ASUS ROG Flow X13の実機レビュー

更新日:2021年3月3日
ROG Flow X13 GV301QH
CPU Ryzen 9 5900HS
GPU GTX 1650 Max-Q 4GB
メモリ 最大 32GB
ストレージ 最大1TB NVMe SSD
液晶サイズ 13.4型 タッチ対応
液晶種類 3840x2400 60Hz
1920x1200 120Hz
質量 約1.35kg
バッテリー 62Wh
価格[税込] 19万円台~
ROG XG Mobile(GPU Box)
GPU RTX 3080 Laptop 16GB
RTX 3070 Laptop 8GB
質量 約1kg
価格[税込] 11万円台~
軽量ゲーミングノート。独自GPU Boxを接続すればさらにパワーアップ

ROG Flow X13は、外部グラフィックスを搭載しながら、質量が約1.35kgと非常に軽いゲーミングノートです。

さらに、ノート用RTX 3080や3070を搭載した独自のGPU Box「ROG XG Mobile」も用意されており、こちらを接続することで、ハイエンドなゲーミングノートへ早変わり。

出張先や友人宅へゲーミングノートを持ってライトにゲームをし、自宅では本格的にゲームを楽しむような方におすすめです。

GPU Box自体も軽いので、泊まりの出張時に、GPU Boxも一緒に持っていくのもいいでしょう。

外付けGPUにありがちなパフォーマンスの低下もなく、負荷の重い「サイバーパンク2077」やレイトレーシング環境も快適に動作します。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 9 5900HS、32GBメモリ、GeForce GTX 1650 Max-Q、1TB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「ROG Flow X13の特徴」のみお読みください。

 

ROG Flow X13の特徴

最高クラスに軽いゲーミングノート

ROG Flow X13は、外部グラフィックス「GeForce GTX 1650 Max-Q」を搭載しながら、約1.35kgと軽いモバイル・ゲーミングノートPCです。GeForce GTXシリーズ以上のグラフィックスを搭載して、この質量はかなり軽いです。ディスプレイサイズは13.4インチと小さいですが、その代わりボディが小さく取り回しも楽です。

「友人宅や出張先へゲーミングPCを持っていきたいけど、大きくて重いゲーミングノートPCをカバンに入れて持って行くのは面倒だな・・・」と思っていた方にピッタリの製品ではないかと思います。

非常に軽くてコンパクトなゲーミングノート

 

タブレットなどの形状へ変形でき、ペンも使える

ROG Flow X13は、ただ軽いだけでなく、タブレットなどの形状へ変形する、いわゆる2 in 1 というPCです。

さらに、タッチパネルおよびペンにも対応しています。今回、貸出機にペンは同梱されていなかったので、別のペンを試しましたが、MPP対応のペンなら使えていました。試した限りでは、筆圧検知および傾き検知にも対応していました。ただ、特性上、ジッターは発生します。

また、こういった製品は画面が光沢であることが多いですが、本製品はハーフグレアに近い液晶となっており、映り込みが少なく、イラストを描くときもゲームをするときも集中できます。

2 in 1 PCでペンにも対応

 

画面比16:10

ROG Flow X13の画面アスペクト比は、16:10となっています。通常の16:9の画面よりも縦の比率が高くなっているため、Webページなどの縦長のコンテンツが見やすいです。

2 in 1 PC

 

液晶は2種類から選択可能

ROG Flow X13は、以下の2種類から液晶を選択できます。

液晶の種類

「1920x1200, 120Hz駆動, タッチ液晶」

「3840x2400, sRGB 116% (Adobe RGB 86%, DCI-P3 85%), タッチ液晶」

 

ゲーム用途での使用がメインであれば、「1920x1200, 120Hz駆動液晶」が適しています。一方、「3840x2400の液晶」は、クリエイティブな作業に重点を置く使い方に適しています。

本製品では高精細な3840x2400 タッチ液晶を搭載

 

AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサー搭載

ROG Flow X13は、Zen 3コア・アーキテクチャーを採用したRyzen 9 5000シリーズのRyzen 9 5900HS を搭載しています。8コア/16スレッドの、非常に高性能なプロセッサーとなっており、CINEBENCH R23では上位のスコアです。この高い性能のCPUを、気軽に持ち運べるPCはなかなかありません。

AMD Ryzen Mobile プロセッサーの比較
  Ryzen 9 5980HS Ryzen 9 5900HS Ryzen 9 4900HS
アーキテクチャ Zen 3 Zen 2
コア / スレッド数 8 / 16
ベースクロック 3.0 GHz
ブーストクロック 4.8 GHz 4.6 GHz 4.3 GHz
キャッシュ(L2/L3) 4MB / 16MB 4MB / 8MB
TDP 35W
CINEBENCH R23 ~ マルチコア ~
Ryzen 9 5900HX 13380
Ryzen 9 5900HS 11955
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499

 

独自GPU Boxを接続しパワーアップ

ROG Flow X13は、ノート用「RTX 3080 Laptop 16GB」または「RTX 3070 Laptop 8GB」を搭載した独自の外付けのGPU BOX「ROG XG Mobile」がオプションで用意されており、これを接続してゲームをすることが可能です。

前述の通り、CPU性能はかなり高いので、ノートPC最高峰の性能の「RTX 3080 Laptop 16GB」を搭載することで、非常に高い性能のゲーミングPCになります。

ROG XG Mobileを繋げれば、かなり高い性能のゲーミングノートへ変身

 

テントモードにすることでプロセッサーの温度を最大8℃下げることが可能

ROG Flow X13でゲームをする際、コントローラーを使うなら、コンバーチブル型の2 in 1 PCであるというメリットを活かし、下図のようなテントモードにすることが可能です。この形状にすることで、プロセッサーの温度を最大8℃下げることができます。

テントモード

 

GPU Boxに外部モニターを接続することも可能

GPU Box「ROG XG Mobile」には外部モニターを接続することも可能です。

例えば、240Hzなどの高リフレッシュレート液晶を接続して、この外部モニターにシューティングやeスポーツタイトル等のゲーム画面を表示し、テントモードやスタンドモード(L字形状) にしたROG Flow X13にディスコードや配信画面を表示する、といった使い方も可能です。ROG XG MobileにはUSBポートも備えているので、ゲーミングキーボードやマウス、ヘッドセットなどを接続し、ドックとして使用することも可能です。

また、カラーマネージメントモニターをROG XG Mobileに接続し、10ビット表示するといったことも出来ます(設定は必要)。

なお、映像出力ポートは、GPU Box側に2つ、PC本体側に2つあり、PCのディスプレイと合わせると、合計5つのディスプレイ表示が可能となります。

高リフレッシュレート液晶に出力して2画面でゲーム

 

外付けGPU Box「ROG XG Mobile」

GPUパフォーマンスを最大限まで引き出すASUS独自の接続規格

他のGPU Boxと違い「ROG XG Mobile」の優れているところは、外付けGPUのパフォーマンスを最大限引き出すことができているところです。従来の外付けGPU BoxはどれもGPU本来の性能を出しきれない製品ばかりでした。これは、GPU Boxとの接続には、通常、Thunderbolt 3やThunderbolt 4を使用しますが、この部分がボトルネックとなり実際のGPUの性能よりもやや下がってしまうためです。

そこでASUSでは、これらのボトルネックを解決するため、独自規格であるUSB Type-C+PCIe 3.0 x8コネクタがセットになった、計67本のワイヤーによる接続方法により、帯域幅を63GB/sまで広げ、外付けGPU接続でも最大限の性能を引き出すことを可能にしました。

このXG Mobile接続専用ケーブルには、USB-Cも統合されているので、PC本体への給電もこのUSB-Cポートを通して行われます。そのため、ROG XG Mobile接続時は、PCに別途電源を接続する必要はありません。また、通常のUSB-C端子としても使用することが可能です。

