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おすすめSIMフリー/5G/LTE対応ノートパソコン

ここでは、SIMフリー/LTE/5Gに対応したモバイルノートパソコンの比較をします。モバイルWi-Fiルーターなどを使用しなくてもデータ通信が出来るため便利です。格安SIMを使えば、通信量は1ヵ月3GBであれば1,000円程で済みます。外出先で、パソコンでインターネットをしたい方には非常におすすめです。
最近は、5G対応モデルもかなり増えてきました。総務省の発表では、2023年度末時点で全国の5Gネットワークの人口カバー率が98.1%となっており、5Gで通信を行える場所も増えています。できるだけ高速通信を行いたいなら、5G対応のPCがおすすめです。通信速度は遅くても構わない方や、予算を抑えたい場合は、LTEのみに対応したPCを選ぶといいでしょう。なお、5G対応PCは、もちろんLTEでも通信可能です。
目次
おすすめのLTE/5G対応ノートPC
LTE/5Gに対応しているおすすめのモバイルノートパソコンを紹介します。

CPU | Core Ultra 7 258V Core Ultra 5 228V |
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メモリ | 32GB (オンボード) |
ストレージ | 512GB / 1TB |
画面サイズ | 14型 16:10 |
画面種類 | 1920x1200 非光沢 HP SureView Reflectあり |
質量 | 約1.19kg~ |
バッテリー | 58Wh / 68Wh |
価格 | 24万円台~ |
インテル Core Ultra 200Vを搭載していることで、バッテリー駆動時間の長いPCです。
また、法人限定で、なんと、5年間無制限でデータ通信を利用することができます。
プライバシースクリーン対応ディスプレイを搭載したモデルもあり、この場合、横からの覗き見を防止することができます。セキュリティにも気を付ける方には、いいでしょう。ただし、正面からでもやや見にくくなるため、通常の方は、普通の液晶を選びましょう。

CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
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メモリ | 16GB ~ 64GB |
ストレージ | 約256GB ~ 2TB SSD |
画面サイズ | 14.0型 16:10 |
画面種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約928g |
バッテリー | 64Wh |
価格 | 18万円台~ |
バランスのいい5G対応モバイルノートPCです。
64Whの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間が長めで、質量も「約868g~」しかありません。
さらに、打ちやすいキーボードを搭載し、ディスプレイも見やすく、仕事やレポート作成もしやすいです。
価格も、5G対応モデルとしては、そこまで高くありません。
ポートの種類も多いので、多くのシーンで困ることがありません。

CPU | Core Ultra 5 226V Core Ultra 7 258V |
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メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
画面サイズ | 14.0型 |
画面種類 | 1920x1200 IPS 2880x1800 OLED |
質量 | 約986g |
バッテリー | 57Wh |
WWAN | 5G選択可 |
価格[税込] | 28万円台~ |
CPUにインテル Core Ultra 200Vを搭載し、バッテリー駆動時間が長く、さらに5Gにも対応したモバイルノートPCです。
質量も1kgを切る軽さで、天板にカーボンを採用しており、耐久性も高いです。
ディスプレイは、2種類あります。OLED(有機EL)は、光沢ではなく、珍しく低反射なので、作業がしやすいです。
性能面では申し分ありませんが、価格は5Gモジュールを追加すると28万円台からと高めです。価格が高くてもいいなら、非常におすすめです。

CPU | Core Ultra 100(U/H) |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | 最大2TB PCIe SSD |
画面サイズ | 14型 |
画面種類 | 1920x1200 IPS 2880x1800 OLED など |
質量 | 約1.08kg~ |
バッテリー | 最大 約35.4時間 |
価格[税込] | 21万円台~ |
高い堅牢性と、使いやすさゆえに、ビジネスパーソンからの人気が高い14型モバイルノートPCです。
約1.08kg~と持ち運びがしやすいボディに、インテル最新のCore Ultraシリーズを搭載し、ディスプレイの選択肢も多いので、出先でも作業内容に合った構成で快適に使用することができます。
比較的打ちやすいキーボードや、ThinkPad特有のトラックポイントも人気の理由となっています。トラックポイントは、慣れると、マウスがなくても、カーソル操作がしやすいです。
後継機種のThinkPad X1 Carbon Gen 13 IALもいいと思います。

CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
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メモリ | 16GB~64GB |
ストレージ | 256GB ~ 2TB SSD |
画面サイズ | 14インチ (16:10) |
画面種類 | 1920x1200 非光沢 2560x1600 非光沢 タッチ 2560x1600 光沢 タッチ |
質量 | 約999g~ |
バッテリー | 51Wh / 70Wh |
価格 | 25万円台~ |
カラーラインナップが多く、新機種ではさらに「ディープエメラルド」のカラーも追加されました。従来からある勝色特別仕様のカラーや、ALL BLACK EDITIONも特別感があります。
標準バッテリーの他に、大容量バッテリーを選択することができるようになったのもメリットです。
質量も、約999からと軽いです。
LANポートもあり、ポートの種類も多いです。

CPU | Core Ultra 5 225U Core Ultra 5 235U vPro Core Ultra 7 255U Core Ultra 7 265U vPro Core Ultra 5 225H Core Ultra 7 255H |
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メモリ | 16GB / 32GB |
ストレージ | 256GB ~ 1TB SSD |
画面サイズ | 13.3型 16:10 |
画面種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約933g~ |
バッテリー | 41Wh / 54.7Wh |
価格 | 17万円台~ |
今までは、ディスプレイサイズが14型でしたが、この製品は13.3型となっています。画面は一回り小さいですが、その代わり、ボディサイズもやや小さくなっています。
また、質量も1kgを切ったので、体感でも分かるくらい軽いです。
トラックポイントも付いているので、マウスが使えない場所でも、カーソルの移動や画面スクロールがしやすいです。
価格も安いので、低予算で購入したい方におすすめです。

