NEC LAVIE Direct NM(Note Mobile)の実機レビュー

更新日:2018年3月5日

学生向けのエントリーモバイルPC

LAVIE Direct NM(12.5型)は、学生の声を取り入れた、学生向けのモバイルノートパソコンです。

サイズがコンパクトで、質量も1kgを切る軽さで、持ち運びしやすく、講義室や図書館、カフェなどで作業をしやすいでしょう。

価格も抑えられており、学生でも購入しやすいです。

NEC Directで購入すれば、最大5年保証に加入することができ、万が一の故障にも安心です。

ファンレスで動作音がほとんど聞こえないため、静かな図書館などで作業をしても、周りの迷惑にならないでしょう。

CPU性能は低めなため、これ1台で何でも出来るというわけではありませんが、Web閲覧、レポート作成(Word、Excel、PowerPointなど)などであれば、問題なくこなせるでしょう。

なお、NECのパソコンは、夜9時以降に購入するとクーポンの割引率が高くなります。

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CPU Celeron 3965Y
Core m3-7Y30
Core i5-7Y54
Core i7-7Y75
メモリ 4 / 8GB
ストレージ SATA / PCIe SSD
液晶サイズ 12.5型ワイド
液晶種類 FHD IPS 非光沢
質量 約924~925g
バッテリー 約11.5~11.8時間
価格 約60,000円~
※クーポン適用時

 

 

レビュー機は、1台が当サイトの購入品、1台がメーカー貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • Celeron 3965Y、4GBメモリ、128GB SSD
  • Core i7-7Y75、8GBメモリ、512GB SSD NEW!

 

なお、主に店頭で販売しているカタログモデルはLAVIE Note Mobile、Web直販サイトでのみ販売しているカスタマイズモデルはLAVIE Direct NMという製品名で販売されています。

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

LAVIE Direct NM(12.5型)の特徴

LAVIE Direct NM(12.5型)は、「学生の声」を調査し、日本の大学生向けに開発されたモバイルノートです。「モバイル性」、「デザイン」、「安心と使いやすさ」にこだわった製品となっているそうです。

コンパクトで、小さめのカバンにも入る&小さめのテーブルにも置きやすい

モバイルノートは13.3型液晶を搭載した製品が多いですが、LAVIE Direct NM(12.5型)は、それより一回り小さい12.5型液晶を搭載したコンパクトなノートPCです。小さめのカバンなどにも入れやすいですし、講義室や図書館など、デスクスペースがあまりとられない場所でも、扱いやすくなっています。また、ポート類が背面に集中しているため、USBメモリなどを接続しても、PCの両側にノートや教科書などを置きやすいです。ただし、背面にあるため、USB機器を背面に接続するときは、ディスプレイを少し閉じなければならないため、面倒です。


小さめのカバンにも入りやすい


B5ノートよりはやや大きい


ポートは背面に集中。両側にノートなどを置きやすい

 

LAVIE Direct NM(12.5型)は、狭額ベゼル液晶を採用しており、ボディはよりコンパクトになっています。

同じ液晶サイズのYOGA 720とサイズを比較してみましたが、YOGA 720も左右のベゼルが狭くなっているにも関わらず、LAVIE Direct NM(12.5型)のほうが小さくなっています。


狭額縁液晶を搭載し、ボディがコンパクト


同じ液晶サイズのYOGA 720との比較

質量はわずか約924g

LAVIE Direct NM(12.5型)は、質量も軽く、わずか約924g(構成によっては925g)しかありません。非常に持ち運びやすくなっています。モバイルノートパソコンはたくさん発売されていますが、1kgを切るような製品はごくわずかです。


軽量で女性でも持ち運びやすい

ファンレスで静か。その代わりCPU性能は低め

LAVIE Direct NM(12.5型)はファンレスとなっており、非常に静かです。図書館など、周りに人がいて静かな場所でも周りに迷惑をかけることがないでしょう。ただ、タイピング音と、タッチパッドのクリック音は普通です。そこまで静かではありません。


ファンレスで静か

 

