マウス mouse B5-R5(2020年、Ryzen 4000モデル)の実機レビュー

更新日:2020年12月21日

後継機種が発売されました。

後継機種のレビューはこちらをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓

mouse B5-R5(2021年モデル)の実機レビュー

CPU Ryzen 5 4500U
メモリ 最大64GB
ストレージ 最大2TB M.2 SSD
2ndストレージ SSD / HDD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 広視野角 非光沢
質量 約1.62kg
バッテリー 約8.5時間
価格[税込] 8万円台~
LTEに対応したコスパの高いノートPC

mouse B5-R5は、Ryzen 5、8GBメモリ、SSDの構成で79,800円(税別)から購入できるコスパの高いノートパソコンです。

大容量メモリや、大容量SSDを搭載することが可能で、しかも追加料金が安いです。M.2 SSDの他に、2.5インチハードディスクを搭載することも出来ます。

LTEモジュールを追加できるのも特徴で、格安SIMなどと契約すれば、月々1,000円程度でインターネットに接続することが可能です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 4500U、8GBメモリ、256GB SSD

 

目次

お忙しい方は、「mouse B5-R5の特徴」のみお読みください。

 

このページをご覧の方だけに

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mouse B5-R5の特徴

高いコストパフォーマンス

mouse B5-R5は、Ryzen 5 4500U、8GBメモリ、256GB SSD、FHD液晶という構成で、税別79,800円という比較的コスパの高いノートパソコンです。国内メーカーのパソコンが、この価格で買えるというのは安いと思います。

ちなみに、mouseブランドには「mouse F5シリーズ」という安くて人気のパソコンがありますが、この製品とは液晶の見やすさが違います。mouse B5-R5のほうが視野角が良く見やすいです。少しでも見やすい液晶が良ければ、本製品のほうがおすすめです。

高いコストパフォーマンス

 

大容量メモリ・SSDを搭載でき、しかも安い

本製品は高いコストパフォーマンスではありますが、デルやHP、レノボなどのメーカーには、もっとコスパの高いRyzen 4000シリーズ搭載のノートPCがあります。ただし、これらのPCは、メモリが8GBまでしか搭載出来なかったり、大容量SSDを搭載すると、価格が急に上がったりする製品も多いです。

一方、本製品は、最大64GBメモリ、2TB M.2 SSDを搭載することが可能で、しかも追加料金が安いです。

高めのコストパフォーマンス

 

ダブルストレージ構成が可能

mouse B5-R5は、M.2 SSDの他に、2.5インチストレージを追加することも可能です。OS領域とデータ領域を分けたりできるので便利です。2.5インチストレージには、HDDの他、1TB SSDを選択することも可能です。

M.2 SSDの他に2.5インチスロットもあり

 

LTEモジュールが追加できる

mouse B5-R5は、オプションとしてLTEモジュールを追加することができます。本製品に、SIMカードを挿すだけでインターネットに接続することができます。格安SIM(MVNO)なら、月々1,000円程度で契約できます。

外出先でインターネットに接続する用途でももちろん使えますが、本製品のボディサイズを考えると自宅内で使う用途に適していると思います。自宅に光回線などの固定回線を引いていない方に最適です。実家で固定回線を契約していない方、一人暮らしの大学生、単身赴任のサラリーマンなどにピッタリではないかと思います。

SIMサイズは標準SIMです。標準SIMを持っていないので、アダプターを付けて挿入してみましたが、引っかかることなる着脱できました。

LTE対応

 

ドコモ回線のOCNモバイルONE、au回線のUQ mobileを試したところ、問題なく使えていましたが、楽天モバイルは残念ながら使うことが出来ませんでした。ちなみに、本製品と似たような安価でLTE対応のノートパソコンである「HP Pavilion x360 14-dw0000」であれば、楽天モバイルが使用できました。

LTEモジュールは、Telit LN940が搭載されていました。

搭載されていたLTEモジュール

 

15.6型ノートPCとしては軽い

mouse B5-R5は、質量が約1.62kgと、15.6型のノートPCとしては比較的軽いです。もちろん、持ち運びするために設計されたモバイルノートPCよりは重いですが、歩く時間が少なければ、持ち運ぶ用途に使ってもいいと思います。また、自宅内の部屋を移動するときなどにも便利です。

15.6型ノートPCとしては軽い

 

残念なところ

mouse B5-R5は天板と底面にアルミを素材を採用しており良い質感ですが、やや薄い水色になっており、好みが分かれるカラーかなと思います。個人的には、普通のシルバーのカラーのほうが良かったかなと思います。

また、Thunderboltに対応していない点、液晶色域がやや狭い点も少し残念かなと思います。キーボードもやや安っぽいです。

薄い水色のカラー

 

ディスプレイのチェック

mouse B5-R5のディスプレイのチェックです。パネルは、「LG Display LP156WFC-SPD1」でした。

色域(色の表現できる範囲)は狭いですが、視野角は広く、一般的なユーザーにはちょうどいい品質ではないかと思います。写真編集などをしたいと思っている方は、もっと色域の広い液晶がいいと思います。最大輝度は、当サイトの計測では263cd/m2とやや低めもしくは普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は 60.9%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、レッド、グリーン、ブルーのいずれの色も直線的で揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、周囲の物の映り込みを気にせず作業できます。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)は検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

mouse B5-R5のキーボードのチェックです。

見た目がやや安っぽく、タイピングをすると底付きの衝撃をやや感じるところが気になりますが、配列は普通で、普通に使えるとは思います。キーボードバックライトは搭載されていません。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18.5mm、キーストロークは約1.7mmです。

