ドスパラ Magnate(IM)の実機レビュー

更新日:2020年4月10日
CPU ~Core i9-9900
GPU 内蔵GPU ~
GTX 1660 SUPER
メモリ 4~64GB
ストレージ SSD / HDD
価格 6万円台(税込)~
安価なミニタワーデスクトップPC

ドスパラ Magnateは、安価でコストパフォーマンスの高いミニタワーのデスクトップPCです。

第9世代インテルCPUや、第3世代RyzenプロセッサーなどCPUの選択肢が広く、他社PCと比較して価格が安い点が特徴です。

納期も早く、カスタマイズしても2日で出荷されるので、テレワークなど早急にパソコンが必要な方にもおすすめです。また、当日出荷モデルも用意されています。

なお、Magnateには多くのモデルがありますが、本記事では売れ筋の「Magnate IM」をレビューします。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の赤色で囲った機種でレビューをしています。

Magnateのモデル比較
※2020年4月06日時点のモデルです

 

目次

お忙しい方は、「 Magnateの特徴」のみお読みください。

 

Magnateの特徴

安くてしかも短納期

Magnateは、ミニタワーの中でも価格が安い製品です。

下表は、Core i5-9400、8GBメモリ、240GB SATA SSDといった人気の構成で、価格を比較したものです(できるだけ構成を揃えていますが、選択できないパーツは別のものを選んでいます)。別の構成にすると他社のPCのほうが安いケースもありますが、今回比較した構成では、Magnate IMが最も安かったです。

また、納期が非常に早いです。当日出荷モデルも用意されており、注文すれば翌日到着します。カスタマイズしても2日で出荷可能です(一部の納期の遅いパーツを選択した場合を除く)。

初期構成の電源容量も多めなので、後から専用グラフィックスを増設したくなった場合でも安心でしょう。

ライバル機種との比較
  Magnate IM P社 M社
マザーボード H310 B360 B360
CPU Core i5-9400
メモリ 8GB
ストレージ 240 GB SSD 240 GB SSD 240GB
光学ドライブ DVD DVD オプション
電源 400W 350W 350W
出荷日 当日~2日 2週間以内 10日
価格[税・送料別] 59,980円 61,980円 69,800円
※2020年4月6日時点の価格です

 

ミニタワーでも高性能パーツを選択可能

Magnateは、ミニタワーケースを採用しており、サイズがコンパクトです。

ミドルタワーケースのMonarchと比較すると、一回り小さいことがわかります。

左:ミドルタワー Monarch、右:ミニタワー Magnate

 

CPUはCore i9-9900などを選択可能

CPUについては、Core i9-9900やRyzen 7 3700Xなどの高性能パーツを搭載することが可能です。高い負荷のかかる作業をする方にも合うでしょう。

 

2020年3月からリカバリーメディア作成サービス開始

2020年3月からリカバリーメディア作成サービスが開始されました。Magnateシリーズのサービス対象モデルはMagnate IMのみですが、順次対象モデルを拡大していくそうです。

知識があればこのサービスは利用しなくても、自分でUSB復元ドライブを作ったり、イメージバックアップを実行したりして対応できると思いますが、PC初心者にはハードルが高いと思うので、復元用USBメモリを購入しておくと安心かと思います。

Windows復元用USBメモリの選択画面

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品で選択できる代表的なCPUは次表の通りです。CPUの選択肢は非常に広く、目的にあった構成にすることができます。動画編集やゲームをする場合は高性能CPU、資料作成などの仕事で使う場合は低い性能のCPUなどを選ぶといいでしょう。

代表的なCPUの性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i5-9400
他のCPUとの比較(マルチコア)

以下は、Magnateで選択できるCPUおよびAMD CPUを搭載した同じPCケースのRegulus/Lightningで選択できるCPUを掲載しています。

Core i9-9900 4943
Ryzen 7 3700X 4751
Core i9-9900 4323
Ryzen 5 3600 3436
Core i7-9700 3168
Core i7-9700F 3071
Ryzen 5 2600 2792
Ryzen 5 3500 2584
Core i5-9400 2334 [レビュー機で計測]
Core i3-9100 1630
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
※一部、The Guru3D.comのサイトから引用しています