ファンレスである代わりに、CPU性能は、最新PCとしては低めです。Web閲覧、動画再生、レポート作成(Word、Excel、PowerPointなどの使用)であれば問題ありませんが、動画編集・画像編集などのクリエイティブな作業には向いていません。動画を撮影してそれを編集してYouTubeへアップロードするような用途には不向きです。

 

さらに、Core i7-7Y75でエンコード処理を行ってみたところ、他のCore i7-7Y75搭載PCよりも、約2倍、時間がかかりました。ファンレスの影響で、Core i7-7Y75本来の処理速度が出ていません。

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
LAVIE Direct NM 他社モバイルPC
2時間18分59秒 1時間6分56秒

 

エンコード中のCPUクロックを確認したところ、8分後くらいから急激にクロックが落ち、しばらくすると元に戻るというのを繰りかえしています。時間が経つと、クロックが落ちている時間がさらに長くなっています。

このPCでエンコードやレンダリングのような長時間かかる処理をする方はあまりいないと思いますが、こういった処理には不向きであるためご注意下さい。第8世代のCore i5-8250Uのような性能は出ないためご注意下さい。


エンコード中のCPUクロック(途中の時間まで計測)

 

最大5年保証で、在学中はずっと安心

NEC Directで購入すると、3年、4年、5年の延長保証を追加することが可能です。コンシューマー向けPCで、5年保証に入れるのは割と珍しいです。5年保証に入れば、入学の数か月前に購入しても、4年制大学を卒業するまでずっと保証対象です。


最大5年保証

 

カラーバリエーションは豊富だが、ボディはプラスチック感がある

LAVIE Direct NM(12.5型)のカラーバリエーションは、「メタリックピンク」、「パールブラック」、「パールホワイト」の3色と多めです。特にメタリックピンクは女性に合います。

ただし、アルミやカーボンなどの高級素材を使っているわけではないため、プラスチック感を感じ、ややチープな印象を受けます。


3つのカラーバリエーション


ややチープ感がある

 

クーポンを使えば6万円台で購入可能

クーポンを使用すれば、6万円台(税込)で購入することができ、国内メーカー製PCとしては非常に安価だと思います。6万円台で、ここまで軽量、長時間駆動のモバイルPCはなかなかありません。

ただし、6万円台で購入できるのは、Windows 10 S のOSを搭載したときのみです。「Windows 10 S」とは、WindowsストアアプリしかインストールできないOSで、主に教育現場での利用が想定されていますが、一般ユーザーにとっては、Widowsストアアプリしかインストールできないのは不便です。個人で購入するなら、Windows 10 HomeまたはProがおすすめです。

Windows 10 HomeまたはProでも、Celeron 3965Yを搭載したモデルなら8万円台で購入でき、まだ価格のアドバンテージはあると思います。

しかし、Core i7-7Y75やCore i5-7Y54を選択すると10万円を超えてきます。10万円を超えてくると、他社の高級モバイルノートと価格差があまりなくなり、性能面やキーボードの打ちやすさなどを考慮すると、LAVIE Direct NM(12.5型)じゃなくてもいいかなとも思います。

小さいキーが多い

LAVIE Direct NM(12.5型)は、旧モデル(11.6型)よりもボディサイズが大きくなりました。しかし、キーボードサイズは変わっていません。Enter周りのキーや、ファンクションキーが小さく、ブラインドタッチで押しにくいです。キーボードのサイズも大きくして欲しかったです。


Enter周りのキーは小さい

 

旧モデル(11.6型)との比較

上で、旧モデルとキーボードは変わらないと記載しましたが、仕様についてはどのように変化したかを下表に掲載します。

個人的に、新モデルになって最も良かったのは、液晶が光沢から非光沢になったことです。画面への映り込みが減ったので、作業しやすくなったと思います。

CPUについては、最も低いスペックのCPUがPentium 4410YからCeleron 3965Yへ変わり、Core i7-7Y75が追加されました。

液晶サイズについては新モデルのほうが大きくなりましたが、その分、やや重く、バッテリー駆動時間は短く、ボディサイズも大きくなっています。ただし、ボディサイズが大きくなったおかげで、パームレストから手がはみ出なく(にくく)なりました。

