GALLERIA ミドルタワーの実機レビュー

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GALLERIAのレビュー

CPU インテル第12/第13世代
AMD Ryzen 4000~7000
GPU RTX 3050 ~ RTX 4090
RX 6500XT ~ 6950XT
メモリ 最大128GB
ストレージ SSD / SSD+HDD
価格 12万円台(税込)~
高いコスパのゲーミングPC

ドスパラで販売しているサードウェーブのGALLERIA ミドルタワーは、コストパフォーマンスの高いゲーミングPCです。他のBTOパソコンと比較して、ほぼ同じような構成でも価格が安いです。

また、ミニタワーケースのGALLERIAよりも一回り筐体サイズが大きく、デザイン性、使いやすさ、静音性、冷却性も優れています。

さらに翌日~3日で出荷と納期も短く、すぐにPCゲームを始めたい方にもおすすめです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

GALLERIA ZA7R-R36T

Ryzen 7 7700X、GeForce RTX 3060 Ti、メモリ16GB NEW!

 

GALLERIA XA7C-R36T

Core i7-12700、GeForce RTX 3060 Ti、メモリ16GB

 

GALLERIA XA5R-66XT [販売終了]

Ryzen 5 5600X、Radeon RX 6600 XT、メモリ16GB

 

GALLERIA ZA7R-R38 [販売終了]

Ryzen 7 5800X、GeForce RTX 3080、メモリ16GB

 

目次

お忙しい方は、「GALLERIAの特徴」のみお読みください。

 

GALLERIAシリーズの特徴

高いコストパフォーマンス

GALLERIAシリーズは、しっかりとしたPCケースを採用しつつも、他社よりも価格が安いことが多く、コストパフォーマンスが高いゲーミングPCです。

下図はラインナップの一部ですが、他のBTOメーカーのパソコンと比較しても、安く購入できます。

これ以外にも、最新世代のGeForce RTX 4090を搭載したモデルや、インテル第13世代Core搭載モデル、AMD Ryzen 7000シリーズ搭載モデルなどラインナップされています。 

また、ラインナップが非常に多く、用途に合ったモデルが選択しやすいです。なお、一番左の「R-Series」はPCケースが一回り小さいミニタワーのGALLERIAとなるため、ご注意下さい。

高いコストパフォーマンス(2022年11月10日時点)

 

デザイン性も機能性も進化したPCケース

GALLERIAのPCケースは、モーターショーなどに出品するプロトタイプカーのインダストリアルデザイナーがデザインを担当しており、デザイン性も機能性も優れた筐体です。

 

左サイドパネルには小窓があり、内部を覗くことができます。ガラス製ではないので割れる心配はなく、水冷クーラーなら内部がすっきりしていて見た目も良いです。

 

ケースは2種類あります。ガンメタリック塗装が施され重厚感のあるケース(左)と、アルミパーツが採用され、ヘアライン加工が施された高級感のあるケース(右)です。このケースは、各モデルのカスタマイズ画面で選択することが可能です。

左:ガンメタリック塗装、右:アルミケース

 

フロントパネルは、周りを縁取る様に、LEDがほんのり点灯します。ゲーミングPCによくあるギラギラした光り方ではなく、上品で落ち着きのあるライティングです。


フロントパネルにLEDの縁取り

 

このLEDのカラーやエフェクトの調整は、付属のアプリケーションから行いますが、搭載されているマザーボードがASUS製マザーボードか、ASRock製マザーボードかで画面がやや異なります。また、他のメーカーのマザーボードが搭載されている可能性もあります。

ASUS製マザーボード搭載製品の場合→ 「 Armoury Crate 」

詳細はこちら
ASRock製マザーボード搭載製品の場合→  「 Polychrome SYNC 」

詳細はこちら

 

高い冷却性

GALLERIAでは、正面吸気を廃止し、側面吸気の構成となり、吸気面積が拡大しています。また、標準搭載の内部ファンが12cmから14cmに切り替えられたことで、送風量と静音性能がアップしています。

これらの変化により、従来筐体よりも冷却性能が向上し、歴代GALLERIAの中で最高の冷却性能を持つ筐体となっています。

高い冷却性

 

今風の内部デザイン

PCケースの内部はご覧のようになっています。電源ユニットと2.5インチストレージは反対側の側面からのみアクセスできるようになっており、区画が分かれています。また裏面配線が可能で、すっきりしており、今風のPCケースの内部デザインです。