ROG XG Mobile接続専用ケーブルの帯域幅は63GB/s
ROG XG Mobile接続専用ケーブルと専用インターフェイス

 

非常にサイズが小さい

一般的なGPU BoxはちょっとしたデスクトップPC並みにサイズが大きいですが、ROG XG MobileはノートPC用のGPUを採用することで、一般的なGPU Boxの約6%のサイズしかありません。本体サイズは208×155、厚みはわずか29.6mm、重量は約1kgとなってます。ハンディサイズで、また角が丸みを帯びており持ち運びが楽です。

出張先にPC本体とGPU Boxを一緒に持って行き、外ではPC本体のみ、ホテルではGPU Boxを繋げるといった使い方もできます。

ハンディサイズ
B6版書籍とのサイズ比較

 

ROG Flow X13本体とのサイズ比較です。

 

「ROG XG Mobile」のスペック

「ROG XG Mobile」は、次世代ノート用グラフィックRTX 30シリーズの中でも最上位である
「GeForce RTX 3080 Laptop GPU」を内蔵しています。VRAMは16GBモデルとなっており、デスクトップ用グラフィックスにも引けを取らない、かなり高性能なグラフィックスとなっています。ゲームベンチマーク結果は後述します。以下、ROG XG Mobileの外観をチェックしていきます。

「ROG XG Mobile GPU」の基本スペック
  ROG XG Mobile
GPU GeForce RTX 3080 Laptop GPU 16GB
GeForce RTX 3070 Laptop GPU 8GB
接続端子 USB Type-C+PCIe 3.0 x8
USBポート USB 3.2 Gen 1×4
画面出力端子 HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1
電源 280W内蔵電源
本体サイズ 208×155×29.6mm
重量(実測) 987g

 

外観のチェック

表面には波模様のようなグラビティウェーブデザインが施されており、デザイン性だけでなく、持った時にグリップ感がよくなるというメリットもあるようです。


 

電源が入ると1つのファンが稼働し、赤いLEDが点灯します。ファンの音はかなり静かです。

 

先ほどのファンから吸気しているので、この部分を下に置かない方がいいです。

 

裏面には開閉式のスタンドが内蔵されていて自立するようになっています。内部には「ROGに参加せよ」という文字列が刻まれており、細かいところにもこだわっています。

 

吸気ファンがある面には、横向きに配置した場合に少し浮かせるために小さい足があります。

 

PCと接続することで、インターフェイスも拡張することができます。USB 3.2 Gen 1×4に、画面出力のHDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1が内蔵されており必要十分です。LANポートも搭載しているので、速度が欲しいゲームのオンラインマッチにも適応できます。電源は内蔵されており、ACアダプタもこちらから接続します。

 

側面の排熱口近くにSDカードスロットが配置されています。

 

「ROG XG Mobile」の接続方法

「ROG XG Mobile」の接続方法を解説します。コネクターを接続し、コネクター上にあるラッチを上にあげてロックをします。画面上にポップアップが表示されるのでOKをクリックすれば接続完了です。プロセス時間も含めると25秒くらいでグラフィックスが切り替わります。

なお、外部GPUを使っているアプリがある場合、そのアプリは一度終了する必要があります。ここがやや手間に感じる方もいるかと思います。ただし、コネクターを接続すると、外部GPUを使用しているアプリ一覧が表示され、その画面から全てのアプリを終了させることが可能です(アプリの保存は忘れないようにしましょう)。

接続後は「ROG XG Mobile」から電源が供給されるので、X13の方の電源は抜いても大丈夫です。

ROG XG MobileをPCに接続。
ラッチを上げて抜けないようにロック。
自動で検出され、画面に案内が出るのでOKをクリック。
するとROG XG Mobileに切り替わるプロセスが開始されるので18秒ほど待ちます。
画面右下に上記の通知が出れば接続完了。

 

「ROG XG Mobile」の取り外し方法

「ROG XG Mobile」を取り外す際は急にブチッとケーブルを抜くのはご法度。まずは画面右下のシステムトレイにある「ROG XG Mobile」というアイコンをクリックします。