新モデルより旧モデルのほうが優れた部分もあるため、旧モデルの在庫があれば、そちらを購入するのもいいと思います。

新旧モデルの比較
  新モデル
LAVIE Direct NM
12.5型
旧モデル
LAVIE Direct NM
11.6型
CPU Celeron 3965Y
Core m3-7Y30
Core i5-7Y54
Core i7-7Y75
Pentium 4410Y
Core m3-7Y30
Core i5-7Y54
メモリ 4GB / 8GB 4GB / 8GB
液晶サイズ 12.5型 11.6型
液晶種類 FHD IPS 非光沢 FHD IPS 光沢
ストレージ SATA /PCIe SSD SATA SSD
外形寸法 289x197.5x17.0mm 270x178x18.5mm
質量 約924~925g 約904g
バッテリー容量 約33Wh 約40Wh
バッテリー駆動時間 約11.5~11.8時間 約12~13.5時間

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPS液晶であるため、視野角は非常に良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや寒色系の画面になっていますが、ほとんど気にはならないでしょう。


 

色域はやや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきはありません。


画素の拡大図

 

非光沢液晶であるため、画面の映り込みは低減されています。

画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

当サイトの計測では、キーピッチは縦:17mm、横:19mmです。ただし、Enterの左横の一部のキーはやや狭くなっています。ボディサイズが従来モデルよりも大きくなっているので、ここのキーピッチも広げて欲しかったです。

ファンクションキーも小さいです。キーストロークは実測で約1.5mmと、モバイルノートPCとしては普通です。

キー配列としては、「半角/全角」キーが端になく、非常に小さい点が気になります。また、右の「Ctrl」キーがありません。「Fn」キーも左側ではなく右側にあります。

パームレストは、従来モデルよりも広くなったので、手の平がはみ出なくなりました。


キーボード全体図


キーの拡大図

 

タッチパッドの使いやすさは普通です。クリックボタンの押しやすさも普通ですが、クリック音はやや大きいです。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

LAVIE Direct NM(12.5型)のパフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品で選択できるCPUは下図の通りです(色が付いているCPUのみ)。最近のモバイルノートPCは、第8世代Coreプロセッサー(Core i5-8250UやCore i7-8550U)を搭載した製品が多くなり、これらのCPUと比べると、ベンチマークスコアは半分以下です。特にCeleron 3965Yの性能は低いため、あまり高い負荷の作業はできません。

これ1台で、画像編集や動画編集などクリエイティブな作業もしようと考えている方は、どのCPUを選んでも性能不足でしょう。Web閲覧、レポート作成(MS Officeの使用)程度なら、問題ないと思います。

なお、Core m3-7Y30はカタログモデル(Note Moblie)でのみ選択可能で、Core i7-7Y75はカスタマイズモデルでのみ選択可能です。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、SATA SSDまたはPCIe-NVMe SSDを選択可能で、高速です。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

LAVIE Direct NMで計測したベンチマーク

以下、本機で計測したベンチマークスコアです。

ファンレスであるため、他のPCで計測したベンチマークスコアより低くなっています。負荷のかかる処理を実行するのには向いていない製品です。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Celeron 3965Y


Core i7-7Y75
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Celeron 3965Y


Core i7-7Y75
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Celeron 3965Y、インテル HD グラフィックス 615


Core i7-7Y75、インテル UHD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Celeron 3965Y Core i7-7Y75
x265でエンコード (※1) 2時間49分06秒 2時間18分59秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 13分54秒 10分05秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

128GB SATA SSD(SAMSUNG MZNLN128HAHQ-000L1)


512GB PCIe SSD(SAMSUNG MZVLW512HMJP-000L7)

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカードスロットを挿入可能で、挿入後の出っ張りもそれほどありません。ただし、スロットは背面にあり、挿入したり、取り出したりしにくいです。頻繁に抜き差しする方は、面倒に感じるでしょう。


SDカードスロット挿入後の画像

 

速度は普通です。なお、UHS-Ⅱには対応していません(速度が逆に遅くなります)


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

質量のチェック

LAVIE Direct NMの質量は下表の通りです。

メーカー仕様値では、約924g~925gとなっています。

レビューで使用しているPCは、メモリ1枚で、当サイトによる計測値は906gでした。モバイルノートパソコンの中でも軽量です。

ACアダプターは215gでこちらも比較的軽量です。

質量(当サイトによる計測値)
  質量
PC本体 906g
ACアダプター 215g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本製品のバッテリー容量は33Whでした。


