HP Pavilion All-in-One 24の実機レビュー

更新日:2019年4月14日

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】

CPU Core i7-8700T
Core i5-8400T
GPU CPU内蔵
GeForce MX130
メモリ 8GB
ストレージ PCIe SSD + HDD
液晶サイズ 23.8型
液晶種類 フルHD 光沢 タッチ
価格(税別) 10万円台~
デザインが素敵なオールインワンPC

HP Pavilion All-in-One 24は、どこから見てもデザインが素敵なオールインワンパソコンです。

狭額ベゼルを採用し、独特の形状をしたスピーカーおよび背面がとても美しいです。

また、本体下部には大きなスピーカーを搭載し、テレビチューナー搭載モデルもラインナップ。液晶はタッチパネルにも対応しています。

リビングで家族で使う方も、一人暮らしの方も、多くの用途で使用できることでしょう。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-8400T、8GBメモリ、128GB PCIe SSD + 1TB HDD

 

目次

お忙しい方は、「HP Pavilion All-in-One 24の特徴」のみお読みください。

HP Pavilion All-in-One 24の特徴

狭額ベゼル採用で美しいデザイン

HP Pavilion All-in-One 24は、3辺狭額ベゼルを採用し、横から見るとシャープで幾何学的なデザインのオールインワンPC(液晶一体型PC)です。見た目が美しくどんな場所にも合うことでしょう。また、レビューしているスパークリングブラックのカラーの他に、スノーフレークホワイトのカラーもラインナップされています。

狭額ベゼル採用(スパークリングブラック)
シャープな本体
スノーフレークホワイト

 

大きなスピーカー

HP Pavilion All-in-One 24は、液晶下部に大きなスピーカーを配置しています。ノートパソコンのスピーカーと比較すると音が良いです。感覚的な話で申し訳ありませんが、5,000円前後の外部スピーカー程度の音質はあると思います。ただ、10,000円前後の外部スピーカーと比べると、(製品にもよりますが)やや劣るかなと思います。

大きなスピーカー

 

テレビチューナー搭載モデルもあり

HP Pavilion All-in-One 24のスパークリングブラックのモデルは、テレビチューナーを内蔵しています。

チューナーはピクセラ製の「Xit」で、数年前に使用したPC用テレビ視聴ソフトと比べると大分進化していると感じました。以前は、全画面にしたときとウィンドウ画面にしたときとで、やや画面が異なったり、目的の画面が見つかりにくかったりしていましたが、今回はそれらが改善され、使いやすくなったと思います。

パソコンならではのメリットとして、下図のように視聴画面、番組表、録画一覧画面などを並べて表示でき、使い勝手がいいです。

ただし、液晶画面が光沢であるため、やや暗めのシーンだと自分が映りこむのが気になります。

テレビ画面

 

ゲーム機などの外部モニターとしても使用可能

HP Pavilion All-in-One 24は、テレビゲーム機やブルーレイレコーダーなどの外部モニターとして使用することも可能です。本製品はテレビチューナーを搭載したモデルもありますが、あえて非搭載のモデルを購入し、高性能のブルーレイレコーダーを接続するのもいいと思います。

ゲーム機等の外部モニターとして使用可能

 

側面にUSBポートなどがない/光学ドライブもなし

Pavilion All-in-One 24は、側面に音量ボタンや電源ボタンしかなく、ポート類が全て背面側にあります。そのため、USB機器などが接続しにくいです。また、光学ドライブも無いため、必要であれば外付け機器を接続する必要があります。

側面

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

最大輝度は、255cd/m2と普通です。視野角は広いです。タッチパネルにも対応しています。

ギラつきも無く、フリッカーも感じませんでした。

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。タッチパネルを搭載しているため計測がうまくいかず、やや波打っている線ですが、比較的自然な発色だと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

 

色域は、当サイトの計測ではsRGBカバー率は94.4%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

光沢液晶ですので、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

 