外部GPUを使用しているアプリがある場合、警告画面が表示されるので、全て停止します。

あとは接続時と同じようにOKをクリックして18秒ほど待ちます。「デバイスを安全に取り外すことができます。」という通知が出てからロックを解除してケーブルを抜きます。

システムトレイの「ROG XG Mobile」のアイコンをクリック。
外部GPUを使用している場合の警告画面。
OKをクリックして18秒ほど待ちます。
画面右下に上記の通知が出れば取外してもOK。

 

各用途の快適度

ROG Flow X13の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度(ROG Flow X13)
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックでサクサク動くでしょう。また、色域も視野角も広く、見やすい液晶です。
動画鑑賞 快適です。スピーカー音は普通だと思います。
オンライン会議 アップストリーム接続とダウンストリーム接続の両方に対応したノイズキャンセリング機能を搭載しています。Webカメラは720pと普通の性能、スピーカーは標準的な音質です。
RAW現像
画像編集
CPU性能が非常に高く作業は快適です。液晶の色域もsRGBカバー率99.8%となっているので、Web系のクリエイターに最適です。
動画編集 高性能CPUに、GTX 1650 Max-Qのグラフィックスを搭載し編集作業は比較的快適です。ただし、動画の書き出しや、部分的なレンダリング、手振れ補正などの分析処理などはやや時間がかかります。
ゲーム エントリークラスのGTX 1650 Max-Qを搭載しており、ライトにならゲームをすることができます。ただし、高画質にしたり、レイトレーシングを有効にしたりするのは難しいです。
各用途の快適度(ROG Flow X13 + ROG XG Mobile + 外部モニター)
用途 快適度 コメント
RAW現像
画像編集
GPU Boxにカラーマネージメントモニターを接続することで、DTPデザイナーも使えます。
動画編集 高性能CPU + 高性能GPU「GeForce RTX 3080または3070」により、動画編集も快適です。特にグラフィックメモリを多く消費するような作業をする方には、16GBのVRAMを搭載したRTX 3080がおすすめです。
ゲーム GeForce RTX 3080などを搭載することでレイトレーシングを有効にしてもゲームが出来ます。240Hzなどの高リフレッシュレートの外部モニターを接続すれば、eスポーツタイトルも快適でしょう。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

本製品は、いくつか動作モードを選択できますが、ここでは「Turbo」モードにして計測しています。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

GeForce GTX 1650 Max-Qのスコア

ROG Flow X13に搭載された、GeForce GTX 1650 Max-Qでのゲームベンチマーク結果です。ノート用グラフィックスの中でもエントリークラスで、Max-Qの省電力モデルなので、グラフィック性能はそれほど高くありません。ただ、そこまで重くないゲームであれば、グラフィック品質設定を下げることで、60 fps以上の平均フレームレートが出ると思います。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 65 fps
標準品質 49 fps
高品質 31 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 102 fps
RTX 3080 8GB 95 fps
RTX 2080 95 fps
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 3070 87 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 3060 71 fps
GTX 1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX 1650 40 fps
GTX 1650 Max-Q 31 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 13513 / 103 fps
高(ノート) 11640 / 81 fps
最高品質 9234 / 62 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 137 fps
RTX 3080 16GB 135 fps
RTX 3070 129 fps
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 3060 111 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 96 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX 1650 64 fps
GTX 1650 Max-Q 62 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 19648(すごく快適)
※約5500で60fps

 

GeForce RTX 3080 Laptop GPUのベンチマーク

「ROG XG Mobile」接続時の「GeForce RTX 3080 Laptop GPU 16GB」でのベンチマーク結果です。本製品の液晶解像度はWQUXGA (3840 x 2400) の16:10となっています。ゲームによっては16:9の解像度を選べるものもありますが、選べないものは16:10で計測しています。また、すべて最高設定で計測しています。