 

グラフィックス

本製品で選択できる代表的な外部グラフィックスは次の通りです。エントリークラスからミドルクラスのグラフィックスを選択できます。ライトに軽めのゲームをしたり、FHD動画の簡易的な編集をしたりするならGTX 1650、重いゲームをしたり、やや凝った動画編集をしたりするならGTX 1660 SUPERあたりがおすすめです。

グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
RTX 2080Ti 12388
RTX 2080 SUPER 10674
RTX 2070 SUPER 9586
RTX 2070 8605
RTX 2060 SUPER 8475
RTX 2060 7302
GTX 1660Ti 6105
GTX 1660 SUPER 6000
GTX 1660 5431
GTX 1650 SUPER 4630
GTX 1650 3336
GTX 1050Ti 2173
Intel UHD 630 350
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです

 

なお、グラフィックカード毎のゲームベンチマークスコアについては、下のリンク先を参考にしてください。

 

ストレージ

ストレージは、PCIe SSD、SATA SSD、HDDなど様々なものを選択できます。ただし、モデルによってはPCIe SSDを選択できないのでご注意下さい。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
240GB SATA SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD 1500~3000
SATA SSD 554 [レビュー機で計測]
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

実際のソフトで計測した処理時間

実際のソフトで計測した処理時間です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
電源設定 エンコード時間
x265でエンコード (※1) 16分16秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 3分12秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i9-9900K 8分37秒
Ryzen 7 3700X 9分19秒
Core i9-9900K 10分19秒
Core i7-9700K 11分00秒
Ryzen 5 3600 11分52秒
Core i7-9700 11分51秒
Core i7-8700 13分32秒
Ryzen 5 3500 14分57秒
Core i5-9400 15分32秒 [他の機種で計測]
16分16秒 [レビュー機で計測]
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

今回、Core i5なのでやや低めの動作音です。Core i7以上を搭載すると騒音値はもっと高くなると思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Core i5なので、いずれも低めで問題ない温度です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。60℃台前半で推移しており、問題ない温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

シンプルなデザインのPCケースです。

 

天面はフラットです。

 

右側面の画像です。通気口はありません。

 

左側面には通気口があります。

 

正面と背面の画像です。

 

フロント面には電源スイッチ、USB3.0が2ポートあります。

 

マザーボードのポート類です。映像出力は、DVI、VGA、HDMIの3つです。

 

底面です。

 

固めの足はゴムではなくプラスチックです。

 

ケース内部のチェック

ケース内部の画像

ケース内部です。

なお、以下、搭載されていたパーツを紹介しますが、毎回同じ型番のパーツが搭載されるわけではありませんので、ご注意下さい。基本的にはパーツの型名を指定することはできません。

 

マザーボードの全体画像です。今回はASUS製の「PRIME H310M-AT R2.0」が搭載されていました。

 

ドライブベイは、5インチベイが2つ、3.5インチオープンベイが2つ、3.5インチシャドウベイが2つです。

 

今回は搭載していませんが、フロントケースファンも搭載することが可能です。

 

今回搭載されていた電源は、HuntKeyのOMEのドスパラ向けの400W電源です。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

まとめ

以上が、ドスパラ ミニタワー Magnate のレビューです。

ミニタワーの中では、価格が非常に安いです。特にミドルスペック以下の構成にしたときに安い傾向があります。

重量も軽くて、設置が楽です。

また、納期も早く、カスタマイズしても2日で出荷されます。当日出荷モデルもあります。

 

安価なミニタワーデスクトップPC

ドスパラ Magnate

特徴

  • 価格が比較的安い
  • 納期が早い
  • 幅広いCPU、グラフィックスの選択肢 

こんなあなたに

  • 価格を抑えたい方
  • 早急にパソコンが必要な方
  • 価格6万円台[税込]~
公式サイトはこちら

 

 

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