ASUS ROG Zephyrus M16の実機レビュー

更新日:
CPU Core i9-12900H
GPU RTX 3060 Laptop
RTX 3070 Ti Laptop
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 512GB / 2TB SSD
液晶サイズ 16.0インチ (16:10)
液晶種類 2560x1600 165Hz
質量 約2.05kg
バッテリー 90Wh(最大約11.7時間)
価格[税込] 26万円台~
動画編集用にもおすすめ

ROG Zephyrus M16は、持ち運ぶことができる高性能ゲーミングノートPCです。

Core i9-12900Hに、最大でGeForce RTX 3070 Tiを搭載しつつ、質量が約2.05kgと軽くなっています。

また、ディスプレイも特徴的で、画面比16:10の2560x1600ドットで、色域も広いので、本格的な動画編集などのクリエイティブな作業も行えます。

クリエイターの使用にやや重心を置いた、持ち運べるハイクラスのゲーミングノートです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i9-12900H、32GBメモリ、GeForce RTX 3070 Ti

 

目次

お忙しい方は、「 ROG Zephyrus M16の特徴」のみお読みください。

 

ROG Zephyrus M16の特徴

持ち運べるハイクラスのゲーミングノート

ROG Zephyrus M16は、Core i9-12900Hに、最大でRTX 3070 Laptpopなどを搭載したハイクラスのゲーミングノートPCですが、質量が仕様値で約2.0kgしかありません。また、ボディの厚みも19.9~22.3mmと薄めなので、扱いやすく、持ち運びもしやすいです。

高性能でも軽い

 

かなり高い性能の第12世代Core i9-12900Hを搭載

ROG Zephyrus M16は、PコアおよびEコアの2種類を搭載した最新の第12世代 Core i9-12900Hを搭載しています。従来の第11世代のCore i9-11900Hと比較すると、マルチコア性能が約1.4倍、シングルコア性能が約1.2高くなっています。第12世代Coreプロセッサーの中でも高い性能で、ゲームだけでなく、クリエイターソフトの使用にも適しています。

インテル第12世代Core(Alder Lake)Hシリーズ プロセッサー
  Pコア/
Eコア
Pコア
Max
Boost
[GHz]
Pコア
Base
[GHz]
Cache Base
Power
Turbo
Power
Core i9-12900HK 6 / 8 5.0 2.5 24MB 45W 115W
Core i9-12900H 6 / 8 5.0 2.5 24MB 45W 115W
Core i7-12800H 6 / 8 4.8 2.4 24MB 45W 115W
Core i7-12700H 6 / 8 4.7 2.3 24MB 45W 115W
Core i7-12650H 6 / 4 4.7 2.3 24MB 45W 115W
Core i5-12600H 4 / 8 4.5 2.7 18MB 45W 95W
Core i5-12500H 4 / 8 4.5 2.5 18MB 45W 95W
Core i5-12450H 4 / 4 4.4 2.0 12MB 45W 95W
CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i9-12900H 19223
Core i9-11900H 13266
CINEBENCH R23(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-11900H 1570

 

クリエイターも使える広色域液晶を搭載

ROG Zephyrus M16は、搭載する液晶も特徴的です。

WQXGA(2560x1600)165Hz駆動液晶を搭載していますが、フルHDよりも少し解像度が高いだけでなく、サイズも16型と少し大きめです。また、液晶のアスペクト比は16:10となっています。一般的なアスペクト比16:9の液晶よりも、縦方向の情報量が増えていて、作業がしやすいです。ゲーミングノートPCでこのアスペクト比の液晶を搭載しているのは珍しいです。

さらに、メーカー公表値ではDCI-P3カバー率100%で、Pantone認証も受けており、クリエイター向けソフトの使用にも適しています。

eスポーツタイトルを本気でプレイするというよりも、高画質でのゲームを楽しんだり、クリエイティブな作業を行うといった用途に重きを置いたディスプレイだと思います。

広色域のWQXGA 165Hz液晶を搭載

 

高パフォーマンスを引き出す冷却性能

ROG Zephyrus M16は、コンパクトなボディに、高い性能を備えているため、高い冷却性能が求められます。

そこで、ROG Zephyrus M16の内部を確認すると、下の画像のようにファンを2基、ヒートパイプを6本、排気口を4つ備えています。その他にも、CPUグリスには液体金属サーマルコンパウンドを使用したり、冷却ファンがセルフクリーニング機能を備えるなど、冷却性能をアップし、維持するための工夫がなされています。

ROG Zephyrus M16の冷却システム

 

今回実際に試した範囲では、CPU・GPUの性能を十分引き出すことができていましたし、負荷の高いゲームをプレイしても、動作が不安定になることはありませんでした。

 