ノート用グラフィックス最上位クラスとあって、いずれもかなり高いスコアです。また、外付けGPUなのにパフォーマンスはほとんど下がっていません。外付けではない同グラフィックス搭載の「ASUS ROG Strix SCAR 17」とほぼ同等のスコアが出ています。2560x1600解像度でも快適に動作するゲームがほとんどです。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです。
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
1920x1080は16:9、2560x1600は16:10、3840x2400は16:10
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 ウルトラ 76 fps
2560x1600 ウルトラ 50 fps
3840x2400 ウルトラ 26 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 76 fps
RTX 3080 16GB 71 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 8GB 65 fps
RTX 3070 62 fps
RTX 3060 49 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最大 75 fps
2560x1600 最大 56 fps
3840x2400 最大 35 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最大)
RTX 3080 16GB 75 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 75 fps
RTX 3080 8GB 73 fps
RTX 3070 65 fps
RTX 3060 54 fps
重い部類のゲーム
Horizon Zero Dawn(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高 98 fps
2560x1600 最高 81 fps
3840x2400 最高 48 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 16GB 101 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 98 fps
RTX 3080 8GB 88 fps
RTX 3070 85 fps
RTX 3060 71 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1200 ウルトラ 95 fps
2560x1600 ウルトラ 70 fps
3840x2400 ウルトラ 40 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 99 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 95 fps [1920x1200]
RTX 3080 8GB 84 fps
RTX 3070 78 fps
RTX 2070 SUPER 77 fps
RTX 3060 61 fps
RTX 2060 52 fps
Radeon RX 5500M 44 fps
RTX 2060 Max-Q 43 fps
GTX 1650Ti 29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 高品質 101 fps
2560x1600 高品質 82 fps
3840x2400 高品質 50 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 102 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 101 fps
RTX 3080 8GB 95 fps
RTX 2080 95 fps
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 3070 87 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 3060 71 fps
GTX 1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX 1650 40 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高 108 fps
2560x1600 最高 87 fps
3840x2400 最高 52 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB 115 fps
RTX 3080 16GB 108 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 108 fps
RTX 3070 108 fps
RTX 2070 SUPER 104 fps
RTX 2080 101 fps
RTX 3060 91 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2060 77 fps
GTX 1660Ti 72 fps
GTX 1650Ti 50 fps
GTX 1650 46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 15159 / 131 fps
2560x1600 最高品質 12645 / 96 fps
3840x2400 最高品質 8636 / 59 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 137 fps
RTX 3080 16GB 135 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 131 fps
RTX 3070 129 fps
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 3060 111 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 96 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX 1650 64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 20878(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシングとDLSSのフレームレート

レイトレーシングを有効にしたときと、さらにDLSSを有効にしたときのベンチマークです。GeForce RTX 30シリーズでは、第2世代「RTコア」によりレイトレーシング機能も強化されています。

負荷が重いとされる「サイバーパンク2077」や「ウォッチドッグス レギオン」も、DLSSを有効にすることでレイトレーシング環境でも60 fps以上のフレームレートが出ています。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920
x
1080
レイトレ:ウルトラ オフ 40 fps
パフォーマンス 68 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 16GB 72 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 68 fps
RTX 3080 8GB 65 fps
RTX 3070 62 fps
RTX 3060 52 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
最大 最大 オフ 50 fps
高性能 67 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能)
RTX 3080 16GB 67 fps
RTX 3070 64 fps
RTX 3080 16GB 62 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 8GB 60 fps
RTX 3060 54 fps
重い部類のゲーム
Bright Memory Infinite Ray Tracing Benchmark
解像度 RTX DLSS 平均fps
1920
x
1080
High Off 47 fps
Performance 106 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、RTX:High、DLSS:Performance)
RTX 3080 16GB 106 fps
RTX 3080 16GB 105 fps [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 8GB 94 fps
RTX 3070 87 fps
RTX 3060 71 fps

 

その他のゲーム

「APEX」や「フォートナイト」、「PUBG」など、上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。他のPCでの計測結果ですが、ほぼ同じ結果になると思います。

 

