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ZERO スーパーセキュリティ の評価レビュー

更新日:
高い検出率&更新料0円

ZERO スーパーセキュリティの特徴は、インストールしたパソコンを使い続ける限り、更新料0円で、ずっと保護し続けることができることです。煩わしい更新作業が必要ないですし、一つのデバイスを長く使うユーザーにとってはコスパも高いです。

しかも、世界でもトップクラスの性能を持つBitdefenderのエンジンを搭載しています。第三者機関による評価も非常に高く、安心して使用することができるでしょう。

また、パソコンの最適化ツールも備えており、不慣れなユーザーでもパソコンの最適化がしやすいです。保護者機能もあります。

メーカーHPはこちら

目次

リンクをクリックするとページ下へスクロールします。お忙しい方は「ZERO スーパーセキュリティの特徴」をお読みください。特徴を簡潔にまとめています。

ZERO スーパーセキュリティの特徴

更新料0円で保護し続けることができる

期限なしで使える

ZERO スーパーセキュリティの最大の特徴は、更新費用0円で、インストールしたデバイスを保護し続けることができることです。更新の手間が不要ですし、更新するのを忘れるというリスクもありません。一つのデバイスを数年使用する場合は、費用の面でもお得です。

ただし、一度使用し始めたライセンスを別のデバイスに移行することはできません。パソコンやスマホなどを買い替える場合は、新しいライセンスが必要になるため、パソコンやスマホを頻繁に買い替える方にとっては、更新料0円の本ソフトよりも他のセキュリティソフトの方がいいかもしれません。

 

第3者機関からの評価が高いBitdefenderエンジンを搭載

第3者機関からの高い評価

更新費用0円でずっと使えるとしても、保護性能が低ければ意味がありません。しかし、ZERO スーパーセキュリティは、セキュリティソフトの性能を評価する第3者機関から高い評価を得ている、Bitdefender社のエンジンを搭載しており、高い保護性能を備えています。

最新の2023年の報告では、AV-Comparativesによる「Outstanding Product 2023」を受賞しており、優秀なセキュリティ製品として評価されています。また、マルウェア保護性能、高度な脅威対策(ATP)性能も高く評価されています。さらに、AV-TEST Awards 2023では、「BEST PROTECTION」を受賞しており、保護性能に関して、年間を通して高いパフォーマンスを示した製品として認められています。

安心して使用することができる性能を備えたセキュリティソフトと言えるでしょう。

 

マルチデバイスに対応

動作環境

ZERO スーパーセキュリティは、Windows PCだけでなく、macOS、Android、iOSにも対応しています。ZERO スーパーセキュリティの複数台版(3台/5台)を購入して、パソコンだけでなく、スマホやタブレットもまとめて保護することもできます。

ただし、各OSによって、機能には差があります。例えば、iOS版は、独自ブラウザ、SNSプライバシーチェック、位置情報取得/アラーム機能、データ使用量のチェックぐらいの機能しかありません。また、macOS版、Android版に関しても、Windows版と比べると機能は少なめです。そのため、手持ちのWindowsデバイスのみ、「ZERO スーパーセキュリティ」で保護するという使い方でもいいと思います。

 

パソコンの最適化ツールも搭載

クイック最適化ツール

ZERO スーパーセキュリティは、セキュリティ対策機能だけでなく、パソコン最適化のためのツールも備えています。「クイック最適化ツール」を使用すると、ディスク・クリーンアップ、レジストリ クリーンアップ、プライバシー クリーンアップを行うことができます。操作も簡単です。

パソコンにあまり詳しくなくても、最適化が行いやすいです。

 

「ZERO ウイルスセキュリティ」との比較

ソースネクストで購入できるZEROシリーズのセキュリティソフトには、本ページでレビューしている「ZERO スーパーセキュリティ」の他に、「ZERO ウイルスセキュリティ」という製品もあります。

