マカフィー インターネットセキュリティ Mac版 のレビュー

更新日:2019年2月13日
台数無制限で家族みんなを守れるセキュリティソフト

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版は、マルチプラットフォームのセキュリティソフト「マカフィー リブセーフ」などを購入すると使えるMac版アプリです。マルチプラットフォーム対応であるため、Macだけでなく、Windows、Android、iOSといった、パソコン、スマホ、タブレットといった他のデバイスも保護することができます。しかも、家族内であれば台数無制限に使用できるので、1ライセンスで家族みんなが使用できるというメリットがあります。

サポートが、年中無休で夜9時まで電話で相談できる点もメリットの一つです。

公式サイトはこちら

目次

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版の特徴

家族だったら台数無制限で使用可能

家族のデバイスを保護

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版を含む、マカフィー インターネットセキュリティ、もしくはマカフィー リブセーフは、マルチデバイス対応のセキュリティソフトです。そのため、Mac以外でもWindows、Android、iOSのデバイスでも使用できます。しかも、家族内であれば台数無制限でインストールすることができます。

1ライセンスで、家族も持つデバイスを広く保護できるのは、マカフィー セキュリティソフトの大きなポイントです。

 

ID・パスワード管理機能は便利だけど・・

True KeyはSafari未対応

マカフィーのID・パスワード管理機能は、多要素認証(詳細はこちら)にも対応しています。デバイスを超えてログイン情報を共有でき、とても便利です。追加料金もかかりません。

この機能を使用するためには、True Keyをインストールする必要があります。しかし、残念なことに現時点(2018年12月)で、最新バージョンのSafariではTrue Keyが使用できません。

ChromeかFirefoxの対応ブラウザを使用する必要があります。通常、ブラウザにSafariを使用している場合は、ブラウザを変更しないと使えないので、ハードルが上がってしまいます。

 

サポート対応時間が長い

サポート対応時間が長い

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版は、サポート対応時間が長い点も特徴の一つです。

電話でのサポートに年中無休で夜9時まで対応してくれるのは、とても珍しいです。

会社勤めなどで帰宅が少し遅くなる方でも、サポートを受けやすいです。

また、電話でのサポートの他に、チャットでのサポートや、リモートサポート(画面共有、遠隔操作)も受けることができます。

もしもの時でも、安心のサポート体制です。

 

ウェブサイトの安全性を評価

マカフィー サイトアドバイザー

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版には、ウェブサイトの安全性を評価してくれる、サイトアドバイザー(ウェブアドバイザー)という機能があります。

危険なサイトをブロックしたり、不審なサイトを警告してくれるので、安心してウェブ閲覧ができます。

この機能を使用するためにも、機能拡張をインストールしなければなりませんが、最新のSafariでは機能拡張が自動的にオフにされてしまいます。手動でオンにできますが、再起動するとオフになるので、実際的にサイトアドバイザーを使用する場合は、Chromeなどのブラウザから利用した方がよいでしょう。


マルウェア対策性能

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版のマルウェア対策性能は、”普通”だと思います。

当サイトではいつも、オーストリアのAV-Comparativesの評価(Mac Security Test & Review)と、ドイツの独立機関であるAV-TEST.orgの評価結果を紹介していますが、マカフィー インターネットセキュリティ Mac版はこれらのテストに最近参加していません。どちらのテストにも参加していないのは、珍しいです。

参考までに、Windows版では、最近マルウェア対策性能がアップしています。ただし、Mac版はWindows版よりも機能が少なく、Windows版の新機能である次世代マルウェア対策エンジンを用いたリアルプロテクトもまだ対応していません。そのため、インターネットセキュリティ Mac版のマルウェア対策性能は、やや低いように感じます。

マカフィーのMac版に関するウェブページ上では、下記の画像と共に性能の高さをアピールしています。ただ、よく見ると2014年から2015年の評価結果のようです。日々変化していくIT業界において、3年以上前のデータはあまり参考にならないでしょう。

マカフィーが公開している性能評価

 

動作の軽さ

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版の動作の軽さは”軽め”だと思います。

第三者機関からのデータはありませんが、保護機能がWindows版よりも大幅に少なく、最小限の保護となっているため、その分、動作は軽いのではないかと思います。

 

機能一覧

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版は、下記のような機能を備えています。

現在提供されているのはマルチプラットフォーム版です。Mac版は、次世代マルウェア対策エンジン、脆弱性スキャナー、迷惑メール対策、ペアレンタルコントロール機能などのWindows版に搭載されている機能がありません。機能がかなり少なく、基本的な保護にとどまっているようです。