ディスプレイのチェック

ROG Flow X13のディスプレイの詳細なチェックです。

「1920x1200ドット」と「3840x2400」のディスプレイがありますが、今回は、「3840x2400ドット」を搭載しています。色域が比較的広く、ウェブ系のクリエイティブな作業に向いています。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では350cd/m2と高めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は99.8%、sRGB比は117.7%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線となっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

ハーフグレアに近いです。映り込みはややありますが、光沢液晶ほど酷くはありません。また、ギラつきは、ほとんど感じません。

画面への映り込み

フリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約130msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は大きいです。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したのが下の図です。普通のノートPCと変わらない残像感です。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

Nキーロールオーバーに対応しており、複数のキーを同時に押す場合でも、正確に認識されます。実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約1.7mmです。キートップはわずかにカーブしています。コンパクトなボディのノートPCとしては深く、しっかりとした打鍵感があり、打ちやすいキーボードです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドは、指を動かすと上下に揺れるので、やや操作しにくいです。


タッチパッド

 

RGBライティングには対応していませんが、白色のバックライトを備えています。明るさは3段階で調節でき、LED点灯パターンはブレスとストロボとスタティックの3種類のみとなります。

キーボードバックライト

 

AURA Syncに対応していません。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

CPU

CPUにはRyzen 9 5900HSを搭載しています。8コア16スレッドの非常に高い性能のプロセッサーです。これまで計測したノートPCの中でも非常に高いスコアを出しており、シングルコアのスコアも高いです。ノートPCとしては上位のプロセッサーなので、ほとんどのソフトが快適に動きます。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 9 5900HS
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13380 [Turbo]
12373 [パフォーマンス]
Ryzen 9 5900HS 11955 [Turbo]
11047 [パフォーマンス]
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 9 5900HS 1492 [パフォーマンス]
1478 [Turbo]
Ryzen 9 5980HX 1471 [パフォーマンス]
1463 [Turbo]
Core i7-1165G7 1447
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1275
Ryzen 7 4700U 1214
Core i7-10870H 1176
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

「ROG Flow X13」本体にはGeForce GTX 1650 Max-Q、外付けGPU Box「ROG XG Mobile」にはGeForce RTX 3080 Laptop GPUを搭載しています。GPU BoxはVRAM16GBで、ノート用グラフィックスの中では最上位クラスの性能となります。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce GTX 1650 Max-Q 4GB
ROG XG Mobile接続時(GeForce RTX 3080 Laptop 16GB)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
17064
デスクトップ用
RTX 3070
13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
11526
RTX 3080 16GB 11361 [ASUS ROG Strix SCAR 17]
RTX 3080 16GB 11166 [Turbo]
10157 [パフォーマンス]
RTX 3080 10258
RTX 2080 9456
RTX 3070 9220
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 3060 6984
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
GTX 1650 Max-Q 3154 [Turbo]
3026 [パフォーマンス]
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1650 Max-QとGeForce RTX 3080 Laptop GPUの情報は次の通りです。

GeForce GTX 1650 Max-Q
GeForce RTX 3080 Laptop GPU

 

ストレージ

ストレージには、デフォルトで1TBのNVMe SSDを搭載しています。十分な速度と容量を備えています。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
2441
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

外付けGPUドック「ROG XG Mobile」の側面にSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度も非常に速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらは、「Turbo」 モードで計測したもののみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

PC単体で動かしたときの結果です。速い書き出し時間ですが、Core i7-10875HなどのインテルCPUよりは遅かったです。なお、GPU Boxを接続しても、CPUは変わらないので、処理時間はほぼ同じです。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Ryzen 9 5900HS
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

RTX 3080のGPU Boxを接続すると、RTXシリーズのAI処理を担うTensorコアによって「JPEGのノイズを削除」や「スタイルの適用のニューラルフィルター処理が劇的に速くなります。快適に作業できるでしょう。

  Ryzen 9 5900HS
GTX 1650 MQ
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒 2.5秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約23秒 7秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約7秒 3.5秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約4秒 約4秒
被写体を選択 約2.5秒 約2.5秒
スマートシャープ 約1秒 約1秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