更新料0円で、一度導入したデバイスを保護し続けることができるのは同じですが、性能や機能は全く別物です。下表では、この2つのセキュリティソフトの機能の簡単な比較を行っています。

「ZERO ウイルスセキュリティ」は、機能はそれほど多くありません。動作が軽いですが、マルウェア対策性能に関しては、第三者機関からの評価はそれほど高くありません。価格が安いですが、「ZERO スーパーセキュリティ」と間違えて購入しないように、注意が必要です。

「ZERO スーパーセキュリティ」は、ネット決済保護や、保護者機能、最適化ツールも備えています。また、保護性能も高い評価を得ています。「ZERO ウイルスセキュリティ」と比べると価格は少し高いですが、せっかくセキュリティソフトを導入するのであれば、性能が優れている「ZERO スーパーセキュリティ」の方がおすすめです。

なお、機能の詳細に関しては、こちらでご確認ください。

ZERO ウイルスセキュリティとの機能比較(Windows版)
ZERO ウイルスセキュリティ ZERO スーパーセキュリティ
エンジン K7 Total Security
(インド本社)
Bitdefender Internet Security
(ルーマニア本社)
マルウェア検出
メール検査
フォルダ/ファイルの 改ざんブロック
ファイアウォール
フィッシング詐欺対策
Webリンクの安全チェック
SNSリンクの安全チェック
ネット決済保護
VPN 200MB/1日
ウェブカメラ/マイク保護
盗難・紛失対策
保護者機能
脆弱性診断
最適化ツール

 

 

マルウェア対策性能

ZEROスーパーセキュリティでは、Bitdefenderのエンジンを採用しており、マルウェア対策性能は"高い"と考えます。

 

第3者機関による検出率

ここでは、有名な第3者機関によるBitdefenderの評価結果を確認します。

 

AV-Comparatives

代表的なテストの一つとして、オーストリアのAV-Comparativesの評価結果を確認します。下表に、Real-World Protection Test(Webサイトを閲覧中の実利用環境で、どの程度マルウェアを防ぐかをテストしたもの)の結果を掲載しています。過去3回の評価において、保護率100%ではないものの、十分高い成績を残しています。連続で最高評価の「ADVANCED+」を取得しており、高い保護性を維持していることが分かります。

AV-Comparatives | Real-World Protection Test
  2023年7~10月 2024年2~5月 2024年7~10月
保護率 99.6% 99.6% 99.6%
AWARD LEVELS
※AWARD LEVELSは、最高評価がADVANCED+(★★★)となります

 

AV-TEST

次に、ドイツの独立機関であるAV-TESTの評価結果を確認します。こちらも高い評価です。直近の3回のテストにおいて、保護性能をチェックする「Protection」の項目では満点(6.0)の評価を得ています。

AV-TEST | Windows 10/ 11
  2024年4月 2024年6月 2024年8月
Protection 6.0 6.0 6.0
Performance 5.5 6.0 6.0
Usability 5.5 6.0 6.0
認定
※Protection:ウイルス、ワーム、トロイの木馬などマルウェア全般からの保護能力
※Performance:PCのスピードへの影響
※Usability:誤検出などPCの利便性を損なわないようにする能力
※各項目の最高点は、6点となります

 

動作の軽さ

動作の軽さは"やや軽め"だと思います。

 

AV-Comparatives

AV-ComparativesのPerformance Testsの結果では、直近の3回のうち、2回のテストで最高評価の「ADVANCED+(★★★)」、1回のテストで高評価の「ADVANCED」となっています。テストによってややばらつきがあるものの、パソコンの動作に与える影響の大きさを測る「Impact Score」は、全体の真ん中~少し後ろぐらいに位置するスコアでした。平均レベルの軽さだと思います。

AV-Comparatives | Performance Tests
  2023年10月 2024年4月 2024年9月
AWARD LEVELS ADVANCED+(★★★) ADVANCED+(★★★) ADVANCED(★★)
※AWARD LEVELSは、最高評価がADVANCED+(★★★)となります

