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セキュリティソフトの選び方

セキュリティソフトの選び方

更新日:2017年5月20日

セキュリティソフトの選び方のポイントは、ざっくり分けると次の4つです。


ポイント1:ウイルス対策性能

1つ目のポイントは、セキュリティソフトのメインの機能であるウイルス対策性能です。最近のセキュリティソフトは、古くからあるウイルス定義ファイルによるチェックの他に、ヒューリスティック、レピュテーション、エクスプロイトブロック、マシーンラーニングなど様々な機能によって、多段のチェックで危険から保護します。いずれかの機能に優れているかではなく、全体としてどれだけ脅威をブロックできるかをチェックする必要があります。各セキュリティソフトの性能については、第三者機関による評価を掲載した下のリンク先をご覧ください。最近では、それほど大きな差はなくなっていますが、カスペルスキーや、ノートン、ZERO スーパーセキュリティ(Bitdefender)の評価が割と高いです。
詳細:セキュリティソフトのウイルス/スパイウェア対策性能の比較

あとは、用途によってセキュリティソフトを使い分けてもいいと思います。Webサイト閲覧をほとんどせず、Officeばかり使っているような方は、ZERO ウイルスセキュリティや無料のセキュリティソフトでも良いでしょう。逆に、面白そうなWeb記事を運営元を気にせず次々に閲覧するような方は、性能の高いソフトが良いと思います。

ポイント2:動作の軽さ

2つ目のポイントは、セキュリティソフトの動作の軽さです。4,5年前の古いパソコンに、セキュリティソフトを入れると、フリーズしたかのように動作が重くなることがあります。そういった場合は軽いセキュリティソフトを選びましょう。ESETは動作が軽くて有名です。
詳細:セキュリティソフトの動作の軽さの比較

SSD、Core i プロセッサーを搭載した"最新"のパソコンであれば、どのセキュリティソフトをインストールしても、体感ではそれほど変わりません。こういった場合は、動作の軽さは気にせず、性能や価格でセキュリティソフトを選んでも良いと思います。

ポイント3:流行りの脅威への対応の速さ

ウイルスには流行りがあり、以前ならWebサイトを閲覧しただけで感染するドライブバイダウンロード、少し前ならネットバンキングから不正送金するウイルス、最近ならファイルを暗号化し身代金を要求するランサムウェアが流行っています。今後はIoTを狙うウイルスが流行ると言われています。

このような流行りの脅威に対して、対応が早いセキュリティソフトが好ましいです。カスペルスキー、シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィー、ESETなど有名どころは対応が速いですが、個人的にはカスペルスキーの対応が早い気がします。

ポイント4:価格とインストール台数

4つ目のポイントはやはり価格です。昔はウイルス対策性能や動作の軽さにに大きな差がありましたが、最近はそこまで大きな差はなくなっているため、価格で選ぶ人も多いです。当サイトの売れ筋をみると、価格が安いものがよく売れている傾向にあります。

価格だけでなくインストール台数も重要です。家庭でも、パソコン、スマートフォンなど複数台のデバイスを持っているのはあたり前の時代です。最近のセキュリティソフトは3台までインストールできる製品が主流ですが、ESETは5台までインストールできるライセンスがありますし、マカフィーやカスペルスキーは台数無制限でインストールできるライセンスがあります。

スマートフォンやタブレットへもセキュリティソフトをインストールする場合は、iOSやAndroid OSに対応しているかも確認しておくと良いです。

また、初期購入価格(最初に購入するときの価格)だけでなく、年度更新価格も重要です。初期購入価格は少し高くても、年度更新価格が安いソフトは、長い目でみるとお得になります。また、ZERO スーパーセキュリティやZERO ウイルスセキュリティは、インストールしたPCにおいては更新料が0円とお得です。
詳細:セキュリティソフトの価格の比較

セキュリティソフトの比較表

以上を踏まえた上で、以下のセキュリティソフトの比較表をご覧になり、あなたにピッタリのセキュリティソフトをお選び下さい。

Windows、Android、Mac対応セキュリティソフトの比較