ASUS VivoBook Flip 14 TM420IA の特徴
CPU | Ryzen 7 4700U Ryzen 3 4300U |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0インチ |
液晶種類 | FHD 広視野角 |
質量 | 約1.55kg |
バッテリー | ~約11.3時間 |
価格[税込] | 8万円台~ |
VivoBook Flip 14 TM420IAは、Ryzen 7 4700Uを搭載した、処理性能が非常に高い、14型の2 in 1 PCです。遊び心のあるキーボードデザインなど、外見にもこだわっており、カジュアルな使用にもピッタリです。
アクティブペンでの入力にも対応し、自由なスタイルで使用できるコンバーチブル型PCですが、質量はやや重めで、バッテリーもそれほど大容量ではありません。外に持ち出しての使用も可能ではありますが、モバイルPCほどの手軽さではないです。
ボディには、メタル素材が採用されており、質感と、堅牢性の高さも、一つの特徴です。
人とはちょっと違うPCを使いたい方にもおすすめです。
VivoBook Flip 14 TM420IAの特徴
AMD Ryzen 7 4700Uなど搭載
VivoBook Flip 14 TM420IAは、AMD Ryzen 7 4700Uなどを搭載した、性能がかなり高めの2 in 1 PCです。
下のグラフでは、代表的なCPUの性能の目安として、CINEBENCH R20のベンチマークスコアを比較しています。Ryzen 7 4700Uであれば、Intel 第10世代Core i7 Uシリーズプロセッサーの性能もはるかに凌ぐ、高い処理性能です。
高処理性能PCを、自由なスタイルで使用することができます。
※ベンチマークスコアは、他のPCで計測した代表値です
ライトな動画編集も可能なグラフィックス性能
VivoBook Flip 14 TM420IAは、外部グラフィックスは搭載しませんが、Ryzen 7 4700Uの内蔵グラフィックスの性能が高めなので、FHD動画のライトな編集などにも使用できると思います。
ただし、Ryzenプロセッサーは、使用するソフトによっては、予想以上に処理に時間がかかってしまうこともあります。あくまでも、趣味程度であれば、いろいろな作業に快適に使用できる、というレベルだと思います。
※グラフィックススコアは、他のPCで計測した代表値です
アクティブペンも使用可能
VivoBook Flip 14 TM420IAは、タッチ液晶を備えており、アクティブペンも使用できます。
下の画像では、Microsoft Pen Protocol 1.5対応のASUS SA200Hが使用されています。そのため、VivoBook Flip 14 TM420IAでは、MPPに対応した別のペンも使用できるのではないかと思います。
このASUS SA200Hは、最大で1024段階の筆圧検知となっています。手書きメモや、簡単なスケッチであれば、十分な性能だと思います。
なお、アクティブペンはオプションですが、本体にはペンホルダーが同梱されているようです。ペンホルダーを天板部分に張り付けることで、アクティブペンを持ち運びしやすくなります。
変形自在な2 in 1 PC
VivoBook Flip 14 TM420IAは、360度回転するヒンジを備えた、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。
コンバーチブル型PCのメリットは、液晶をかなり倒すなどして好みの角度に調整できることや、使用する場所に合わせて変形できることなどです。PCを置く場所の面積が狭い場合でも、テントモードであれば立てて置くことができますし、タブレットモードだと手持ちでも使用しやすいです。机がなくても使いやすいです。
広視野角液晶搭載
VivoBook Flip 14 TM420IAは、IPSレベルの液晶を搭載しています。視野角が約178度と広いため、多少角度があっても見やすく、自由なスタイルで使用するコンバーチブル型PCにふさわしいと思います。
質量はやや重め
VivoBook Flip 14 TM420IAの質量は、約1.55kgです。
14型のコンバーチブル型PCとしては普通の質量だと思いますが、モバイルPCとして見ると、やや重めの質量です。日常的に持ち歩くような使い方よりも、宅内の自由な場所での使用をメインとして、必要があれば持ち出すこともできる、という使い方にフィットする機種だと思います。
バッテリー容量は標準的
