ASUS TUF Dash F15の実機レビュー

更新日:2021年3月5日

後継機種が発売されました

詳細はこちら

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ASUS TUF Dash F15のレビュー

CPU Core i5-11300H
Core i7-11370H
GPU RTX 3050Ti Laptop
RTX 3060 Laptop
RTX 3070 Laptop
メモリ 16GB(DDR4-3200)
ストレージ 512GB / 1TB NVMe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 240Hz / 144Hz
質量 約2.1kg
バッテリー 76Wh(約12.6時間)
価格[税込] 12万円台~
性能が高く、価格も割と安い

新世代ノート用グラフィックスGeForce RTX 30シリーズに、高リフレッシュレート液晶を搭載した、高性能ゲーミングノートPCです。

CPUやグラフィックスのスペックが高く、それでいて価格は安く、コスパの高いゲーミングノートだと思います。

本体は最薄部19.9mm、重量2.1kgのコンパクト設計で、屋内での移動も比較的楽です。

なお、Webカメラが搭載されていないため、ご注意下さい。 

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。先行貸出機ですので、一部部材は量産品と違う可能性がございます。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11370H、16GBメモリ、GeForce RTX 3070、1TB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「ASUS TUF Dash F15の特徴」のみお読みください。

 

TUF Dash F15の特徴

バランスのいい性能

TUF Dash F15は、高めのスペックでありながら、価格もそこまで高くなく、バランスのとれたゲーミングノートPCだと思います。

同社のTUF Gaming A15など、同じグラフィックスを搭載しながら、もっと安い製品もありますが、こういった製品はディスプレイの色域が狭く、せっかくグラフィック品質を上げてゲームをしても、色がくすんで見えてしまいます。ゲーミングノートは鮮やかすぎるディスプレイを搭載する必要はありませんが、sRGBカバー率という数値が100%近くあるディスプレイのほうが正確な色を表現できて、ゲーム映像を美しく表示できます。せっかくGeForce RTX 30シリーズの高性能グラフィックスを搭載するなら、このくらいのディスプレイの品質があったほうがいいかと思います。

 ただし、144Hz液晶の色域は狭いと思われるためご注意下さい。

バランスのいい製品

 

新世代ノート用グラフィックス「RTX 30シリーズ」を搭載

TUF Dash F15は、新世代のAmpereノート用グラフィックス「GeForce RTX 30シリーズ」を搭載しています。搭載できるのはエントリー向けのRTX 3050Ti、ミドルレンジのRTX 3060、ミドルハイクラスのRTX 3070です。

60fps前後の平均フレームレートが出せれば良いのならRTX 3060で十分です。高リフレッシュレート液晶を活かして、高いフレームで遊びたい方は、RTX 3070がいいと思います。

3DMark Time Spys - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 11361
RTX 3080 8GB 10258
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 8838
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 3060 6984
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
エントリー RTX 3050Ti 5292
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494

 

サイバーパンク2077もできる性能

次世代のノート用グラフィックス「RTX 3070」を搭載したモデルなら、かなり負荷の高い最新のゲーム「サイバーパンク2077」も平均57 fpsのフレームレートで、さらにDLSSと併用することでさらに60 fps以上のフレームレートになり、快適にゲームをすることができます。

「ウォッチドッグス レギオン」もDLSS無しで60fps、DLSSをオンにすると60fps以上のフレームレートが出ています。

ただし、レイトレーシングを有効化してのプレイはかなり重く、DLSSと併用しても60 fpsを割るので、レイトレーシング環境でもプレイしたいという方は、RTX 30シリーズ最上位であるRTX 3080モデルをおすすめします。

サイバーパンク2077をプレイ
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
品質ウルトラ 57 fps
品質ウルトラ
DLSSパフォーマンス
70 fps
品質レイトレーシング:ウルトラ
DLSSパフォーマンス
53 fps
解像度:1920x1080
表示しているのは平均フレームレートです。
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
品質最大 60 fps
品質最大
DLSS高性能
62 fps
品質最大
DLSS高性能
レイトレーシング最大
52 fps
解像度:1920x1080
表示しているのは平均フレームレートです。

 

