディも薄く、モダンな見た目です。

 

天板はシルバーになっています。

 

スピーカーは側面に配置されています。音質は比較的良いと思います。勝手に点数をつけると、10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

タッチパッド周りは、キラリと輝くようになっています。

 

ボディは薄いです。

 

排気口はキーボードの上(液晶の下)にあります。

 

液晶が傾く最大の角度です。

 

側面は次の通りです。フルサイズのUSB、HDMI、USB Type-Cと、ポートの種類はまずまずです。SDカードスロットも搭載されていますが、micro SDのみ対応なのが残念です。

 

底面です。

 

ACアダプターは65Wでサイズもやや大きめです。電源ケーブルもやや太いです。

 

底面カバーと取り外したときの画像です。メモリはオンボードなので換装はできません。外部グラフィックスを搭載したモデルですが、ヒートパイプおよび冷却ファンは1つです。

 

搭載されていたM.2 SSDです。

 

まとめ

以上が、New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)のレビューです。

UシリーズのCoreプロセッサーにSSDを搭載した構成が、6万円台から購入できるコストパフォーマンスの高いモバイルノートです。

さらに、LTEに対応したモデルや、GeForce MX250を搭載したモデルもあります。

安いPCですが、外観に安っぽさは感じません。

10万円以上するモバイルノートの中には1kgを切る製品が多数あり、それと比べるとやや重いです。ただし、10万円をきる価格で、1.24kgという質量は十分健闘していますし、加えて性能・バッテリー駆動時間も十分で、低価格帯のモバイルノートを探している方にはおすすめです。

ただし、メモリが8GBまでしか搭載できないのは残念です。GeForce MX250を搭載できるので、16GBのメモリを搭載できれば、クリエイティブワークにも使えたと思います。

また、液晶が光沢です。ここは好みが分かれるところだと思います。

十分な品質でも6万円台からと低価格

New Inspiron 13 5000(Wi-Fi)(5390)

特徴

  • 十分な性能でも価格は安い
  • GeForce MX250搭載モデルもあり
  • LTEに対応した兄弟機種もあり

こんなあなたに

  • 低~中価格で高品質のモバイルノートをお探しの方
  • 価格6万円台[税別]~
公式サイトはこちら

 

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