RTX 3080なら4K動画も高速で書き出しできます。ワープスタビライザーなどの処理も速めに終わります。カラー編集などもすぐに反映されます。

4K動画の書き出し
Core i9-10980HK
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10750H
RTX 2060
4分51秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080 16GB
5分06秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Ryzen 9 5900HS
GTX 1650 Max-Q
7分21秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
21分19秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間

GPU Box接続時なら、書き出し時間も速く、編集作業も快適です。

Fusion機能を使うと、たくさんのVRAMを使用しますが、16GBのVRAMのRTX 3080なら安心です。

Core i7-10870H
GeForce RTX 2060
4分54秒
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080 16GB
5分41秒
Core i7-10875H
GeForce GTX 1650Ti
6分53秒
Ryzen 9 5900HS
GTX 1650 Max-Q
7分05秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8G
7分11秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 17分35秒
Ryzen 7 4700U 33分05秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するx265エンコードを実行してみましたが、こちらも非常に高速でした。

Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 9 5900HS 9分55秒
Core i7-10875H 10分44秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

GPU Box接続時の結果です。非常に速いレンダリング時間です。ランキングも上位3%でした。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080 16GB
5分43秒
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070
7分15秒
Core i7-11370H
RTX 3070
7分24秒
Core i7-10750H
RTX 3060
10分06秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作確認結果です。Power DeliveryおよびDisplay Portには対応していますが、Thunderboltには対応していません。

Power Deliveryは、45W以上であれば充電できました。ただし、もしゲームをするなら、45Wでは足りないため、純正のACアダプターを使うか、100W近くのできるだけ容量の大きいPD充電器を使うといいと思います。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、YCbCr444で表示出来ています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

PC本体はメーカーサイトには「約1.35kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通り、公表値通りの質量です。ゲーミングノートPCとしては非常に軽いです。また、ACアダプターもゲーミングノートとしては非常に軽いです。ACアダプターと合わせても持ち運びやすい大きさと重量だと思います。外付けGPUドックである「ROG XG Mobile」の質量は約1kgと、こちらも軽量です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.350kg
ACアダプター 396g
ROG XG Mobile 987g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

ROG Flow X13は、13型のノートPCとしては大容量となる62Whのバッテリーを搭載しています。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。今回、3840 x 2400の高解像度ディスプレイを搭載しているため、バッテリー駆動時間はそこまで長くはありませんが、それでも軽い作業なら半日(13時~18時など)は持つと思います。1920x1200のディスプレイであれば、もう少し駆動時間は長くなると思います。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法
(2) PCMark 10 Modern Office 6時間39分
(2) 動画再生時 6時間07分
(4) PCMark 10 Gaming 1時間20分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、パーツの温度、静音性、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。今回は、いずれもパフォーマンスモードで計測しています。

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。こちらは、「パフォーマンス」 モードで計測したもののみ掲載します。

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。なお、CPUのみに負荷のかかる処理であるため、外付けGPU Boxを接続したときのテストはしていません。

今回搭載されているRyzen 9 5900HSは、TDPが35Wのプロセッサーです。動作直後は、約40Wと高いCPU電力ですが、そのうち約30Wへ下がり、パフォーマンスが下がります。その代わり、CPU温度も70℃台と問題ない温度まで下がります。

ちなみに、下に画像は掲載していませんが、「Turbo」モードにすると、30Wと45Wを行ったり来たりする動きになり、CPU温度は75℃と90℃を行ったり来たりしていました。

CPU温度
CPU電力

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

PC本体のみと、「ROG XG Mobile」接続時におけるファイナルファンタジー15のベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

PC本体のみの場合は、CPU温度およびGPU温度とも70℃台で推移しており問題ありません。

ROG XG Mobile接続時は、CPU温度およびGPU温度のどちらも80℃を超えやや高めの温度です。

  • PC本体のみ
  • PC本体 + XG Mobile
CPU温度
GPU温度(GeForce GTX 1650 Max-Q)
CPU温度
GPU温度(GeForce RTX 3080)