ケース内部

 

斜めで使いやすいコンソール

最もアクセス頻度の高いコンソール部分は、斜めにカットされており、PC本体を机の上下、どちらに配置しても、電源スイッチやUSB接続の周辺機器、ヘッドホンなどの抜き差しが容易になるよう設計されています。

GALLERIAはデザイン性だけでなく、こういったユーザー目線での機能性も洗練されています。

斜めにカットされたコンソール部分

 

納期も短い

納期が短いのもメリットです。BTOパソコンの場合、通常1週間くらいの納期ですが、GALLERIAなら、翌日出荷です。住んでいる場所にもよりますが、注文して2日後には製品が届いているので、すぐにゲームを始めることができます。

短い納期

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。なお、CPUのPL1値はデフォルトの状態で計測しています。

その他のゲームタイトルのフレームレート

以下に、その他のゲームについて計測したフレームレートを掲載します。

やりたいゲームがある方は、どの程度のグラフィックカードがあれば、十分なフレームレートが出るのかを確認して下さい。なお、下に掲載しているのは平均フレームレートです。最低フレームレートはもっと下がるため、余裕を持ったグラフィックカードを選ぶといいでしょう。

今回、はじめてRyzen 7 7700XのCPUを使ってみましたが、Core i7-12700を搭載したモデルと同等、タイトルによってはそれ以上の平均フレームレートが出ており、ゲーミング性能が高いプロセッサーです。ただ、現時点ではコストパフォーマンスを考えれば、Core i7-12700がおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアはCore i9-13900K搭載のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 ZA7R-R36T XA5R-66XT
Ryzen 7 7700X
GeForce RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
Radeon RX 6600XT
1920x1080 83 fps 70 fps
2560x1440 52 fps 39 fps
3840x2160 24 fps 15 fps
※グラフィック品質設定は、「ウルトラ」
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 184 fps
RTX 3090 124 fps
RTX 3080 Ti 122 fps
RTX 3080 114 fps
RTX 3070 Ti 95 fps
RTX 3070 91 fps
RTX 3060 Ti 83 fps [ZA7R-R36T]
Radeon RX 6600XT 70 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 148 fps
RTX 3090 89 fps
RTX 3080 Ti 87 fps
RTX 3080 80 fps
RTX 3070 Ti 65 fps
RTX 3070 61 fps
RTX 3060 Ti 52 fps [ZA7R-R36T]
Radeon RX 6600XT 39 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 77 fps
RTX 3090 47 fps
RTX 3080 Ti 45 fps
RTX 3080 42 fps
RTX 3070 Ti 33 fps
RTX 3070 32 fps
RTX 3060 Ti 24 fps [ZA7R-R36T]
Radeon RX 6600XT 15 fps [XA5R-66XT]
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
Radeon RX 6600XT
1920x1080 88 fps 102 fps 66 fps
2560x1440 74 fps 85 fps 55 fps
3840x2160 54 fps 57 fps 38 fps
※グラフィック品質設定は、「エクストリーム」
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 240 fps
RTX 3090 130 fps
RTX 3080 Ti 122 fps
RTX 3080 114 fps
RTX 3070 Ti 106 fps
RTX 3070 101 fps
RTX 3060 Ti 102 fps [ZA7R-R36T]
88 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 66 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 217 fps
RTX 3090 115 fps
RTX 3080 Ti 108 fps
RTX 3080 101 fps
RTX 3070 Ti 91 fps
RTX 3070 88 fps
RTX 3060 Ti 85 fps [ZA7R-R36T]
74 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 55 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 168 fps
RTX 3090 86 fps
RTX 3080 Ti 83 fps
RTX 3080 76 fps
RTX 3070 Ti 67 fps
RTX 3070 64 fps
RTX 3060 Ti 57 fps [ZA7R-R36T]
54 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 38 fps [XA5R-66XT]
重い部類のゲーム
ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界(DX12)
解像度 ZA7R-R36T
Ryzen 7 7700X
GeForce RTX 3060 Ti
1920x1080 109 fps
2560x1440 77 fps
3840x2160 42 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 269 fps
RTX 3090 177 fps
RTX 3080 Ti 177 fps
RTX 3080 160 fps
RTX 3070 Ti 138 fps
RTX 3070 115 fps
RTX 3060 Ti 109 fps [ZA7R-R36T]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 240 fps
RTX 3090 130 fps
RTX 3080 Ti 130 fps
RTX 3080 116 fps
RTX 3070 Ti 98 fps
RTX 3070 92 fps