上品ながら目を引くデザイン

ROG Zephyrus M16は、キーボードには色の変更が可能なバックライトを搭載しているものの、それ以外は、LEDバーなどはなく、ゲーミングノートPCとしてはシンプルですが、人目を引くデザインとなっています。

例えば、天板にはドットパターンのデザインが施されていますが、下の画像のように角度によっては、光を反射し、キラキラと輝きます。また、マグネシウム-アルミニウム合金製のシャーシは、軽くて丈夫で、質感も高いです。

高級感があり、上品なデザインなので、クリエイターが仕事に使用する場合でも、全く違和感なく使えると思います。

角度によって見た目が変わる天板

 

メモリはオンボード + スロット

ROG Zephyrus M16のメモリ構成は、オンボードメモリ + スロットメモリとなっています。スロットメモリは換装できますが、オンボードのほうは換装できないためご注意下さい。

本製品は、16GBメモリのモデルと、32GBメモリのモデルがあります。ゲームでの利用なら16GBでもいいですが、クリエイター向けソフトを使う場合は32GBメモリのほうが安心でしょう。

オンボード + スロットメモリ

 

ストレージの増設が可能

ROG Zephyrus M16には、M.2スロットが2つあり、1つは空きスロットになっています。

そのため、M.2 SSDを増設してストレージ容量を増やすことができそうです。なお、パーツの増設に関する故障については、当サイトもメーカーも責任を負うことができませんので、自己責任でお願いします。

M.2スロット x2

 

6スピーカーでサウンドもいい

ROG Zephyrus M16には、2W x6のスピーカーを搭載しています。ノートPCではあまりないスピーカーの数です。そのため、音にも迫力があり、他のゲーミングノートPCと比べても音質がいいです。

また、ウーファーは、重低音による振動を抑えるために、互いの振動を打ち消し合うようにペアで配置された、デュアルフォースキャンセルウーファーとなっています。

ノートPC基準で10点満点で採点すると、7点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

持ち運ぶなら「ASUSのあんしん保証プレミアム」

ASUSでは、「ASUSのあんしん保証」というサービスがあります。これは、1年間に1度、どんな理由の故障であれ部品代の20%+消費税のみで製品を修理してくれる、という保証です。もちろん、メーカー責任の自然故障については、保証期間内であれば、無償で修理してくれます。しかも、購入後ユーザー登録をすることで、無償で加入することができます。

また、14,800円でさらに手厚い保証、「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」に加入することもできます。 この保証は、どんな故障でも理由を問わず、1年間に1度、3年の間、自己負担金0円で修理してくれるというサービスです。さらに、この保証に登録すると、メーカー国内保証期間も3年に延長され、保証期間内のメーカー責任の自然故障であれば、利用回数にカウントされることなく、無料で修理対応してもらうことができます。ROG Zephyrus M16を持ち運んで使用するのであれば、「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」は、非常におすすめです。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

ROG Zephyrus M16の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
快適に動作します。アスペクト比16:10の16型液晶なので、画面も見やすく、作業がしやすいです。
動画鑑賞 精細で、色鮮やかな表示ができます。また、スピーカー音も良く、動画鑑賞は快適です。
オンライン会議 ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、問題なくオンライン会議ができます。
RAW現像
画像編集
○+ CPU性能が高く、色域も広く、RAW現像や画像編集にも適しています。ただ、当サイトの計測で、Adobe RGBを100%カバーする色域はありません。
動画編集 CPU・GPUともに性能が高く、快適に動画編集ができます。当サイト計測で、DCI-P3 100%クラスの液晶で、色域も広いので、プロの映像クリエイターも使用できると思います。
ゲーム GeForce RTX 3070 Ti、165Hz液晶を搭載し、ハイクラスのゲーミング性能を備えています。多くのタイトルを快適にプレイすることができます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

本製品は、いくつか動作モードを選択できます。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」のモードで、各ゲームの平均フレームレートを計測した結果を掲載します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