CPU | Core Ultra 5 226V Core Ultra 7 258V |
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メモリ | 16GB 32GB |
SSD | 500GB ~ 1TB |
画面サイズ | 14型 16:10 |
画面種類 | 1920x1200 |
質量 | 約946g |
バッテリー | 54Wh |
価格 | 21万円台~ |
インテル Core Ultra シリーズ2を搭載することで、バッテリー駆動時間が長めのPCです。
また、質量も1kgを切り、かなり軽くなっています。
それでいて、3年保証が標準で付いて、約20万円から購入することができるので、コスパも高いです。
ただし、LTEには対応していますが、5Gには対応していません。5Gには対応してなくても構わないという方におすすめです。
また、キーボードは、他の機種と比べると、個人的にはやや打ちにくいかなと思います。
LTE/5G対応ノートパソコンの必要性
ここでは、LTE/5G対応ノートパソコンは必要かどうなのかについて考えます。
外出先へノートパソコンを持ち運んで、インターネットへ接続したい場合、パソコンがLTE/5Gに対応していないくても、スマホのテザリングを使用したり、公衆Wi-Fiを利用したり、モバイルWi-Fiを利用したりと、いくつか方法があります(詳しくは後述)。しかし、いずれも面倒だったり、セキュリティ面で不安があったりします。一方、LTE/5Gに対応したノートパソコンであれば、スマホのように画面を開けばすぐにインターネットにつながるので格段に便利ですし、公衆Wi-Fiのように通信内容を簡単に傍受されてしまう心配もないため安全です。
また、外出先に持ち出さない方でも、自宅内に光回線などを契約しないで、LTE/5G対応パソコンで直接インターネットにつなぐという方法もあります。それほどインターネットをしない方であれば、こちらのほうが月々の費用は安くなるでしょう。
外出先へ持ち出さず、自宅内には光回線などを引いている場合、LTEに対応したノートパソコンを購入する必要性は無いでしょう。
LTE/5G非対応のノートPCでデータ通信する方法
LTEに対応していないノートパソコンをLTE/5G化する(LTEで通信させる)方法として、次の3つが考えられます。それぞれメリット・デメリットがあるので紹介します。
方法1格安SIM対応のUSB型ドングルを取り付ける
アイ・オー・データ機器のUD-USC1など、格安SIMに対応したUSBドングルが発売されています。こちらをパソコンにUSB接続すれば、インターネットへ接続することが可能です。USB-CにもUSB-Aにも対応しています。しかも、macOSや、iPadOSにも対応しているので、複数のデバイスで使用することができるのもメリットです。
ただし、パソコンをカバンにしまうときには、その都度ノートパソコンから取り外す必要があります。頻繁に移動する場合には、取り付け・取り外しが面倒になります。
方法2モバイルWi-Fiルーターを使用する
Aterm MR51FNなど、格安SIMに対応したモバイルWi-Fiルーターが発売されています。パソコンからこの機器にWi-Fiで接続すれば、インターネットへ接続することが可能になります。この機器の場合、複数台のパソコンやタブレットなどを同時にインターネットへ繋ぐことが可能ですし、デバイスにUSB端子がなくても大丈夫なので、カールーターとしても使うことができます。しかも、Aterm MR51FNは、5Gにも対応しています。
ただし、パソコンとモバイルWi-Fiルーターの2台持ちになるので、片方を忘れたり、片方の充電が切れたりするとインターネットに接続できなくなります。
方法3スマホのテザリングを利用する
スマホのテザリングを使うのもよくある手法です。モバイルWi-Fiルーターと違い、スマホは常に持ち歩くことが多いので、持ち運ぶ機器は増えません。
ただし、スマホの充電切れが気になって、あまり長い時間使うことができません。万が一、スマホの充電が切れていた場合、パソコンもインターネット通信できません。
LTE/5Gノートパソコンのメリット・デメリット
LTE/5Gノートパソコンのメリット・デメリットをまとめました。
LTE/5G対応ノートパソコンのメリット
LTE/5G対応ノートパソコンのメリットは、パソコンを起動したら、すぐにインターネットにつながる点です。別途USBドングルを接続したり、モバイルWi-Fiルーターの電源を入れる手間が不要です。また、ノートパソコン以外の機器を充電したり、一緒に持ち歩く必要がありません。
そのため、移動先でがっつりインターネットを利用したい方はもちろんですが、メールの送信や、クラウドストレージを使ったデータの取得や送信など、ちょっとした用途に使いたい方にもLTE/5G対応はおすすめです。
LTE/5G対応ノートパソコンのデメリット
デメリットは、対応しているノートパソコンが少ないため、選択肢が限られることです。また、LTE/5Gに対応しているノートパソコンは、対応していない製品に比べてやや高いです。
主観ではありますが、たまにLTE/5G接続できなくなったりすることがあり、通信トラブルはWi-Fiよりもやや多い気がします。今まで普通に使えていたのに、Windows Updateによって接続が遅くなったり、接続に失敗したりするケースもありました。ただ、VAIOでは、独自のLTEサービスを提供しており、このようなメーカーであれば、通信トラブルの心配は少ないでしょう。
LTE/5G対応パソコンで通信する場合の料金
LTE/5G対応パソコンを使う方は、MVNO(いわゆる格安SIMを提供する事業者)のSIMカードを契約する方が多いと思います。この場合、料金の相場としては、3GBの通信容量で月額1000円、6GBで月額1,500円くらいです。かなり安い価格で契約可能です。
VAIOのパソコンで利用するなら、同社提供の「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」がおすすめです。ただし、5Gには対応していないので、ご注意ください。
VAIO以外のメーカーのパソコンなら、IIJmioのような、データ通信のみの申し込みが可能な所を選ぶといいです。ただし、このような格安SIMの場合、昼間は速度が遅くなることがあります。速度にこだわるなら、ahamo、povo、LINEMOなど、キャリアの提供するプランを使うといいです。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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