RTX 3060 Ti 77 fps [ZA7R-R36T]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 144 fps
RTX 3090 76 fps
RTX 3080 Ti 75 fps
RTX 3080 67 fps
RTX 3070 Ti 55 fps
RTX 3070 51 fps
RTX 3060 Ti 42 fps [ZA7R-R36T]
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 ZA7R-R38 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Ryzen 7 5800X
RTX 3080
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
RX 6600XT
1920x1080 138 fps 112 fps 118 fps 93 fps
2560x1440 115 fps 85 fps 87 fps 68 fps
3840x2160 74 fps 50 fps 51 fps 36 fps
※グラフィック品質設定は、「高品質」
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 3090 158 fps
RTX 3080 Ti 155 fps
RTX 3080 138 fps [ZA7R-R38]
RTX 3070 Ti 133 fps
RTX 3070 127 fps
RTX 3060 Ti 118 fps [ZA7R-R36T]
112 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 93 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 214 fps
RTX 3090 133 fps
RTX 3080 Ti 131 fps
RTX 3080 115 fps [ZA7R-R38]
RTX 3070 Ti 104 fps
RTX 3070 98 fps
RTX 3060 Ti 87 fps [ZA7R-R36T]
85 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 68 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 154 fps
RTX 3090 85 fps
RTX 3080 Ti 82 fps
RTX 3080 74 fps [ZA7R-R38]
RTX 3070 Ti 63 fps
RTX 3070 59 fps
RTX 3060 Ti 51 fps [ZA7R-R36T]
50 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 36 fps [XA5R-66XT]
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
RX 6600XT
1920x1080 147 fps 150 fps 130 fps
2560x1440 99 fps 103 fps 84 fps
3840x2160 52 fps 55 fps 40 fps
※グラフィック品質設定は、「最高設定」
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 268 fps
RTX 3090 168 fps
RTX 3080 Ti 164 fps
RTX 3070 Ti 156 fps
RTX 3070 147 fps
RTX 3060 Ti 150 fps [ZA7R-R36T]
147 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 130 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 259 fps
RTX 3090 152 fps
RTX 3080 Ti 150 fps
RTX 3070 Ti 129 fps
RTX 3070 117 fps
RTX 3060 Ti 103 fps [ZA7R-R36T]
99 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 84 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 183 fps
RTX 3090 96 fps
RTX 3080 Ti 93 fps
RTX 3080 84 fps [ZA7R-R38]
RTX 3070 Ti 71 fps
RTX 3070 63 fps
RTX 3060 Ti 55 fps [ZA7R-R36T]
52 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 40 fps [XA5R-66XT]
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
Radeon RX 6600XT
1920x1080 167 fps 174 fps 149 fps
2560x1440 126 fps 129 fps 98 fps
3840x2160 65 fps 65 fps 44 fps
※グラフィック品質設定は、「最高設定」
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 280 fps
RTX 3090 192 fps
RTX 3080 Ti 189 fps
RTX 3080 187 fps
RTX 3070 Ti 175 fps
RTX 3070 172 fps
RTX 3060 Ti 174 fps [ZA7R-R36T]
167 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 149 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 262 fps
RTX 3090 168 fps
RTX 3080 Ti 167 fps
RTX 3080 157 fps
RTX 3070 Ti 141 fps
RTX 3070 137 fps
RTX 3060 Ti 129 fps [ZA7R-R36T]
126 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 98 fps [XA5R-66XT]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 188 fps
RTX 3090 110 fps
RTX 3080 Ti 108 fps
RTX 3080 97 fps
RTX 3070 Ti 82 fps
RTX 3070 75 fps
RTX 3060 Ti 65 fps [ZA7R-R36T]
65 fps [XA7C-R36T]
Radeon RX 6600XT 44 fps [XA5R-66XT]