いくつかゲームのフレームレートを計測してみましたが、1920x1080環境であれば、全てのゲームが快適にプレイできるフレームレートが出ていました。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 123 fps
78 fps
ウルトラ 63 fps
レイトレ:中 52 fps
レイトレ:ウルトラ 49 fps
※ベンチマークで計測
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3070Ti 120W 63 fps
RTX 3060 115W 62 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920
x
1080
オフ 126 fps
オフ 102 fps
最大 オフ 67 fps
高性能 93 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 87 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 145W 68 fps
RTX 3070Ti 120W 67 fps
RTX 3070Ti 105W 65 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050Ti 60W 28 fps
RTX 3050 60W 22 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 180 fps
90 fps
エクストリーム 79 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 97 fps
RTX 3070Ti 120W 79 fps
RTX 3070Ti 105W 77 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 144 fps
101 fps
ウルトラ 84 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 108 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3070 145W 85 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070Ti 120W 84 fps
RTX 3070Ti 105W 83 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 73 fps
RTX 3060 90W 64 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050Ti 60W 49 fps
RTX 3050 60W 42 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 153 fps
標準品質 120 fps
高品質 89 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 145W 92 fps
RTX 3070Ti 105W 91 fps
RTX 3070Ti 120W 89 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 48596 / 172 fps
25597 / 117 fps
ウルトラ 18693 / 98 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3070Ti 120W 98 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920
x
1080
最低 オフ 165 fps
オフ 128 fps
最高 オフ 111 fps
クオリティ 131 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 129 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 3070Ti 120W 111 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 115W 96 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 196 fps
高(ノート) 168 fps
最高品質 142 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3070Ti 120W 142 fps
RTX 3070Ti 105W 137 fps
RTX 3070 145W 137 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 125 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 285 fps
高設定 138 fps
最高設定 113 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 271 fps
高設定 159 fps
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 445 fps
高設定 320 fps
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 283 fps
中型 248 fps
ウルトラ 242 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均スコア
1920x1080 最高品質 23767(すごく快適)
※約5500で60fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

パネルは、「BOE NE160QDM-NY3」でした。なお、別のパネルが搭載される可能性もあります

解像度が2560x1600と少し高く、165Hz駆動に対応し、色域も広い質の高いディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では550cd/m2と高かったです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測結果は、以下の通りです。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 97.5%
Adobe RGBカバー率 86.0%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ揃っており、直線的なので、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。わずかにギラつきがありますが、ほとんど気にならないレベルです。

画面への映り込み

調光によってフリッカー(ちらつき)が出ているか確認しましたが、フリッカーはありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約37msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に165フレームを更新する165Hzの液晶で2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像がありました。このことから、一般的なノートPCの液晶より、残像は抑えられていると言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18mmです。キーストロークは約1.7mmと、気持ち深めです。キーを押すときの反発は強めなので、しっかりとした打鍵感がありますが、キータイプ時の底付きの衝撃は少なく、比較的打ちやすいキーボードです。配置やキーサイズにも気になる部分はありません。

また、オーバーストローク技術を採用しており、しっかり打ち込まなくてもキー入力を検知してくれますし、N-keyロールオーバーに対応しているので、ゲーム時の複数のキー入力を正確に認識できます。

タッチパッドは面積が大きく、ガラスタッチパッドなので指滑りがよく、マウス操作もしやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードにはバックライトも付いており、下の画像のように色の変更が可能です。ただし、各キー、またはエリアごとに色を変えることはできず、全キーが同じ色になります。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

動作モード

 

CPU

CPUにはCore i9-12900Hを搭載しています。前述したようにかなり高いベンチマークスコアが出ています。また、Turboモードにするとベンチマークスコアが大きく伸びるので、CPUに負荷のかかる作業をするときは、Turboモードにするといいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i9-12900H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900H 19223 [Turbo]
14800 [パフォーマンス]
Core i9-12900HK 17767
Core i7-12700H 16389
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 5 5600H 9255
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 5 5625U 8107
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920 [Turbo]
1900 [パフォーマンス]
Core i9-12900HK 1918
Core i7-12700H 1823
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Ryzen 5 5600H 1354
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1264
Ryzen 5 5500U 1185
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリは、DDR5-4800を搭載しており高速です。また、オンボードメモリ+スロットメモリ(1スロット)という構成です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
32GBメモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.73GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce RTX 3070 Ti Laptopを搭載しています。

最大グラフィックスパワーは120Wです。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

比較的高めのベンチマークスコアが出ています。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Ti Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3070Ti 120W 8616 [Turbo]
8313 [パフォーマンス]
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Ti Laptopの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロック、メモリ、ブーストクロックがアップしています。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、非常に高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
2TB NVMe PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7081
7000
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。アクセスも高速です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「Turbo」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUの処理性能、特にシングルコアの性能が高いため、処理にかかる時間が短いです。

Core i9-12900H
32GBメモリ
37秒
Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i7-12700H
16GBメモリ
45秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
56秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1195G7
16GBメモリ
66秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

GeForce RTX 3070 Tiの外部グラフィックスに、高性能CPUを搭載しているため、書き出し時間は速いです。動画編集作業自体も快適にできます。

Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i9-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-1180H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

USB-Cポートを2ポート備えていますが、どちらもDisplayPortと、Power Deliveryに対応しています。また、そのうちの1ポート(奥側)は、Thunderbolt 4にも対応しています。