パフォーマンスのチェック

HP Pavilion All-in-One 24のパフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには省電力版であるTシリーズのインテルCoreプロセッサーを搭載しています。一般的なノートパソコンに搭載されているCore i5-8265Uなどと比べると、性能は上です。

Core i7-8700TとCore i5-8400Tとがあり、ベンチマークスコアでは約1.3倍の差がありますが、一般的な作業であれば、体感速度はあまり変わらないので、どちらでもいいと思います。RAW現像やエンコードなどを行う場合は、Core i7-8700Tのほうがいいでしょう。

CPU性能
~ CINEBENCH R15 ~
Core i5-8400T
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-8750H
(ノートPC用)
1100
Core i5-8400 963
Core i7-8700T 931
Core i5-8400T
[レビュー機で計測]
732
Core i3-8100 598
Core i5-8265U
(ノートPC用)
542
Core i3-8145U
(ノートPC用)
340
Celeron N4100
(ノートPC用)
229
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

スノーフレークホワイトのモデルは、外部グラフィックスとしてGeForce MX130を選択できます。GPU支援に対応したアプリは、やや速度が向上する可能性があります、ただし、大した性能ではないため、搭載したモデルでも、していないモデルでもどちらでもいいと思います。

 

ストレージ

ストレージは、SSDとHDDの両方を搭載しています。SSDは128GBと256GBがありますが、できれば256GBあったほうがいいと思います。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
128GB SSD
1TB HDD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD
[レビュー機で計測]
1609
SATA SSD 550
HDD 169
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

比較的速いエンコード速度です。

  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 19分35秒
QSVでエンコード (※2) 3分33秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i9-9900K 9分29秒
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-8750H 16分40秒
Core i7-8700T 18分46秒
Core i5-8400T
[レビュー機で計測]
19分35秒
Core i5-8265U 29分37秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でも動作音はしますが、それほど気にはならないと思います。負荷をかけたときの動作音は、他のPCと比べてやや低めです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

外観のチェック

外観です。

スパークリングブラックとスノーフレークホワイトのカラーラインナップがありますが、今回はスパークリングブラックのカラーを掲載します。

 

液晶上部にあるWebカメラは、セキュリティのため隠すことができます。

 

右側面には、外部入力切替ボタンと、音量ボタンがあります。光学ドライブやUSBポートは側面にはありません。

 

左側面には電源ボタンのみあります。

 

背面の三角形の出っ張りがかっこいいです。

 

ポート類は背面に集中しています。HDMI入力ポートがあるのが特徴的です。ただし、SDカード、USB機器などは接続しにくいです。

 

B-CASカードスロットとアンテナも背面にあります。

 

スタンドは細くスタイリッシュです。

 

キーボードは、ノートパソコンのキーに近い打鍵感です。もう少し、キーストロークが深いと良かったです。

 

マウスはシンプルです。

 

ACアダプターです。

 

まとめ

以上が、HP Pavilion All-in-One 24のレビューです。

デザインが非常に美しいオールインワン(液晶一体型)パソコンです。

大画面でタッチパネルに対応しており、リビングに置いておく家族用のパソコンとしておすすめです。デザインがいいので人に見られても恥ずかしくありません。

テレビチューナーを搭載したモデルがあり、スピーカー音も比較的良いため、一人暮らし用の方や、パパ専用部屋などで使う場合にも適しているでしょう。1台で、パソコン、テレビ、レコーダーの役割をこなせます。映像入力ポートもあるため、ゲーム機なども繋げられます。

ただし、画面が光沢であるため、映画の暗いシーンなどでは、自分が映りこむので集中できないケースもあります。また、USBポートやSDカードスロットが背面にあり、接続しにくいのもデメリットです。光学ドライブもありません。

デザインが美しいオールインワン型デスクトップPC

HP Pavilion All-in-One 24

特徴

  • デザインが美しい
  • テレビチューナー搭載&スピーカーもいい
  • ポート類が背面に集中

こんなあなたに

  • 家族の共有パソコンとしてリビングで使う方
  • 一人暮らしの方
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