最大240Hzの高リフレッシュレートパネル

昨今のゲーミングノートPCは120Hz液晶はもう当たり前となってきましたが、次世代グラフィックスRTX 30シリーズを搭載したゲーミングノートPCのほとんどは、240Hz以上のリフレッシュレート液晶を搭載しています(一部のモデルは144Hzです)。

本製品でも240Hzの超高リフレッシュレート液晶を搭載しており、240Hz液晶では通常の60Hzの4倍映像を描写するので、素早い動作や視点移動でも滑らかでヌルヌル動き、精密なエイム動作も素早く行うことができます。特に競技性の高いeスポーツタイトルにおいてはかなり優位になります。

240Hzの超高リフレッシュレートパネルでゲームを優位に

 

ただし、240Hz液晶を最大限発揮するには常時240 fps以上を安定して出すことが理想です。そこで、ここでは、ノート用RTX 3070を搭載した本製品で、どの程度フレームレートが出るのか、試しにいくつかeスポーツタイトルをプレイして、最大、最小、平均フレームレートを計測してみました。いずれも正確な測定ではないので、参考程度にご覧ください。APEXとPUBGは実際のマッチプレイでの計測です。

いずれも低設定で計測した結果が下表の通りです。どのタイトルも常時240fpsは厳しいですが、それでも平均120 fpsは安定して出ていますし、VALORANTのフレームレートなら200 fpsを超えています。このくらいのフレームレートが出ていれば、高リフレッシュレートの特性を活かした映像を楽しむことが出来ると思います。

軽い部類のゲーム
Apex Legends
最大フレームレート 158 fps
平均フレームレート 139 fps
最小フレームレート 112 fps
グラフィック品質:低設定
デュオで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
最大フレームレート 270 fps
平均フレームレート 220 fps
最小フレームレート 162 fps
グラフィック品質:低設定
プラクティスで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
最大フレームレート 146 fps
平均フレームレート 123 fps
最小フレームレート 98 fps
グラフィック品質:低設定
バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
最大フレームレート 188 fps
平均フレームレート 127 fps
最小フレームレート 83 fps
グラフィック品質最低設定
ERANGEL、ソロで計測

 

最新のインテル第11世代「Core i7-11370H」

TUF Dash F15は、最新のTiger Lake-Hこと、インテル第11世代「Core i7-11370H」を搭載しています。製造プロセスは10nm改良した「10nm SuperFin」を採用しており、最大周波数は4.8GHz、コア数は4コア8スレッドで、TDPは35Wとなっています。マルチコア性能ではゲーミングノートPCに多く搭載されるCore i7-10870H(8コア16スレッド)より劣りますが、かなり高いシングルコア性能を持ちます。ただ、最新のゲームではコア数の多いCore i7-10870Hを搭載したノートPCの方が、フレームレートは伸びると思います。

なお、一部のモデルは、 Core i5-11300Hとなっています。

CPU-Zで確認したCore i7-11370Hの基本情報

 

薄型で持ち運びやすいボディ

TUF Dash F15は、最新パーツを詰め込んだ高性能なゲーミングノートなのに、本体はとてもコンパクト。最薄部19.9mm のスリムボディに重量2.1kgで、バッテリー寿命も長いので、外出先でゲームや仕事をすることが可能です。

また、カラーはエクリプスグレーとムーンライトホワイトの2色で展開され、デザインは派手過ぎず、とてもスタイリッシュ。LANパーティーやカフェなど様々な場所にもマッチします。

カラーはエクリプスグレーとムーンライトホワイトの2色

 

セルフクリーニング機能でエアフローとシステムの寿命を向上

TUF Dash F15の内部は、12Vファンとヒートパイプ5本でCPUとGPUを効率良く冷却し、4つの排気口より熱を排出します。また、ASUS独自の自動で埃を排出する機構「セルフクリーニング機能」のさらなる改良により、前モデルよりも15% のエアフローが改善し、システムの寿命を延ばすことができます。

セルフクリーニング 2.0搭載

 

ASUSのあんしん保証

ASUSでは、通常の製品保証に加えて、水没や落下による破損、落雷、火災、ウイルスなど、どんな理由の故障であれ手厚い保証を受けられるサービス「ASUSのあんしん保証」があります。