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はファンが動作していないのでほぼ無音です。ゲーム中はいずれも50dB以下で、ゲーミングノートしては、騒音値は抑えられています。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

薄型設計かつ、高性能なパーツを搭載しているので、全体的に表面温度は高めです。ゲーム中は手の平が熱く感じてきます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。なお、ROG XG Mobileを接続しているとき、PC本体のACアダプターは抜いて、ROG XG Mobileの電源コードにワットチェッカーをつないで、消費電力を計測しています。

アイドル時は外部GPUが動作していないので、低めの消費電力です。ROG XG Mobile接続時は最大200Wと、高性能なグラフィックスを搭載しているので、高めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Flow X13の外観のチェックです。

黒を基調としたシンプルなデザインなので、一見ゲーミングノートには見えません。外出先や移動中の作業でも目立たないように配慮されたデザインだと思います。


 

天板には波模様のようなグラビティウェーブデザインが施されており、デザイン性だけでなく、持った時にグリップ感がよくなるというメリットもあります。ROGのタグも目立ちません。

 

360度回転するヒンジ部分です。

 

キーボード上部にホットキーがあります。ワンタッチで音量の調整、マイクのミュート、「ARMOURY CRATE」を呼び出すことができます。

 

天板の先端には磁石が埋め込まれており、閉める時は吸い込まれるようにパタッと閉じます。その分開く時は片手だと難しいです。

 

閉じた時の画像です。厚みわずか約15.8mmのスリムボディです。

 

ポートはHDMI 2.0b×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C×2とこのままでも十分ありますが、ROG XG Mobileを接続することでさらに拡張することができます。

側面にある電源ボタンは、指紋認証にも対応しています。

 

360度回転するヒンジを備えているので、テントモードやタブレットモードでの使用が可能です。

 

スピーカーは左右のパームレストの端にあります。音質は普通です。ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。

 

底面カバーを外したときの画像です。なお、ASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしておりません。また、メーカーから借りたサンプル機であるため、一部部材は量産品と違う可能性があります。

冷却ファンは2つで、ヒートパイプは2本です。

 

ACアダプターはキューブ型で非常にコンパクトです。カバンにもすっぽり入ります。

 

ACアダプターはUSB-Cで給電します。

 

ACアダプターは100Wです。

 

まとめ

以上が、ASUS ROG Flow X13nのレビューです。

ROG Flow X13本体は、Ryzen 5000 HシリーズおよびGeForce RTX 1650 Max-Qを搭載し高い性能でありながら、軽量かつコンパクトで持ち運びが楽なモバイルノートPCです。外出先へ外部グラフィックスを搭載した高性能ノートを持って行き、ゲームをしたりクリエイティブ作業をしたりしたい方におすすめの製品です。

さらに、小型の外付けGPU BoxであるROG XG Mobileを接続すると、ノート用RTX 3080などの高性能グラフィックスを搭載したハイスペックゲーミングノートにパワーアップします。240Hzなどの外部モニターを接続し、2画面表示にしてゲームをすることも可能です。外部キーボードや、コントローラー、アケコンなどを接続するときは、PC本体をテント型やL字型にしてPCのキーボードを隠すことができ邪魔になりません。

このように、自宅では高性能デスクトップPC並みのスペックでゲームができ、外出先でもライトにゲームをすることができます。このような用途で使う方には、ベストな1台となることでしょう。

 

軽量本体で、独自GPU Boxも接続しパワーアップもできるゲーミングノート

ASUS ROG Flow X13

特徴

  • GTX 1650を搭載しても約1.35kgの軽さ
  • 最新のRyzen 5000 Hシリーズを搭載
  • RTX 3080等搭載のROG XG Mobileでパワーアップ

こんなあなたに

  • 外出先で、負荷が高めの作業をする方
  • 屋内では、非常に高い負荷の作業をする方
  • PC本体価格19万円[税込]~
  • GPU Box価格11万円[税込]~
公式サイトはこちら

 

 

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