 

eスポーツタイトルのフレームレート

現在国内で人気の高いeスポーツタイトルのフレームレートを掲載します。すべて同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度 ZA7R-R38 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Ryzen 7 5800X
RTX 3080
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
RX 6600XT
1920x1080 253 fps 125 fps 120 fps 67 fps
2560x1440 198 fps 82 fps 85 fps 51 fps
3840x2160 106 fps 43 fps 44 fps 28 fps
※グラフィック品質設定は、「最高設定」
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PUBG: BATTLEGROUNDS
解像度 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
Radeon RX 6600XT
1920x1080 271 fps 240 fps 194 fps
2560x1440 196 fps 160 fps 126 fps
3840x2160 102 fps 80 fps 61 fps
※グラフィック品質設定は「ウルトラ」
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 ZA7R-R38 XA7C-R36T ZA7R-R36T XA5R-66XT
Ryzen 7 5800X
RTX 3080
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
Ryzen 5 5600X
RX 6600XT
1920x1080 300 fps(最大) 225 fps 189 fps 191 fps
2560x1440 258 fps 162 fps 144 fps 136 fps
3840x2160 152 fps 93 fps 87 fps 71 fps
※グラフィック品質設定は、いずれの項目も「高」
※トレーニングモード 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
オーバーウォッチ2(DX11)
解像度 ZA7R-R36T
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
1920x1080 225 fps
2560x1440 160 fps
3840x2160 140 fps
※グラフィック品質設定は、いずれの項目も「エピック」
※トレーニングモード 最大600fpsで計測

 

グラフィックカード選びの目安

GALLERIAは、GeForceシリーズ、Radeonシリーズのうち、ミドルクラスからハイエンドまでの幅広いグラフィックスの選択が可能です。ただし、初心者の方はどのグラフィックカードを選べばよいか迷うと思います。

下表に、グラフィックカード選び方の目安を記載しますので、参考にしてください。使っている液晶と、どの程度のグラフィック設定(画質)でゲームをしたいかでグラフィックカードを決めるといいと思います。

グラフィックカード選びの目安
液晶 グラフィック設定 おすすめグラフィックカード
4K液晶 レイトレーシング
+高設定
GeForce RTX 4090
4K液晶 レイトレーシング
+中設定
GeForce RTX 3090
GeForce RTX 3080
4K液晶 高設定 GeForce RTX 3070Ti
GeForce RTX 3070
FHD液晶 レイトレーシング
+高設定
FHD 高リフレッシュレート液晶 高設定 GeForce RTX 3060Ti
Radeon RX 6700XT
WQHD液晶 高設定
FHD/60Hz液晶 高設定 Radeon RX 6600XT
GeForce RTX 3060
GeForce RTX 3050
GeForce GTX 1660 SUPER
※FHD:1920x1080、WQHD:2560x1440、4K:3840x2160

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品で選択できる代表的なプロセッサーとそのベンチマークスコアを下表に掲載します。

Core i7-12700は、マルチコアおよびシングルコアのスコアが高く、価格もそこまで高くないため、ミドルスペックのモデルを選ぶ場合、非常におすすめです。

今回、Ryzen 7 7700Xを新たに試してみましたが、従来よりもシングルコア性能が伸びており、マルチコア性能も高めです。ただ、このCPUを搭載した機種はまだ高いので、もう少し価格が下るまで待ったほうがいいでしょう。

最高性能のモデルが欲しいなら、最新の第13世代CoreプロセッサーのCore i9-13900Kがいいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-12700
Ryzen 7 7700X
Ryzen 7 5800X
Ryzen 5 5600X
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658
Ryzen 9 7900X 29007
Core i9-12900K 26530
Ryzen 9 5950X 25000
Core i7-12700K 22792
Core i7-12700 21086 [PL1:180W]
15526 [PL1:65W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 7700X 19085
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-12400 12164
Ryzen 5 5600X 10786
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900K 2042
Core i9-12900K 2022
Ryzen 9 7900X 2010
Ryzen 7 7700X 1982
Core i5-12700K 1947
Core i7-12700 1903 [PL1:180W]
1900 [PL1:65W]
Core i5-12400 1715
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 5 5600X 1536
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