 

AV-TEST

AV-TESTの「Performance」のスコアは、「5.5点~6.0点」となっており、高めの点数を維持しています。ただし、テストに参加しているソフトの半数以上が「6.0点」となっているので、詳細を確認すると、平均~平均より少し下ぐらいの結果でした。重くはありませんが、特別軽いというわけでもないようです。

AV-TEST.org | Windows 10 / 11
  2024年4月 2024年6月 2024年8月
Performance 5.5 6.0 6.0
※Performance:PCのスピードへの影響
※各項目の最高点は、6点となります

 

Windows向けアプリのインターフェイス

ZERO スーパーセキュリティのWindows向けアプリのインターフェイスをご紹介します。

 

アバスト プレミアム セキュリティ

ZERO スーパーセキュリティのメイン画面です。

シンプルなデザインです。コンピューターの保護状態を確認することができますし、ワンクリックで、クイック検査、脆弱性検査などを実行することもできます。

ZERO スーパーセキュリティのトップ画面

 

なお、デスクトップの右下には、下図のような表示がなされています。メイン画面を出さなくても、保護状態を確認することができます。

デスクトップ

 

メイン画面の左側のメニューで「保護」をクリックすると、下図のような画面になります。

保護機能の確認や設定を行うことができます。不慣れな方は、開く必要はほとんどないでしょう。

ZERO スーパーセキュリティの「保護」画面

 

左側のメニューで「プライバシー」をクリックすると、下図のような画面になります。

決済ブラウザ、VPN、ビデオ・オーディオ保護、保護者機能があります。

「保護者機能」は、子供を有害な情報から守る、ペアレンタル・コントロール機能です。閲覧できるサイトの制限、キーワード制限、アプリケーション使用制限などが可能です。

VPN機能には、200MB/日の制限があり、本格的な使用には向いていません。アップグレード(2,500円/1年)すると、無制限で使用することができるようになります。

ZERO スーパーセキュリティの「プライバシー」画面

 

左側のメニューで「ユーティリティ」をクリックすると、下図のような画面になります。

盗難対策、クイック最適化ツール、プロファイル、データ保護の設定等を行うことができます。

クイック最適化ツールでは、ディスク・クリーンアップ、レジストリ クリーンアップ、プライバシー クリーンアップを自動で行うことができます。

ZERO スーパーセキュリティの「ユーティリティ」画面

 

サポート

ZEROスーパーセキュリティでは、メール、電話によるサポートを受けることができます。

問い合わせ窓口に関しては、ZERO スーパーセキュリティのオンラインマニュアルで確認することができます。

電話サポート:10:00 ~ 18:00(年中無休)

 

価格

価格は下表のようになっています。他のソフトと比較した場合、初期費用は普通ですが、更新料が0円であることを考慮すると"安い"と思います。

特に、5台用のライセンスはお得です。1台当たり2,640円で、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどをまとめて保護することができます。なお、3台/5台用のライセンスを購入した場合、一度に3台/5台のデバイスに導入する必要はなく、デバイスを買い替えたときなどに、残っているライセンスを使うことができます。

ZERO スーパーセキュリティの価格
台数 年数 標準価格[税別]
1台用 期限なし 4,950円
3台用 9,900円
5台用 13,200円
※販売はソースネクストが行っていますので、購入に関する問い合わせはソースネクストまでお願いします。

 

まとめ

以上が、ZERO スーパーセキュリティのレビューでした。

同一マシンを使い続ける間は、更新料0円で使用し続けることができることが魅力的な製品です。

しかも、Bitdefender社のエンジンを使用しているので、マルウェア対策性能も高いです。第三者機関からの評価も高いので、安心して使用することができます。

ソースネクスト自体が開発を行っているわけではないため、サポート面で不安はありましたが、メーカーの話によると、開発元のBitdefenderと緊密に連携できる体制が出来ており心配はいらないとのことです。

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