今回のチェックでは、45W以上の出力があれば、USB-Cアダプターでの充電も可能でした。また、Thunderboltドックや、USB-Cドックも使用できました。

なお、ゲームプレイなど負荷の高い作業を行う場合は、USB-C充電器だと電力が足りないので、付属のACアダプターを使用することをおすすめします。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示できます。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.05kg」と記載されています。16インチサイズのゲーミングノートとしては軽いです。ACアダプターはやや重いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.085kg
ACアダプター 725g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ROG Zephyrus M16のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、90Whでした。大きい容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。ゲーム以外の、メールやネット閲覧といった軽めの作業であれば、バッテリー駆動でも使用できそうです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 最大 約11.7時間
(2) PCMark 10 Modern Office 6時間12分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間24分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

パフォーマンスモードでは、CPU電力が安定しませんが、CPU温度は74℃前後を推移しており、問題ないCPU温度でした。

Turboモードでは、CPU電力が約90Wで推移していました。CPU温度はやや上がりますが、それでも80℃前後なので問題ない範囲です。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

どちらのモードも、問題ない温度だと思います。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、ほぼ無音です。FF15のような高い負荷がかかると「パフォーマンス」モードでも、高めの騒音値となります。「Turbo」モードにすると、さらに騒音値があがるので、うるさく感じます。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

ゲーム中はキーボード中央の温度が上がります。また、パームレスト部分も若干暖かく感じてきます。ただ、WASDキーはそれほど上昇していません。ゲーム中は、やや手のひらが熱く感じるかもしれません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

アイドル時の消費電力は低いですが、性能の高いCPU・GPUを搭載しているので、高負荷時は高めの消費電力になります。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Zephyrus M16の外観のチェックです。

液晶のベゼル幅、特にサイドのベゼル幅が狭く、画面占有率が約94%ととても高いです。ゲーミングノートPC特有の派手な見た目ではありませんが、シンプルなデザインでかっこよく、クリエイターの仕事用としても違和感がありません。

 

天板には、ドットパターンのようなデザインが施されています。光を反射するような処理がされているので、画像のように光って見えます。また、ROGのロゴは、目立たない場所に配置されています。

 

ウェブカメラは、720p HDカメラです。画質は普通です。なお、IRカメラは搭載していないので、Windows Helloの顔認証は使用できません。

 

電源ボタンには、指紋センサーが統合されています。

 

閉じた時の画像です。厚みは19.9~22.3mmと、ハイクラスのゲーミングノートPCとしては薄めです。

 

インターフェイスには、USB3.2 x2、USB-C x2(Display Port、Power Delivery対応、1ポートはThunderbolt 4にも対応)、HDMI 2.0b、LANポート、microSDカードリーダーを備えています。ポート類の種類と数は十分です。ただし、SDカードスロットは、フルサイズのSDカードに対応していません。

 

液晶は約180度開きます。

 

底面は、吸気しやすくするために、高めの足が付けられています。

 

底面カバーを外したときの画像です。2基の冷却ファン、6本のヒートパイプ、4つの排気口により、CPU、GPUの熱を放出します。

 

メモリです。オンボード+スロットメモリという構成です。スロットのメモリは換装可能だと思います。

 

80mmのM.2 SSDが搭載されています。

 

空きのM.2スロットもあります。ASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしておりませんが、増設は可能だと思います。

 

ACアダプターの容量は240Wと大きいです。ACアダプターにも、ROGデザインが施されています。

 

まとめ

以上が、ROG Zephyrus M16のレビューです。

Core i9-12900Hと165Hz液晶に、最大でGeForce RTX 3070を搭載し、多くのタイトルのゲームを快適にプレイできるハイクラスのゲーミングノートPCでありながら、約2.05kgと軽く、持ち運びやすい機種です。

液晶は、少し大きめの16型で、2560x1600と解像度も高めなので精細な表示が可能です。また、アスペクト比が16:10なので、ゲーム以外の作業もしやすいです。さらに、DCI-P3 100%クラスで色域が広く、高いスペックを活かして、本格的な動画編集などを行うのにも適しています。

また、6スピーカーを搭載し、サウンドもいいので、目だけでなく、耳でもゲームやエンターテイメントを楽しむことができます。デザイン性や質感が高いのも、おすすめポイントです。

ゲームだけでなく、クリエイティブな作業にも使いたくて、かつ持ち運びもしたい方に最もフィットする機種だと思います。

 

持ち運べるハイクラスのゲーミングノート

ROG Zephyrus M16

特徴

  • Core i9-12900H + RTX 3070 Ti
  • ハイクラスのゲーミングPCながら約2.05kgと軽い
  • 2560x1600 165Hz、広色域の16型液晶を搭載

こんなあなたに

  • 外に持ち出せるハイクラスゲーミングPCが欲しい方
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