本製品で選択できる代表的なグラフィックスは次の通りです。GeforceからRadeonと、最新のGPUを幅広く選択できます。

人気なのは、ミドルスペックのGeForce RTX 3060やRTX 3060 Tiあたりです。迷ったらこのあたりのグラフィックボードがいいと思います。

GALLERIAシリーズの場合、GeForce RTX 3070も人気があります。

また、最新世代のGeForce RTX 4090も発売されました。性能がかなり上がっているため、価格が高くてもいいから、性能を重視したいという方におすすめです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Ti
GeForce RTX 3060 Ti
Radeon RX 6600XT
RTX 4090 36298
RTX 3090 19568
RTX 3080 Ti 18607
RTX 3080 16976
Radeon RX 6800 14520
RTX 3070 Ti 14239
RTX 3070 13393
Radeon RX 6700XT 11704
RTX 3060 Ti 11274
Radeon RX 6600XT 9505
RTX 3060 8650
RTX 3050 6140
GTX 1660 Ti 6031
GTX 1660 SUPER 6000
GTX 1660 5431
GTX 1650 SUPER 4630
GTX 1650 3336
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージは、HDDからGen4 NVMe SSDまで選択することができます。通常であれば、デフォルトのNVMe SSDで十分な速度です。多くのゲームをプレイする場合は多めの容量を選択するといいでしょう。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
Micron 3400シリーズ PCIe Gen4 1TB
Gen4 NVMe 1TB SSD
1TB NVMe SSD
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
Gen4 PCIe-NVMe SSD 7000
6813
5000
Gen3 PCIe-NVMe SSD 3500
3450
3348
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間&ベンチマーク

クリエイターソフトの処理時間の計測結果を下に掲載します。なお、特に何も記載していない場合は、CPUのPL1値はデフォルトのままです。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomによる書き出し時間は、計測方法を変更したので、過去に計測したモデルのデータはありません。Ryzen 7 7700X搭載モデルのみ結果を掲載します。原因がわかりませんが、Ryzen 9 7900Xと比較して、かなり差がある結果となりました。

グラフィックプロセッサー : オフ
Ryzen 9 7900X 27秒
Core i9-12900K 30秒
Core i9-13900K 36秒
Ryzen 7 7700X 59秒
Core i5-12400F 64秒
グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K
RTX 4090
23秒
Ryzen 9 7900X
RTX 4090
24秒
Ryzen 9 7900X
RTX 3060
27秒
Core i9-12900K
RTX 3060
29秒
Core i7-12700KF
RTX 3070 Ti
47秒
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
55秒
Core i5-12400
RTX 3060
56秒
Core i5-12400F
RTX 3050
57秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画の書き出し時間は、Ryzen 7 7700Xは速かったです。

Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分27秒
Ryzen 9 7900X/64GB
GeForce RTX 4090
2分44秒
Core i9-12900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分00秒
Ryzen 7 7700X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分04秒
Ryzen 9 7900X/64GB
GeForce RTX 3060
3分09秒
Core i9-12900K/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分11秒
Core i7-12700K/16GB
GeForce RTX 3060
3分19秒
Core i7-12700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i5-12500/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Ryzen 7 5800X/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分34秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分48秒
Core i5-12400F/16GB
GeForce RTX 3050
3分54秒
Core i7-12700/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
4分06秒
Ryzen 5 5600X/16GB
Radeon RX 6700XT
4分12秒
Ryzen 5 5600X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
4分19秒
Core i7-12700F/16GB
GeForce RTX 3060
4分47秒
Ryzen 5 5600X/16GB
Radeon RX 6600XT
4分50秒
Ryzen 5 3500/16GB
GeForce GTX 1660
6分05秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce GTX 1650
6分22秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

ソフトウェアエンコードも、Ryzen 7 7700Xは非常に速いです。

x265でのエンコード時間
Core i9-13900K 3分48秒
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i9-12900K 4分25秒 [PL1=241W]
5分03秒 [PL1=125W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-12700K 5分36秒
Ryzen 7 7700X 5分50秒
Core i7-12700 6分48秒 [PL1:180W]
Core i9-11900K 7分00秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i7-12700F 7分09秒
Core i7-11700K 8分40秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Ryzen 5 5600X 9分07秒
Core i5-12500 9分18秒 [PL1:65W]
Core i5-12400F 9分56秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Core i5-11400 11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500 13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark

Ryzen 7 7700X / RTX 3060 Tiのモデルのスコアは下の通りです。上位16%に入る比較的高いスコアです。

Ryzen 7 7700X / GeForce RTX 3060 Ti
旧Blender Benchmark - 実行合計時間

Ryzen 7 7700X / RTX 3060 Ti以外のモデルは、旧ベンチマークソフトでの結果を掲載します。

Ryzen 7 5800X
RTX 3080
4分12秒
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
5分36秒
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
7分13秒
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
7分20秒
Core i7-12700K
RTX 3060
9分40秒
Core i7-11700
RTX 3060
11分32秒
Ryzen 5 3500
GTX 1660
33分7秒