テンキーは3列なので、通常とは「+」や「ー」などの配置が異なります。テンキーをブラインドタッチできる人は戸惑うと思います。

タッチパッドの操作性は普通です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

mouse B5-R5のパフォーマンスのチェックです。

CPU

Ryzen 5 4500Uを搭載しており、高いパフォーマンスです。特に他のノートPCで計測したときよりも、ベンチマークスコアが高く、Ryzen 7 4700Uに迫る数値でした。

また、兄弟機種のmouse B5-i7よりも、マルチコアのスコアが40%以上高く、シングルコアのスコアも高かったです。価格はmouse B5-R5のほうが安いので、本製品のほうがコスパが高くおすすめです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 4500U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10875H 10369
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Ryzen 5 4500U 6452 [パフォーマンス]
5661 [エンターテイメント]
4764
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3949 [mouse B5-i7]
Core i3-1115G4 2454
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1165G7 1447
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i3-1115G4 1265
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 4700U 1214
Ryzen 5 4500U 1171 [エンターテイメント]
1168 [パフォーマンス]
1142
Core i7-1065G7 1134 [mouse B5-i7]
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスのスコアはご覧の通りです。Ryzen 5 4500Uにしては、ややスコアが伸びなかったです。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 5 4500U

 

ストレージ

ストレージは、デフォルトではSATA SSDですが、最大3,500MB/sのPCIe-NVMe SSDを選ぶこともできます。また、2ndストレージとして、HDDやSATA SSDを追加することも可能です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB SATA SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
SATA-AHCI SSD 557
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

micro SDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートのテスト結果は次の通りです。Thunderboltには対応していません。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4Kで表示は出来ていますが、リフレッシュレートが約30Hzになっていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

mouse B5-R5の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.62kg」とあり、15インチクラスのノートPCとしては比較的軽いです。当サイトの計測値は下表の通りです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.603kg
ACアダプター+電源ケーブル 310g

 

バッテリー駆動時間のチェック

mouse B5-R5のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は約36Whでした。少なめの容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りで、やや短いです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約 8.5時間
(2) PCMark 10 Modern Office 7時間43分
(3) 動画再生時 6時間31分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

mouse B5-R5の動作音(静音性)のチェック結果です。ここではエンターテイメントモードで計測した結果を掲載します。

普通の動作音です。低負荷時は静かです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンターテイメントモードは問題ない温度です。パフォーマンスモードもやや温度は上がりますが、問題ない範囲かと思います。

CPUの温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

やや低めの温度です。パームレスト部分の温度には、ほとんど変化がないので、作業中でも不快に感じることはありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けのプロセッサーを搭載しているので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

mouse B5-R5の外観のチェックです。

ボディは薄い水色になっています。

 

天板にはアルミニウムを採用しており、ヘアライン加工が施されています。

 

スピーカーは底面の左右の端にあります。スピーカーの音質はそれほど良くはなく、ノートPC基準で、10点満点で採点すると3~4点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

Webカメラの画質数は1280x720で、Web会議くらいになら使える画質です。

 

薄いボディです。

 

有線LANが搭載しているのは嬉しいです。なお有線LANは1000BASE-T対応、無線LANはWi-Fi 6対応です。

 

ヒンジは約180℃回転します。

 

底面もアルミニウム素材です。

 

底面カバーを外したときの画像です。爪の引っ掛かりがあまりないので開けやすいです。

 

メモリスロットは2つです。

 

M.2 SSDです。

 

2.5インチベイもあります。今回、2.5インチストレージは搭載していませんが、コネクタやケーブルも付属しているので、自分で増設が可能です。実際に2.5インチSATA SSDを搭載してみましたが、問題なく認識されました。ただし、増設は自己責任でお願いします。

 

ACアダプターは65Wで、サイズはやや小さめです。ただし、電源ケーブルが太いです。

 

まとめ

以上がmouse B5-R5のレビューです。

Ryzen 5 4500U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で、税別79,800円からとコスパの高いノートPCです。さらに、大容量メモリ、大容量ストレージが搭載でき追加料金も安いです。2ndストレージの搭載も可能です。

また、LTEモジュールを追加できるのも特徴です。自宅に光回線などを引いていない方でも、手軽に格安でインターネットに接続できるようになります。

天板および底面はアルミニウムを採用しており見た目は悪くありませんが、薄い水色のカラーは好みが分かれるところだと思います。キーボードも高級そうには感じません。液晶の見やすさは普通ですが、色域が広くないので、写真編集などにはあまり適しません。

 

LTEに対応したコスパの高いノートPC

mouse B5-R5

特徴

  • Ryzen 5を搭載し7万円台(税別)と高コスパ
  • LTEモジュールを追加可能
  • M.2 SSD + HDDの構成も可能

こんなあなたに

  • 一般的なユーザー全般
  • 自宅にネット回線を引いていない方
公式サイトはこちら

 

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