機能一覧
  機能説明
マルウェア対策 ウイルスなどの脅威となるマルウェアからMacを保護します
外部ドライブのスキャン 外部ドライブが接続されると、すぐにスキャンを行います
双方向ファイアウォール 不正なアクセスと、不正なプログラムによる外部への接続を制限します
安全なファイルの受信 ダウンロードや添付ファイルのスキャン・ウイルス駆除を行います
サイトアドバイザー サイトの安全性を評価し、危険なサイトへの接続を制限します
True Key アプリ ログイン情報を管理し、多要素認証により簡単にログインできます

 

操作画面

メイン画面

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版のメイン画面は図のようになっています。

画面の左側には、Macの保護状況に関するステータスが表示されます。

画面の右側では、手動でのスキャン実行と更新が可能です。

ホーム画面

 

「Macのセキュリティ」画面

上部のメニューの「Macのセキュリティ」をクリックしたときの画面です。

画面の左側には、セキュリティ対策機能の状態が表示されます。それぞれの項目をクリックすることで、詳細の確認と設定を行うことができます。

画面の右側では、手動でのカスタムスキャンとフルスキャンができます。

「Macのセキュリティ」画面

 

「個人情報の保護」画面

上部のメニューの「個人情報の保護」をクリックしたときの画面です。

画面の左側には、マカフィー ウェブアドバイザーの状態が表示されます。クリックすると、ウェブサイトのブロックに関する設定を行うことができます。

この機能を使用するには、ブラウザに機能拡張をインストールする必要があります。Safari 12.0.1では、機能拡張をオンにしても、Safariを再起動すると毎回オフになってしまい、煩わしいです。

今のところ、マカフィー サイトアドバイザーを使用したい場合は、Chromeなどのブラウザを使用する方がよいでしょう。

「個人情報の保護」画面

 

「アカウント」画面

上部のメニューの「アカウント」をクリックしたときの画面です。

画面の左側には、契約状況が表示されます。

画面の右側「お問い合わせ」ボタンをクリックすることで、簡単にサポートページを開くことができます。

「アカウント」画面

 

サポート

問い合わせ窓口:マカフィー - お問い合わせ

電話対応時間:年中無休 9:00 ~ 21:00

 

価格

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版は、マカフィー インターネットセキュリティ、マカフィー リブセーフのどちらのライセンスでも使用できます。どちらもマルチプラットフォームなので、Mac以外にも、Windows、Android、iOSのデバイスで、家族みんなが使用可能です。

ちなみに、マカフィー インターネットセキュリティと、マカフィー リブセーフの違いですが、マカフィー リブセーフの方が多機能です。ただし、Macでの使用においては、保護性能に差はありません。True Keyアプリが、1ユーザーアカウントか、5ユーザーアカウントかの違いしかありません。

価格は、下記の表のとおりです。当サイト限定クーポンを利用すると安く購入できます。

マカフィー セキュリティソフトの価格
製品名称 年数 標準価格 当サイト限定
マカフィー インターネットセキュリティ 1年 7,180円
3年 12,137円
マカフィー リブセーフ 1年 8,290円 4,490円
3年 16,480円 8,240円
※価格はキャンペーン内容によって変わります

 

まとめ

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版は、マルチプラットフォームのセキュリティソフトのMac版です。PCの初期出荷時にインストールされていたり、プロバイダが提供するセキュリティソフトに採用されていることも多いため、使用したことがある方も少なくないでしょう。

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版を含む、マカフィー インターネットセキュリティ、もしくはマカフィー リブセーフの最大の特徴は、Mac、Windows、Android、iOSといった多くのデバイスで、家族内だと台数無制限で使用できることです。

ただ、マカフィー インターネットセキュリティ Mac版は、Windows版に比べて機能が少なめで、保護性能もトップレベルではありません。ID・パスワード管理ソフトのTrue Keyや、サイトアドバイザーといった機能が、最新のSafariでは使えないという点も、デメリットです。

とはいえ、導入することにより、確実にセキュリティは高まりますので、家族でたくさんのデバイスを使用している場合は、1台当たりのコストが抑えられて、懐に優しいセキュリティソフトとなるでしょう。

無料体験版

マカフィー インターネットセキュリティ Mac版を試してみたい方は、こちらからマカフィー リブセーフをダウンロードできます。

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