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度の推移を確認します。

  • Ryzen 7 7700X
    GeForce RTX 3060 Ti
  • Core i7-12700
    GeForce RTX 3060 Ti
  • Ryzen 5 5600X
    Radeon RX 6600XT
GALLERIA ZA7R-R36T
(Ryzen 7 7700X、GeForce RTX 3060 Ti)

Prime95実行時のCPU温度は95℃台と高い温度で推移しています。ちなみに、Ryzen 9 7900X搭載PCを試したときもそうでした。Ryzen 7000シリーズは、温度リミットが95℃に設定されており、この温度で動作し続けても問題ないように設計されているそうです(参考)。

Prime95実行時のCPU温度
GALLERIA XA7C-R36T
(Core i7-12700、GeForce RTX 3060 Ti)

CPUのPL1は、デフォルトの65Wで計測しています。50℃台で推移しており問題ない温度です。設定できる方は、PL1の値をもう少し上げて運用してもいいと思います。

ただ、PL1を180Wにしたときは、CPU温度が100℃近くまで上がりました。今回は空冷式CPUクーラーでしたが、水冷式CPUクーラーであれば、もう少し低い温度を維持できたと思います。PL1値を上げたい場合は、水冷式CPUクーラーを選択しましょう。

Prime95実行時のCPU温度
GALLERIA XA5R-66XT
(Ryzen 5 5600X、Radeon RX 6600XT)

Prime95実行時のCPU温度は72℃台で推移しており、問題ない温度です。

Prime95実行時のCPU温度

 

FF15ベンチ実行時の温度の詳細

下図は、ファイナルファンタジー15 ベンチマーク実行時のCPU温度およびGPU温度の詳細です。

  • Ryzen 7 7700X
    RTX 3060 Ti
  • Ryzen 7 5800X
    RTX 3080
  • Core i7-12700
    RTX 3060 Ti
  • Ryzen 5 5600X
    RX 6600XT
GALLERIA ZA7R-R36T
(Ryzen 7 7700X、GeForce RTX 3060 Ti)

CPU温度はかなり上下しますが、概ね問題ない温度です。GPU温度は70℃台で推移しており、こちらも問題ありません。

CPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のCPU温度
GPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のGPU温度
GALLERIA ZA7R-R38
(Ryzen 7 5800X、GeForce RTX 3080)

CPU温度は60℃台で推移しており、問題ない温度です。GPU温度も70℃前後で推移しており、こちらも問題ありません。

CPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のCPU温度
GPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のGPU温度
GALLERIA XA7C-R36T
(Core i7-12700、GeForce RTX 3060 Ti)

CPU温度は60℃台で推移しており、問題ない温度です。GPU温度は80℃強の温度で推移しており、やや高めの温度です。

CPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のCPU温度
GPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のGPU温度
GALLERIA XA5R-66XT
(Ryzen 5 5600X、Radeon RX 6600XT)

CPU温度は最大でも74℃台、GPU温度は65℃の温度で推移しており、問題ない温度です。

CPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のCPU温度
GPU温度
FF15ベンチ(高品質)実行中のGPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲーム等に集中しづらいです。

Ryzen 7 7700X搭載モデルでは、トップファンが2基、ラジエーターファンがフロントに搭載されており、CPU温度が高くファンが高速回転するため、エンコード中、ゲーム中は高めの騒音値です。アイドル時は問題ない騒音値です。

Ryzen 7 5800Xを搭載した2つのモデルは、ラジエーターファンがややうるさかったので、エンコード時の騒音値が高めとなっています。

逆に、Core i7-12700はPL1がデフォルトの65Wのときのデータなので、上で掲載した通りCPU温度に余裕があるため、そこまでファンはうるさくならず、騒音値は低めです。ただし、PL1値を上げると、もっとうるさくなります。

Ryzen 5 5600X、Radeon RX 6600XT搭載モデルは、CPU、GPUともにそこまで高い性能ではないので、高負荷時も静かです。

騒音値
  アイドル時 エンコード時 FF15実行時
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
約31dB 約52dB 約45dB~53dB
Ryzen 7 5800X
RTX 3080
約32dB 約51dB 約44dB
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
約32dB 約32dB 約42dB
Ryzen 5 5600X
Radeon RX 6600XT
約32dB 約34dB 約37dB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

