マウスコンピューター DAIV 5N(第10世代CPUモデル)の実機レビュー

更新日:2021年1月14日

後継機種が発売されました。

詳細レビューこちら 

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DAIV 5N(第11世代CPU)の実機レビュー

CPU Core i7-10870H
GPU GeForce RTX 2060
メモリ 16GB ~ 64GB
ストレージ PCIe SSD /
PCIe SSD x2
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約1.77kg
バッテリー 約5.5時間
価格[税込] 19万円台~
RTX 2060搭載の軽量クリエイターノート

DAIV 5Nは、高性能パーツを搭載しつつ、約1.77kgと軽いクリエイター向けノートPCです。

CPUには、6コアではなく、8コアのCore i7-10870Hを搭載し、エンコードなどを実行してもかなり高速です。

グラフィックスもRTX Studio対応のGeForce RTX 2060を搭載し、RTX対応のクリエイター向けソフトが快適に動くでしょう。

現場へPCを持ち込んで、その場で画像編集・動画編集などをしたい方にも最適な製品です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-10870H、 16GBメモリ、GeForce RTX 2060、512GB NVMe SSD

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「DAIV 5Nの特徴」のみお読みください。

 

DAIV 5Nの特徴

高いスペックの割にはかなり軽量

DAIV 5Nは、高い性能であるにもかかわらず、質量が約1.77kgと軽いです。GeForce RTXシリーズのグラフィックスを搭載したノートPCとしてはかなり軽いです。自宅や事務所だけでなく、現場や出張先で動画編集などをするような方におすすめです。

コロナ禍で、会社と自宅の両方でクリエイティブな作業をするような方にもおすすめです。

持ち運びやすい質量

 

高い処理性能で動画編集/3DCG制作向き

DAIV 5Nは、8コアのCore i7-10870Hに、GeForce RTX 2060を搭載し、スペックが高めのクリエイター向けノートPCです。

しかも、このクラスのノートPCとしては多めの230W ACアダプターを搭載し、パフォーマンスの上限が引き上げられています。さらにグラフィックスについては通常よりもGPUクロックが高くなっています。

実際にベンチマークスコアを比較して見ると、CPUについては、上位のプロセッサーであるCore i7-10875Hよりも高いスコアが出ており、グラフィックスについては、RTX2060を搭載した他のノートPCよりも高いスコアが出ていました。

CPU性能(CINEBENCH R20 マルチコア)
Core i7-10870H 10578 [本製品]
Core i7-10875H 10369 [別の製品]
グラフィックス性能(3DMark Time Spy - Graphics score)
GeForce RTX 2060 6471 [本製品]
6004 [別の製品]

 

デュアルSSDが可能

DAIV 5Nは、M.2 SSDを2つ搭載することが可能です。クリエイター向けPCの場合、多くのストレージ容量が必要なケースが多いので、2つ搭載できるのは嬉しいです。底面カバーは、ネジを取れば簡単に外れるため、自分で増設しやすいと思います。

また、Thunderbolt 3ポートも搭載しており、外付けSSDを接続してデータをバックアップしたり、移動したりするときも、早く終わることでしょう。

M.2 SSDを2つ搭載可能

 

最大64GBのメモリを搭載可能

クリエイター向けノートPCはメモリを多く消費しますが、DAIV 5Nは、初期設定で16GB、最大64GBまで搭載することができ、かなりメモリを使う方でも安心です。しかも割と安い価格で容量を増やすことができます。

最大64GBのメモリを搭載

 

動作モード

DAIV 5Nは、デフォルトの「エンターテイメント」、性能を上げる「パフォーマンス」の2つのモードがあり、下図のボタンを押すことで切り替えることが可能です。パフォーマンスモードにすると、処理性能が上がりますが、動作音も大きくなるので、状況によって使い分けるといいでしょう。

モードを切り替えるボタン

 

クリエイター向けソフトの使用感

以下、クリエイター向けソフトを使ったときの使用感や各種処理時間を掲載します。なお、上で記載した動作モードは「パフォーマンス」にして試しています。

Adobe Lightroom Classic CC(写真編集ソフト)

Lightroom

DAIV 5NでLightroomを使ってみましたが、非常に快適です。

彩度の変更、トーンカーブの変更、色温度の変更、スポット修正など、よく使いそうな現像処理を実行してみましたが、タイムラグ無くスムーズにできました。CPUやグラフィックスの負荷も低く快適に使用できます。

また、最も時間のかかる現像も比較的速いです(下表)。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-10870H
16GBメモリ
75秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
76秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
85秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

Adobe Photoshop CC(画像編集ソフト)

Photoshop

Photoshopも非常に快適に動作します。

「ぼかし」、「変形」、「広角補正」、「ゆがみ」などの各種フィルターを適用してみましたが直ぐに反映されます。

また、以下のように「ニューラルフィルター」、「被写体を選択」、「コンテンツに応じた塗りつぶし」といった人工知能を用いた処理も、2~3秒で終わります。

Adobe Photoshop CCによる各種処理時間
  処理時間
ニューラルフィルター 約2秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約3.5秒
被写体を選択 約3秒
スマートシャープ 約1秒以下
※ 6000x4000のRAWデータを編集