通常のプランでは、加入料は0円で効期限は1年。故障時の負担は交換部品代の20%かつ1回のみとなっています。また、追加料金はかかりますが、3年パックも用意されており、故障時の負担は0円かつ3回までとなっているので、心配な方はこちらの加入をおすすめします。

特に本製品のようなゲーミングノートPCは、外に持ち運びをする方も多く、高価な製品なので、是非加入しましょう。その他「ASUSのあんしん保証」について不明な点はメーカーサイトをご確認下さい。

手厚いサポートが受けられる「ASUSのあんしん保証」

 

各用途の快適度

TUF Dash F15の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックでサクサク動くでしょう。
動画鑑賞 見やすい液晶で、スペックも十分です。スピーカー音は普通です。
RAW現像
画像編集
液晶の色域が広く、当サイトの計測ではsRGBカバー率が99.3%と、Web用の編集になら使えると思います。DTP用には色域がやや足りません。
動画編集 CPUおよびグラフィックス性能は十分高く、快適に動画編集ができます。
ゲーム 次世代高性能グラフィックスRTX 3070に、240Hzの超高リフレッシュレートを搭載し、高負荷なゲームも快適にできます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。なおグラフィックドライバのバージョンは執筆時点で最新の「461.23」で計測しています。

また、本製品は、いくつか動作モードを選択できますが、ここでは「Turbo」モードにして計測しています。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトを起動し、変更します。

ARMOURY CRATE
動作モード

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

タイトルによってはRTX 2070、RTX 2060よりも低いスコアの場合があります。ゲームのバージョン違いなのか、ゲーム自体がRTX 30シリーズに最適化されていないのか、ドライバーが最適化されていないのか、CPUの性能差によるものかは分かりません。ですが、いずれもフレームレートがかなり高いです。本製品は240Hzの超高リフレッシュレート液晶を搭載しているため、常に240 fps以上出せることが望ましいですが、低設定だと、平均130 fps~200 fpsは安定して出るので、120 Hzの液晶より優位に戦えます。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです。
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています 。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
1920x1080 低設定 200 fps
高設定 150 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 196 fps
RTX 2080 190 fps
RTX 3080 8GB 177 fps
RTX 2070 SUPER 163 fps
RTX 3070 150 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 144 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2060 123 fps
GTX 1660Ti 113 fps
GTX 1650Ti 76 fps
GTX 1650 70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
1920x1080 低設定 220 fps
高設定 200 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定
RTX 2070 SUPER 300 fps
RTX 3080 16GB 275 fps
RTX 3080 8GB 272 fps
RTX 2060 250 fps
RTX 3070 200 fps
RTX 2060 Max-Q 194 fps
GTX 1650Ti 180 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
1920x1080 低設定 145 fps
高設定 131 fps
最高設定 123 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB 159 fps
RTX 2070 SUPER 151 fps
RTX 3080 8GB 145 fps
RTX 3070 123 fps
RTX 2060 110 fps
Radeon RX 5500M 103 fps
RTX 2060 Max-Q 93 fps
GTX 1650Ti 78 fps
GTX 1650 74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
1920x1080 非常に低い 131 fps
128 fps
ウルトラ 126 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB 185 fps
RTX 3080 16GB 170 fps
RTX 2070 SUPER 167 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 163 fps
RTX 2080 160 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 3070 126 fps
RTX 2060 122 fps
GTX 1660Ti 110 fps
GTX 1650Ti 82 fps
GTX 1650 69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

