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エプソンダイレクト Endeavor MR7400 の実機レビュー

更新日:2015年11月12日

サポートで選ぶならEPSON

Endeavor MR7400は、ミドルタワーPCよりも一回り小型な、ミニタワーPCのデスクトップパソコンです。

最大6年のメーカー保証や、訪問修理オプション、ソフト・周辺機器も質問可能なオプションなど、サポート内容が非常に充実しています。初心者や、トラブル時に時間を取られたくない方、長くパソコンを使いたい方は、エプソンのデスクトップパソコンはおすすめです。

パーツも、最新の第6世代インテルCPUや、高速なPCI Express x4接続のSSD、GeForceまたはQuadroのグラフィックカードなどを選択可能です。


※レビュー機はメーカーからの借用品です

目次

Endeavor MR7400シリーズの基本スペック

Endeavor MR7400シリーズの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年11月12日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-6700Kを搭載しています。
マザーボード
インテル H170 チップセット です。
 
グラフィックカード
GeForceQuadroを選択可能です。本機は、 GeForce GTX 970(4GB)を搭載。
メモリ
最大で64GBのメモリを選択できます。本機は16GBです。
1st ストレージ
HDD、SSDPCI Express x4対応M.2 SSDRAIDの構成が可能です。本機はPCI Express x4対応M.2接続の256GB SSDを搭載。
2nd、3rd、4th ストレージ
2ndストレージにHDDまたはSSD、3rd/4thストレージにはHDDを選択可能です 。本機は1TB HDDを搭載しています。
光学ドライブ
DVD-ROM、DVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイドライブから選択できます。
電源
350Wまたは650Wの電源を選択可能です。本機は650W電源です。
拡張性
5.25インチベイ x2、3.5インチベイ x3、2.5インチベイ x1です。PCI Express x16 x1、PCI Express x4 x1、PCI Express x1 x1、PCI x1です。構成によって空きは変わります。

特徴1 - 充実のサポート

エプソンダイレクトは、サポートが非常に良く、日経パソコンが毎年行っている「アフターサービス満足度ランキング」では首位常連です。

最大6年のメーカー長期保証&訪問修理あり

他社の個人向けPCの場合、メーカー保証は3年、多くても5年という場合が多いですが、エプソンダイレクトでは最大6年というメーカー長期保証を実施しています。

また、故障時にサービスマンが訪問して修理を実施する訪問修理も実施しています。預かり修理の場合でも、修理センターに届いてから1日で修理を終えて返却発送する体制が整っており、手元にパソコンがない期間を最小限に抑えることが可能です。


定額保守サービス(メーカーサイトより抜粋)
※内容は変更される可能性があります

ソフト、周辺機器の質問も可能なオプションサービスなどもあり

ソフト、周辺機器などの質問も可能な「PCなんでもホットライン」や、水こぼしなど誤って故障させた場合でも保証してくれる「安心プラス保証(PC本体)」など、様々なオプションサービスが用意されています。


その他オプションのサービス(メーカーサイトより抜粋)
※内容は変更される可能性があります

電話サポート 期間制限なく無料

国産メーカーの場合、2年目以降の電話サポートは有償となるケースがありますが、エプソンダイレクトでは期間制限なく電話サポートを受けることができます。


電話サポート内容(メーカーサイトより抜粋)
※内容は変更される可能性があります

特徴2 - 一回り小さいミニタワーPC

Endeavor MR7400は、Endeavor Pro5700のようなミドルタワーPCケースと比較すると、一回り小さいミニタワーPCケースを採用し、省スペースで設置しやすい製品です。


ミニタワーPCケース

特徴3 - ミニタワーでも多彩なストレージ構成

本製品は、ミニタワーでも、多くのストレージを搭載することが可能です。

3.5インチベイは3つ、2.5インチベイが1つあり、さらに、カスタマイズ画面からPCI Express x4,M.2接続のSSDも選択可能です。後述しますが、PCI Express x4,M.2接続のSSDはかなり高速です。


ドライブベイ


PCI Express x4,M.2接続のSSD

特徴4 - ミニタワーでもGeForce や Quadro を搭載可能

ハイミドルクラスの専用グラフィックカードも搭載可能です。また、GeForceシリーズのカードだけでなく、Quadroシリーズのカードも選択することが出来ます。

GeForce GTX 970を搭載した本機でのゲームベンチマークのチェックです。なお、グラフィックスドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「358.87」です。このカードであれば、かなり高めのグラフィック品質に設定しても、快適にゲームをプレイ可能です。

ゲームベンチマーク
製品名 Endeavor MR7400
スペック Core i7-6700K
GeForce GTX 970(4GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11)
標準品質 ★ 18842 (非常に快適)
高品質 12422 (非常に快適)
最高品質 10669 (非常に快適)
ファイナルファンタジー XIV
キャラクター編
標準品質 ★ 28061 (非常に快適)
最高品質 14387 (非常に快適)
ドラゴンズドグマオンライン
低品質 12471 (とても快適)
標準品質 12468 (とても快適)
最高品質 12052 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 ver.2 描画:3 132846 (快適)
描画:5 77162 (快適)
バイオハザード6 RANK S (16266)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 23984
ドラゴンクエストX 標準 18810 (すごく快適)
最高 18782 (すごく快適)
GRID Autosport ウルトラロー 342 fps
ミディアム 175 fps
ウルトラ 120 fps
トゥームレイダー LOW 408 fps
HIGH 181 fps
ULTIMATE 88 fps
Metro Last Light Low 147 fps
High 115 fps
Very High 93 fps
スリーピングドッグス 240 fps
129 fps
最高 68fps
ドラゴンエイジ:インクイジション 低品質 173 fps
高品質 86 fps
最高品質 56 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と高品質(ノートPC)の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド は、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 970の情報は次の通りです。


GeForce GTX 970のグラフィックカードのスペック

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

パフォーマンスは構成によって変わりますが、比較的高い構成にすることが可能です。

以下に、ベンチマーク結果を掲載します。今回は、Core i7-6700K、16GBメモリ、GeForce GTX 970、PCI Express x4,M.2接続の256GB SSDという高いスペックの構成であるため、ベンチマークスコアも高かったです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しましたので、ご注意ください。

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i7-6700K、GeForce GTX 970
x265でエンコード (※1) 17分58秒
x264でエンコード (※2) 7分28秒
NVENCでエンコード (※3) 5分03秒
QSVでエンコード (※4)
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


PCI Pexpress x4,M.2接続 256GB SSD
(CrystalDiskMark 5 で計測)

1TB HDD
(CrystalDiskMark 5 で計測)

SDカードのベンチマーク

今回、SDカードスロットは搭載していません(カスタマイズで内蔵は可能)。

 

 

 

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