 

Adobe Premiere Pro CC(動画編集ソフト)

Premiere Pro

Premiere Proも快適です。

4K動画をカット編集、テロップ入れ、トランジションの追加、Lumetriカラーによるカラー補正、グリーンバックを使ったクロマキー合成などを行ってみましたが、非常に快適に作業できました。プレビュー時のCPUおよびグラフィックスの負荷も低いです(共に20%程度)。

一部の区間のレンダリング、ワープスタビライザー、最終書き出しも非常に速いです。書き出しについては、MacBook Pro 16インチよりもかなり高速でした。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-10980HK
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10870H
GeForce RTX 2060
5分10秒
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
20分00秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
21分19秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

TMPGEnc Video Mastering Works 7(動画変換/編集ソフト)

TMPGEnc Video Mastering Works

エンコードも非常に速いです。

今回試した限りでは、CPUで処理するx265のエンコードが、Ryzen 4900HSなどよりも速く、非常に高速でした。

NVENCにも対応し、こちらも非常に高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
Core i7-10870H 10分11秒
Core i7-10875H 10分44秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i5-1135G7 26分03秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i3-10110U 42分20秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

DaVinci Resolve Studio 17 Beta(動画編集ソフト)

DaVinci Resolve

DaVinci Resolveについては4K/30fpsの動画をカット編集しただけですが、特に重くは感じませんでした。

編集中のプレビューも、CPUおよびGPUとも使用率は30%程度で余裕がありました。

また、4K/30fpsの動画の書き出しも下表の通りで、非常に速かったです。比べるまでもなく、話題のM1チップのMacBook Pro 13よりもかなり高速です。

DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間
Core i7-10870H
GeForce RTX 2060
4分54秒
Core i7-10875H
GeForce GTX 1650Ti
6分53秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8G
7分11秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 17分35秒
Ryzen 7 4700U 33分05秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択

 

Blender(3DCGソフト)

Blender

Blenderも快適に動作します。

比較的簡単なシーンであれば、Cyclesでもレンダープレビューを実用的な速さで表示できます。
複雑なシーンにおいて、レンダープレビューでの視点移動を行っても、レンダーエンジンがEeveeであればかなりスムーズです。

RTXシリーズのGPUを搭載しているので、OptiXによるレンダリングが可能です。Cyclesでのレンダリング性能を測定するBlenderのベンチマークでは、OptiXを使用することで、CUDAの半分以下の時間で処理が完了することもありました。実際のレンダリングも高速です。GTXシリーズ搭載のノートよりもかなり有利です。

また、内容によって、レンダリングにおけるCPUとGPUの負荷の割合が変わりますが、DAIV 5Nはどちらも高めのスペックなので、Blenderを使用するのに適していると思います。

OptiXで実行したベンチマークの結果を他のPCのベンチマークの結果と比較したのが下のグラフです。 トップ16%程度のランキングとなっており、数多くあるパソコンの中でも、Blenderを快適に使用できる部類のPCだと思います。

OptiXでの実行したときのランキング

 

SPECviewperf(各種3DCGソフト)

SPECviewperfのベンチマークスコアも計測しました。筆者はほとんど使ったことがありませんが、以下のような3D CGソフトをご使用の方は参考にしていただければと思います。

SPECviewperf 13
SPECviewperf 2020

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

色域は比較的広く、筆者のようにWeb掲載用のデジタル画像を加工する場合に最適です。ただ、印刷までするようなフォトグラファーには色域不足だと思います(Adobe RGB 100%くらいあるといいです)。

また、動画編集をする場合、YouTube用の動画編集用途なら十分に使える色域だと思います。ただ、用途にもよりますがプロの映像クリエイターが使う場合は色域不足かもしれません(DCI-P3 100%くらいあったほうがいいです)。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では319cd/m2とやや高めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は、当サイトの計測ではsRGBカバー率は99.4%、sRGB比は104.1%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや中間部が暗めになっているものの、どの色も比較的揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)がないかを確認してみたところ、輝度25%以下にすると、フリッカーが発生していました。ただし、低めの輝度にしなければフリッカーは発生しませんし、約26kHzと高周波なので、それほど害は無いと思います。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

仕様では、キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmとなっています。キーピッチは十分あります。キーとキーのすき間が狭いので、キートップの面積を狭くして、キーとキーのすき間を広げても良かったかなと思います。

テンキーは3列しかないため、「+」や「-」などの位置が通常と異なり、見ないで打つためには練習が必要です。

タッチパッドの操作性は普通です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載されています。


キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには高い性能のCore i7-10870Hを搭載しています。エンターテイメントモードとパフォーマンスモードでは、ほとんどスコアは変わりませんでした。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-10870H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10870H 10578 [パフォーマンス]
10483 [エンターテイメント]
Core i7-10875H 10369
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1185G7 1517
Core i7-1165G7 1447
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1275
Ryzen 7 4700U 1214
Core i7-10870H 1212 [パフォーマンス]
1207 [エンターテイメント]
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスはGeForce RTX 2060を搭載しています。こちらはパフォーマンスモードの方がスコアがやや高かったです。また、他のRTX 2060搭載ノートPCよりも高スコアです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 2080Ti
12388
デスクトップ用
RTX 2080 SUPER
10674
デスクトップ用
RTX 2070 SUPER
9583
RTX 2080 9456
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
RTX 2080
SUPER Max-Q
7302
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 2060 6471 [パフォーマンス]
6118 [エンターテイメント]
6004
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
Radeon RX 5500M 4342
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPUクロックを確認すると、一般的なノートPC用GeForce RTX 2060よりも高い数値になっていました。