こちらもタイトルによっては旧世代グラフィックスより低い場合がありました。それでも、いずれもフレームレートが高く、最新の「サイバーパンク2077」では平均60 fps弱、「ウォッチドッグス レギオン」では平均60 fps出ます。トゥームレイダーやFF14などの中程度の重さのゲームではフレームレートが低くなりがちですが、DX12環境での最新のゲームではスペック通り、フレームレートが出ていると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです。
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています 。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
1920x1080 83 fps
65 fps
ウルトラ 57 fps
レイトレ:ウルトラ 53 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 71 fps
RTX 3080 8GB 65 fps
RTX 3070 57 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
1920x1080 77 fps
70 fps
最大 60 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最大)
RTX 3080 8GB 73 fps
RTX 3070 60 fps
重い部類のゲーム
Horizon Zero Dawn(DX12)
1920x1080 92 fps
79 fps
最高 69 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB 88 fps
RTX 3070 69 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
1920x1080 114 fps
88 fps
ウルトラ 73 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB 84 fps
RTX 2070 SUPER 77 fps
RTX 3070 73 fps
RTX 2060 52 fps
Radeon RX 5500M 44 fps
RTX 2060 Max-Q 43 fps
GTX 1650Ti 29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
1920x1080 軽量品質 115 fps
標準品質 103 fps
高品質 80 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 102 fps
RTX 3080 8GB 95 fps
RTX 2080 95 fps
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 3070 80 fps
GTX 1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX 1650 40 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
1920x1080 最低 95 fps
89 fps
最高 85 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB 115 fps
RTX 3080 16GB 108 fps
RTX 2070 SUPER 104 fps
RTX 2080 101 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 3070 85 fps
RTX 2060 77 fps
GTX 1660Ti 72 fps
GTX 1650Ti 50 fps
GTX 1650 46 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン(DX11)
1920x1080 低品質 89 fps
高品質 82 fps
最高品質 79 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 97 fps
RTX 2070 SUPER 95 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 93 fps
RTX 2080 Max-Q 91 fps
RTX 3080 16GB 85 fps
RTX 2070 84 fps
RTX 2070 Max-Q 83 fps
GTX 1660Ti 80 fps
RTX 3070 79 fps
RTX 2060 78 fps
RTX 2060 Max-Q 75 fps
GTX 1650Ti 61 fps
GTX 1650 56 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
1920x1080 標準(ノート) 14965 / 128 fps
高(ノート) 14808 / 126 fps
最高品質 13617 / 112 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 137 fps
RTX 3080 16GB 135 fps
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 3070 112 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 96 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX 1650 64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 20569(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシングとDLSSのフレームレート

レイトレーシングを有効にしたときと、さらにDLSSを有効にしたときのベンチマークです。GeForce RTX 30シリーズでは、第2世代「RTコア」によりレイトレーシング機能も強化されています。

負荷の重い「サイバーパンク2077」や「ウォッチドッグス レギオン」ではレイトレーシングの設定を最大にすると、DLSSを併用しても60 fpsには届きません。グラフィック設定を落とせば60 fpsを超えますが、VRAMが8GBだと足りないタイトルもあるので、レイトレーシング環境でしっかりとプレイしたい方は、RTX 3080 12GBモデルか、デスクトップでプレイすることをおすすめします。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
品質レイトレーシング:ウルトラ
DLSSオフ
28 fps
品質レイトレーシング:ウルトラ
DLSSパフォーマンス
53 fps
解像度:1920x1080
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
レイトレーシング最大 37 fps
レイトレーシング最大
DLSS高性能
52 fps
解像度:1920x1080
グラフィック品質:最大
重い部類のゲーム
Bright Memory Infinite Ray Tracing Benchmark
RTXHigh
DLSSOff
35 fps
RTXHigh
DLSSPerformance
84 fps
解像度:1920x1080
軽い部類のゲーム
フォートナイト
レイトレーシングOn
DLSSOff
77 fps
レイトレーシングOn
DLSSパフォーマンス
87 fps
解像度:1920x1080
グラフィック品質:最高設定

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

TUF Dash F15のディスプレイの詳細なチェックです。

本製品は、240Hzの液晶と144Hzの液晶があります。ここでは240Hz液晶の特性を紹介します。なお、144Hz液晶の色域は「sRGB 100%」とは書かれていないので狭いと思われます。

240Hz液晶

240Hzの液晶は、メーカーサイトに「sRGB 100%」と書かれており色域がゲーミングノートにしては広いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では279cd/m2と普通です。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は99.3%、sRGB比は102.8%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、ややズレがあるものの、どの色もほぼ1:1の直線となっており、比較的自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはそれほど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

フリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約32msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延はかなり少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、240Hz(1秒間に240フレームを表示)のディスプレイで1フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを表示)のディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像がありました。単純に考えて、本製品のディスプレイは普通のディスプレイの約8分の1以下の残像表示時間です。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