バッテリー容量は33Wh

メーカーが公表しているバッテリー駆動時間は、約11.5~11.8時間(JEITA2.0)です。

当サイトによるバッテリー駆動時間は次の通りです。

Celeron 3965Yの場合、消費電力が小さいCPUであることもあり、他のモバイルPCと比べて、長めの駆動時間です。

Core i7-7Y75の場合、他のモバイルPCと"同等程度~やや長め"の駆動時間だと思います。

バッテリー駆動時間
  Celeron 3965Y Core i7-7Y75
PCMark 8 Home テスト ※1 6時間16分 5時間41分
PCMark 8 Work テスト ※2 7時間02分 5時間46分
動画再生時 ※3 7時間42分 7時間46分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。なお、今回は、Celeron 3965Y搭載モデルで計測しています。

静音性のチェック

LAVIE Direct NMの動作音(静音性)のチェック結果です。

ファンレスであるため、ほぼ無音です。

なお、HWMonitorとタスクマネージャーのソフトを起動している影響で、アイドル時でも約5%までCPU使用率が上がっています。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

LAVIE Direct NMの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は低めです。


表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

キーボード面は特に問題ありません。裏面は高い負荷をかけると熱くなります。低負荷時は問題ないでしょう。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低い消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

パールブラック

まずは、パールブラックのカラーです。全体的にツヤ消し素材で、実用的です。

ただし、高級な素材を使っているわけではなく、プラスチック感があり、値段相応の外観です。

 

天板です。

 

LAVIE Direct NM(12.5型)は、1W+1Wのステレオスピーカーが、底面に搭載されています。スピーカーの音質は普通です。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で5点です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

LAVIE Direct NM(12.5型)のインターフェイスは、背面に集中しています。上述したように、USB機器を接続した状態でも、PCの両サイドにノートや教科書を置けますが、USB機器の抜き差しはしにくいです。

 

底面です。底面中央にゴム足が追加され、タイピング時のたわみを防いでいます。

底面カバーを外すときは、下のオレンジ色の枠の部分のゴム足をはがし、その下にあるネジを取る必要があります。

 

底面カバーを取り外したときの画像です。メモリはオンボードですので、換装や増設はできません。

 

M.2 SSDは換装出来そうです。

メタリックピンク

次は、メタリックピンクの画像です。

名前の通り、濃いピンクではなく、ややメタリック感のあるシルバーが混ざったような色になっています。女性に合うデザインです。

 

天板です。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

底面の画像です。

まとめ

以上が、NEC LAVIE Direct(12.5型)のレビューです。

学生の声を取り入れ開発されたモバイルノートパソコンとなっており、軽量かつコンパクトで、講義室、図書館、カフェなど外出先での使用に適しています。学生が購入しやすいように価格も安く抑えられています。また、最大5年の保証に加入することが可能です。

従来モデル(11.6型)に比べて、サイズは大きくなったものの、画面が大きくなり、パームレストも広くなり作業はしやすくなったと思います。

ただし、サイズが大きくなったのに、キーボードが改善されなかったのは残念です。Enterキーの隣の一部のキーが小さく、ブラインドタッチで打ちにくいです。横幅に余裕があるので、小さいキーをもう少し大きくして欲しかったです。

ファンレスで動作音が静かなのはメリットですが、その分、CPUは発熱の小さい低性能なものを搭載しており、さらにファンレスの影響でベンチマークスコアなども低めです。最新の第8世代インテルCoreプロセッサーと比べると、かなり性能が落ちます。動画編集・画像編集などの用途には不向きなので、新生活のために初めてPCを買う方は、これ1台でなんでも出来るとは考えない方がいいです。

Celeron 3965Yを搭載したモデルは安価で、他の製品にはない特長となりますが、Core i7-7Y75やCore i5-7Y54を搭載すると10万円を超え、他社のideapad 720SXPS 13といった高性能CPUを搭載したライバル製品と価格が変わらず、競合が増えてきます。

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
NECダイレクト(LAVIE Direct NM)

 

 

 

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