本製品のグラフィックカードのスペック
別のPCのグラフィックカードのスペック例

 

ストレージ

ストレージには、NVMe SSDを搭載しており高速です。デフォルトの512GB NVMe SSDだとやや速度が遅いですが、最大3,500MB/sのSSDへ変更することも可能です。さらに、2枚搭載して、合計2TBまで容量を増やすことが出来ます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2481
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです

 

SDカードスロット

SDカードスロットの速度は普通です。カード挿入後の出っ張りがあるのは残念です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.77kg」と記載されています。当サイトの計測値は下表の通りです。

ACアダプターは、230Wに強化している分、843gとやや重いです。しかし、薄型なので、カバンに入れやすいとは思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.764kg
ACアダプター 843g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は62.32Whです。やや多めの容量です。

バッテリー

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているので、それほど長くは駆動できません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約5.5時間
(2) 動画再生時 4時間50分
(3) PCMark 8 Work テスト 3時間50分
(4) PCMark 10 Battery (Gaming)
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。ここではエンコード時の温度のみ計測しています。

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。

「エンターテイメント」モードと「パフォーマンス」モードでは、どちらもほぼ同じ温度で推移しています。どちらも90度台で推移しており、高めの温度です。

エンコード時のCPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

「エンターテイメント」のモードの場合、低負荷時は普通の動作音です。高負荷時はややうるさいです。「パフォーマンス」モードの場合はかなり高い騒音値になります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Adobe Premiere Proで、4K動画にエフェクトをいくつかかけてプレビューした時
左から3番目:Adobe Premiere Proの書き出し時
左から4番目:Adobe Premiere Proの書き出し時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

負荷をかけるとキーボード中央付近がやや熱くなります。また、右パームレストがやや暖かく感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。処理を流して約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能パーツを搭載しているため、一般的なノートPCより消費電力は高いです。「パフォーマンス」モードにすると、約200Wの消費電力になっています。このスペックのPCによく搭載される180WのACアダプターでは容量足りていません。230WのACアダプターにしている効果が出ていると思います。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

DAIV 5Nの外観のチェックです。

スリムなボディで、左右と上側のベゼルが細いのが特徴です。どこで使っても恥ずかしくない外観でしょう。


 

天板には「DAIV」のロゴが印字されています。

 

Webカメラは、PC本体の下側にあります。Web会議などを行うと、下からのアングルで顔が相手に映ってしまいます。

 

ボディはスリムです。

 

インターフェースは次の通りです。クリエイター向けノートPCであるため、microSDカードスロットではなくフルサイズのSDカードが使えたら良かったです。Type-Cポートは、Thunderbolt 3および映像出力に対応していますが、PowerDeliveryには対応していません。また、10/100/1000BASE-T対応の有線LANポートも搭載しています。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

スピーカーは背面の斜めになっているところにあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。

 

底面カバーは、爪の引っ掛かりがほとんどないので外しやすいです。

2つのファンでCPUとGPUを冷却し、背面と側面の合計4方向から排気をしています。

 

メモリは2スロットです。

 

M.2スロットは2つあります。

 

試しに、空いているスロットに、サムスン 970 EVOのNVMe M.2 SSDを増設してみましたが、問題なく認識されました。

 

ACアダプターは大きいですが、薄型です。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。230Wです。

 

まとめ

以上が、DAIV 5Nのレビューです。

約1.77kgの軽いボディに、高性能CPU&GeForce RTXシリーズの高性能グラフィックスを搭載している点が本製品の特徴です。軽い質量と高い性能を活かし、現場や出張先などで、動画編集、3DCG制作などをするような方におすすめです。

メモリは最大64GB、ストレージは最大2TB SSDとなっており、どちらも十分な容量ではないかと思います。ストレージに関してはM.2スロットが2つあり、スキルがあれば自分で増設することも可能です(換装は自己責任でお願いします)。

230W電源を搭載し、CPUおよびグラフィックス関連のベンチマークスコアが高いのも特徴です。各種クリエイター向けソフトの最終書き出しが早く終わります。

カードスロットが、フルサイズのSDカードスロットではなく、microSDカード用のスロットである点はやや残念です。

 

RTX 2060搭載の軽量クリエイターノート

マウス DAIV 5N

特徴

  • Core i7-10870Hの高性能CPU搭載
  • GeForce RTX 2060でRTX対応ソフトも快適動作
  • 約1.77kgと軽くて、持ち運びに便利

こんなあなたに

  • 外出先でクリエイティブ作業をしたい方
公式サイトはこちら

 

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