TUF Dash F15のキーボードとタッチパッドのチェックです。

見ての通り、ゲームに使用するWASDキーだけクリアになっており、目立つようになっています。ゲーム中も見失うことなく、指を離してもすぐにポジションに付けます。

実測で、キーピッチは横:18mm、縦:18.5mm、キーストロークは約1.9mmとなっており、キートップは少し湾曲しており、底付きの衝撃も少なく、応答も速く、タイピングしやすいキーボードです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの表面はとてもさらさらしており、操作性も良いです。


タッチパッド

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載されており、明るさは3段階で調整できます。WASDキーのみクリアになっているので、LED点灯時も他のキーより目立つようになっています。

キーボードバックライト

 

TUF Dash F15は、AURA Syncに対応しておらず、RGBライティングは非搭載です。LED点灯パターンも少ないです。


AURA Syncには非対応

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

CPU

CPUには最新のTiger Lake-Hこと、インテル第11世代「Core i7-11370H」を搭載しています。4コア8スレッドなので、マルチコア性能はそれほど高くありませんが、それでもCore i7-10750Hよりは高いスコアです。また、シングルコア性能はかなり高いです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-11370H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-11370H 7123 [Turbo]
7036 [パフォーマンス]
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-1165G7 1447
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1275
Ryzen 7 4700U 1214
Core i7-10870H 1176
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce RTX 3070 Laptopを搭載しています。下に、3DMark Time Spyのスコアを掲載します。

スコアはかなり高いですが、RTX 2070 SUPERよりやや高い程度でした。デスクトップ用のGeForce RTX 3070ほどのインパクトはありません。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
17064
デスクトップ用
RTX 3070
13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
11526
RTX 3080 16GB 11361
RTX 3080 10258
RTX 2080 9456
RTX 3070 8693 [Turbo]
8317 [パフォーマンス]
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
RTX 3050Ti 5292
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
その他の3DMARKスコア
    RTX 3070
Port Royal Graphics score 5196
DirectX Raytracing feature test Average fps 23.42
NVIDIA DLSS feature test DLSS on 58.44
DLSS off 24.29

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Laptop GPUの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、デフォルトでは1TBまたは512GBのNVMe SSDを搭載しています。ゲームをプレイする分には十分な速度です。容量も十分あります。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
3545
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらは、「Turbo」 モードで計測したもののみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒 (MacBook Pro 13 M1)
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
4K動画の書き出し
Core i9-10980HK
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10750H
GeForce RTX 2060
4分51秒
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-11370H
RTX 3070
5分40秒
Core i7-10750H
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i5-1135G7
Intel Ir52is Xe
20分00秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
21分19秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

こちらもそこそこ速い書き出し時間です。

  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 14分06秒
NVENCでエンコード (※2) 1分03秒
QSVでエンコード (※3) 1分54秒
VCEでエンコード(※4)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※4 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
x265でのエンコード時間
Core i7-10875H 10分44秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Core i7-10870H 12分02秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Core i7-11370H 14分06秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i5-1135G7 26分03秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i3-10110U 42分20秒
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 13
GeForce RTX 3070
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

Blenderでは非常に速いレンダリング時間です。ランキングも上位4%でした。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB
6分40秒
Core i7-11370H
RTX 3070
7分24秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.1kg」と記載されていますが、当サイトで計測した質量は次の通り、公表値よりも少し軽い結果になりました。PC本体とACアダプター両方とも比較的薄型で軽いので、外に持ち出してのゲーミングや作業も可能だと思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.060kg
ACアダプター 589g

 

以下、パーツの温度、静音性、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。パフォーマンスモードでは最初90℃近くまで上昇しますが、その後は80℃半ばで落ち着きます。Turboモードでは常時80℃後半で推移しています。いずれもCPU温度は高めです。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。パフォーマンスモードとTurboモードでそれほどCPU/GPU温度に違いはほとんどありませんが、Turboモードの方が、緩やかに上昇するのでシステムにも優しいです。CPUはやや高めですが、GPU温度は問題ない温度です。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