Core i7-12700のモデルは、PL1をデフォルトの65Wで計測しているので、エンコード時の消費電力は低めです。PL1値を上げると、消費電力はもっと高くなります。

ゲーム時の消費電力は、グラフィックボードの性能に比例して高くなります。高めの消費電力なので、余裕を持った電源ユニットを選択するといいでしょう。

消費電力
  アイドル時 エンコード時 FF15実行時
Ryzen 7 7700X
RTX 3060 Ti
約62W 約195W 約365W
Ryzen 7 5800X
RTX 3080
約47W 約212W 約482W
Core i7-12700
RTX 3060 Ti
約44W 約133W 約378W
Ryzen 5 5600X
Radeon RX 6600XT
約37W 約132W 約260W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

デスクトップPCとしては珍しいツートンカラーです。

 

フロントパネルは丸みを帯びており、電源を入れると縁取る様にLEDが点灯します。

 

フロントパネルのGALLERIAのエンブレムです。

 

サイドパネルにはメッシュ状の吸気口があり、メッシュ部分は青色です。

 

コンソールパネルです。同じくLEDが点灯する電源ボタンと、スタートボタン、リセットボタン、USB Type-Aポートが4つ、ヘッドホン、マイクジャックがあります。

 

天面です。排熱用の孔が開いたシャーシ、埃を防ぐメッシュフィルター、フラットにするためのプラスチック製天面板による、3層構造になっています。筐体内の熱を排出しつつ、天板にコントローラーやヘッドフォンなどを置くことができます。

 

右側面です。

 

左側面です。

 

正面と背面の画像です。なお、現在、マザーボード側の映像出力端子には、使用禁止シールが貼られています。

 

マザーボードのポート類です。ここはマザーボードによって異なってきます。

 

底面の画像はご覧の通りです。

 

底面には電源ユニットのちょうど下に防塵フィルターがあり、取り外しての掃除が可能です。

 

底面のゴム足です。高めに設計されており、底面からの吸気が行いやすくなっています。

 

サイドパネルの内側です。青いメッシュが貼られています。

 

ケース内部のチェック

右側面のケース内部

右側面のケース内部です。裏面配線がされており、配線処理もきれいです。電源ユニットはこちら側からアクセスします。

右側面から3.5インチベイにアクセスできるモデル 
右側面から3.5インチベイにアクセスできないモデル

 

SSD用の2.5インチベイが2つあります。

 

最近のモデルは、こちら側から3.5インチシャドウベイアクセスできるケースが多いです。

 

左側面のケース内部

内部は裏面配線のおかげですっきりしており、エアフローも良さそうです。

また、重量のあるGeForce RTX 3070 Ti以上のグラフィックカードには、重さによる反り返りを支える、リジッドカードサポートが標準で搭載されていました。

【GALLERIA ZA7R-R38】
Ryzen 7 5800X、GeForce RTX 3080
【GALLERIA ZA7R-R36T】
Ryzen 7 7700X、GeForce RTX 3060 Ti
【GALLERIA XA7C-R36T】
Core i7-12700、GeForce RTX 3060 Ti
【GALLERIA XA5R-66XT】
Ryzen 5 5600X、Radeon RX 6600XT

 

以下、搭載されていたパーツの画像を掲載しますが、必ずしもこのパーツが搭載されるとは限りません。ご了承ください。

 

マザーボード

Ryzen 7 7700Xを搭載したX670Eチップセットのマザーボードには、「ASUS X670E PG Lightning」が搭載されていました。

【ASUS X670E PG Lightning】

 

Core i7-12700を搭載したH670チップセットのマザーボードには、「ASUS PRIME H670-PLUS D4」が搭載されていました。

【ASUS PRIME H670-PLUS D4】

 

Ryzen 7 5800Xを搭載したX570チップセットのマザーボードには、「ASRock X570 PHANTOM GAMING 4」が搭載されていました。

【ASRock X570 PHANTOM GAMING 4】

 

Ryzen 5 5600Xを搭載したB550チップセットのマザーボードには、「ASRock B550 TW」が搭載されていました。

【ASRock B550 TW】

 

CPUファン

標準で搭載されている空冷CPUクーラーはこちらです。どのメーカーのクーラーが搭載されるかは分かりません。

 