VivoBook Flip 14 TM420IAのバッテリー容量は、42Whです。14型のPCとしては標準的な容量です。バッテリー駆動時間は、Ryzen 5モデルが約10.6時間、Ryzen 3モデルが約11.3時間となっており、モバイルPC程の長いバッテリー駆動時間は期待できません。
急速充電には対応しており、49分で約60%の充電が可能です。
簡易的なテンキーも使える
VivoBook Flip 14 TM420IAは、ASUS特有のNumberPad 2.0を搭載しており、タッチパッドをテンキーとして使用することができます。
実際のテンキーほどの使い勝手ではないですが、数字の入力を連続して行う場合など、少し便利になります。
特徴的なデザインのキーボード
VivoBook Flip 14 TM420IAのキーボードは、エンターキーの側面がイエローになっており、遊び心のあるデザインとなっています。キーストロークは約1.4mmと標準的です。
下の画像は、参考としての英語キーボードですが、国内モデルでは日本語キーボードを搭載しています。日本語キーボードでは、エンターキーのサイズがかなり大きめで、タイピングがしやすくなっているようです。
無難なインターフェイス構成
VivoBook Flip 14 TM420IAは、USB3.2、USB2.0、USB-C、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。過不足のない、無難なインターフェイス構成だと思います。
ただ、USB-Cポートが、Power Deliveryや、DisplayPortに対応しているかは不明です。
堅牢性の高いフルメタルボディ
VivoBook Flip 14 TM420IAは、天板、パームレスト、ヒンジ、底面の全てにメタル素材を採用しており、堅牢性が高いです。
開閉や、変形時に一番力が加わるのがヒンジ部分ですが、20,000回の開閉テストをパスした作りとなっており、安心して使用できます。
その他の特徴
VivoBook Flip 14 TM420IAの無線規格は、Wi-Fi 6対応です。環境次第では、より高速、かつ安定したネット接続が可能となります。
セキュリティ機能としては、タッチパッド部分に、指紋センサーを搭載しています。指紋認証を使用することで、素早く、セキュアにWindowsへログインすることが可能となります。
ライバル機種の紹介
VivoBook Flip 14 TM420IAのライバル機種として、IdeaPad Flex 550 (14)を簡単にご紹介します。
IdeaPad Flex 550 (14)は、VivoBook Flip 14 TM420IAと同じ、Ryzen 4000Uシリーズのプロセッサーを搭載しています。Ryzen 3や、Ryzen 5など、選択肢が多いです。質量は同程度ですが、バッテリー容量はIdeaPad Flex 550 (14)の方が大きいです。また、デジタルペンまで付いて、価格が4万円台からと、コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。コスパを重視するなら、おそらくIdeaPad Flex 550 (14)の方が勝っていると思います。
一方、デザイン性を重視するのであれば、VivoBook Flip 14 TM420IAの方がかっこいいと思います。
まとめ
VivoBook Flip 14 TM420IAは、Ryzen 7 4700Uなどを搭載した、処理性能が高い、14型の2 in 1 PCです。
アクティブペンもセットで使用することで、より活躍の幅が広がります。
高級感があり、耐久性の高いフルメタルボディ、遊び心のあるキーボードなど、少しこだわりのデザインがかっこいいです。プライベートでカジュアルに使うマルチユースPCとしてもいいと思います。
モバイル専用機としては、やや質量が重めで、バッテリー容量は少なめです。宅内での使用をメインとして、外に持ち出すこともできる、メイン兼たまに持ち出す万能PCとして使える、かっこいいPCが欲しい方におすすめです。
Ryzen 7 4700Uを搭載した高処理性能の2 in 1PC
VivoBook Flip 14 TM420IA
特徴
- AMD Ryzen 7 4700U搭載
- 高い堅牢性のフルメタルボディ
- 遊び心のあるデザイン
こんなあなたに
- 高処理性能の2 in 1PCが欲しい
- 他と少し違うデザインが好き
- 価格8万円台[税込]~
- 一言ビジネスPCとは違うカッコよさ
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