ゲーム中はパーツ温度によって段階的にファン速度が変化しているように感じました。Turboモードだと51dBまで高くなるので、ゲーム実況しているとなど、マイクで拾ってしまうレベルの騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(パフォーマンス時)
左から2番目:同上(Turbo時)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ) (パフォーマンス時)
左から4番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

薄型設計かつ、高性能なパーツを搭載しているので、それなりに温度は上昇します。ゲーム中、キーボード中央辺りに熱を感じますが、パームレスト、WASDキー周辺はそれほど熱くならないので、そこまで不快感はありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能なパーツを搭載しているので高めの消費電力です。アイドル時は外部GPUが動作していないので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

TUF Dash F15の外観のチェックです。

ASUSらしいサイバー感を残しつつ、派手すぎないシンプルなデザインと、高性能ゲーミングPCとは思えないコンパクトさがとてもスタイリッシュです。本製品のカラーはエクリプスグレーですが、白が好きな方向けにムーンライトホワイトのカラーもあります。

Webカメラは搭載されていません。オンラインミーティングなどをする方はご注意下さい。 

 

天板も非常にシンプルです。大きくTUFという文字が印字されています。

 

ヒンジ部分です。

 

キーボード上部にホットキーがあります。ワンタッチで音量の調整、マイクのミュート、「ARMOURY CRATE」が呼び出せるので、ゲーマーにはとても便利なキーです。

 

電源ボタンです。

 

閉じた時の画像です。最薄部19.9mm のスリムボディでとてもコンパクトです。

 

インターフェイスには、Thunderbolt 4(Type-C)が1ポート、USB 3.2(Type-A)が3ポート、HDMI出力に有線LANポートも内蔵されています。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

スピーカーは背面にあります。音質は、ノートPC基準で10点満点で採点すると、5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。吸気口はメッシュ状で部分的に開けられています。

 

底面カバーを外したときの画像です。冷却ファンは2つで、ヒートパイプは5本あります。

 

搭載されていたM.2 NVMe SSDです。放熱シートが貼られており、熱対策もされています。右側にM.2 NVMe SSDの空きスロットがあるので、増設もできそうです。ただし、ASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしていません。ASUSあんしん保証に加入しておくと、増設・交換時も故障も修理可能ですが、その場合は元のパーツに戻す必要があるので、元のパーツは捨てないで取っておくようにしましょう。

 

ACアダプターは高性能グラフィックスを搭載したゲーミングノートにしては薄型です。

 

電源コネクタはサイドに配置されており、ケーブルは細いので排熱口の熱に当たりにくいとは思います。心配な方はインターフェイスを隠す形になりますが、逆に向けるといいと思います。

 

ACアダプターは200Wです。

 

まとめ

以上が、ASUS TUF Dash F15のレビューです。

最新のGeForce RTX 30シリーズに、最新のインテルCPU搭載したゲーミングノートです。

高性能なパーツを搭載していながら、コンパクトで持ち運びもしやすい製品です。

最大240Hzの超高リフレッシュレート液晶を搭載し、RTX 3070搭載モデルであれば、ほとんどのeスポーツタイトルにおいて、一般的な液晶よりも優位に戦えます。

液晶は2種類ありますが、240Hz液晶モデルであれば、ディスプレイの色域も広めです。ただし、144Hz液晶モデルの色域は狭いと思われます。

モデルがかなり増えましたが、安く買いたいなら、Core i5-11300H、RTX 3060、144Hzモデルがおすすめで、129,800円で購入できます。

バランスがいいのは、Core i7-11370H、RTX 3060、240Hzのモデルで、169,800円です。

高いスペックを望むなら、Core i7-11370H、RTX 3060、240Hzのモデルで、199,800円となっています。

なお、Webカメラが搭載されていないため、Web会議などをする方は別途Webカメラが必要です。

 

性能が高く、価格も割と安い

ASUS TUF Dash F15

特徴

  • 新世代のRTX 3070 / 3060 / 3050Tiを搭載
  • 最大240Hzの超高リフレッシュレートを搭載
  • 高性能なのにコンパクト

こんなあなたに

  • 高めの性能のゲーミングノートを安く買いたい方
  • 高性能ノートPCを持ち運びする方
  • 価格12万円台~[税込]
公式サイトはこちら

 

 

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