Ryzen 7 7700X、Ryzen 7 5800X搭載モデルではDEEPCOOLの簡易水冷クーラーが搭載されていました。ラジエータはフロントに取り付けられています。

 

Scytheの「虎徹 MarkⅡ」のほか、同メーカーの「無限五」を選択することができます。無限五は虎徹 MarkⅡよりもヒートシンクが大きいので、空冷の割には冷却性能は非常に高いです。

無限五

 

グラフィックカード

続いて、本製品に搭載されていたグラフィックカードの画像およびパーツ名を紹介します。なお、ここでは、過去のGALLERIAシリーズのモデル(現在は販売停止のモデル)で、現在も選択できるグラフィックカードについても掲載します。

GeForce RTX 3080選択時には「Palit GeForce RTX 3080 GamingPro」が搭載されていました。

 

GeForce RTX 3070 Ti選択時には「Palit GeForce RTX 3070Ti GamingPro」が搭載されていました。

 

GeForce RTX 3070選択時には「Palit GeForce RTX 3070 GamingPro」が搭載されていました。

 

Radeon RX 6700XT選択時にはASRock製が搭載されていました。

 

GALLERIA ZA7R-R36T、GeForce RTX 3060 Ti搭載時には「ASUS DUAL-RTX3060TI-O8G-MINI-V2」が搭載されていました。補助電源8ピン1本の小型モデルでブーストクロックなどは標準値です。

 

GeForce RTX 3060 Ti選択時にはZOTAC製が搭載されていました。

 

Radeon RX 6600XT選択時にはASRock製が搭載されていました。

 

M.2 SSD

M.2 SSD搭載時、マザーボード付属のヒートシンクが装着されます。

 

その他

最近では光学ドライブの無いドライブレスのケースが主流となりつつありますが、5.25インチベイのスペースもあり、光学ドライブ(ブルーレイドライブなど)も選択可能です。

 

HDD用の3.5インチベイの画像です。

 

14cmのフロントケースファンです。

 

Ryzen 7 7700Xを搭載したZA7R-R36Tでは、14cmのトップケースファンが標準で2基搭載されていました。なお、モデルによっては、フロント、トップ、リアのケースファンを追加したり、静音化や高速化などのカスタマイズが可能です。

 

重たいグラフィックカードを支えるリジッドカードサポート(オリジナル グラフィックボードステー)です。見栄えが悪いですが、簡易的なものではなく、グラフィックカードを挟むように固定されており、上下でもネジで固定されているため、とても頑丈です。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

周辺機器

最後に、オプション販売されているGALLERIAオリジナルのゲーミングキーボードとゲーミングマウスの画像を掲載します。モニターがあれば、到着後すぐにゲームをプレイすることができます。キーボードに関してはこちらをご覧ください。キーボードはゲームでも使いやすいですが、マウスはかなり軽いので、人によっては使いにくいかも知れません。

 

まとめ

以上が、GALLERIAミドルタワーのレビューです。

デザイン性・冷却性・ユーザビリティに優れたPCケースで、価格も安くコストパフォーマンスが高いです。

GeForce GTX 1660 SUPERからGeForce RTX 4090までのモデルがラインナップされており、エントリーユーザーからヘビーユーザーまで、目的にあったモデルを選択できます。

人気なのは、GeForce RTX 3060/3060 Tiのミドルレンジのグラフィックカードを搭載したモデルです。特に、GeForce RTX 3060はVRAMを12GB搭載し、ゲームだけでなく動画編集などの用途にも使いやすいです。ゲーム用途なら、GeForce RTX 3060 Tiのほうがコスパは高いと思います。

少し高めの性能がよければ、GeForce RTX 3070や3070 Tiを搭載したモデルがいいでしょう。GALLERIAシリーズは、このあたりのモデルが人気が高いことが多いです。

また、GeForce RTX 4090を搭載した最新世代のグラフィックカードを搭載したモデルもあります。価格度外視で、とにかく性能を求めたいのであれば、こちらがおすすめです。

CPUに関しては、インテルは第13世代、AMDはRyzen 7000シリーズが発売されましたが、まだ価格が高いので、現時点ではインテル第12世代Coreプロセッサーがおすすめです。Ryzen 7 5700モデルも安くなっているので、こちらもコスパが高くていいと思います。 

 

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