レノボ IdeaPad Flex 550i (15) の特徴
CPU | Core i7-1065G7 Core i5-1035G1 Core i3-1005G1 |
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メモリ | 4GB~16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD IPS 光沢 タッチ |
質量 | 約1.8kg |
バッテリー | 最大 約11.0時間 |
価格[税込] | 5万円台~ |
IdeaPad Flex 550i (15)は、コストパフォーマンスに優れた、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。
第10世代Core i5、8GBメモリ、256GB SSDの構成が5万円台(税別)で購入できます。しかも、見やすいIPS液晶を搭載し、デジタルペンまで付属しています。Core i3-1005G1モデルであれば4万円台と、さらに安いです。
360度回転するヒンジを備えており、自在に変形できるので、いろいろな場所で使用することができます。また、ペンを使用して、手書きメモや、簡単なお絵描きなども行えます。
入手しやすい価格帯なので、小さな子どもがいるファミリーのみんなで使うPCとしてもおすすめです。
IdeaPad Flex 550i (15)の特徴
4万円台からととても安い
IdeaPad Flex 550i (15)は、Core i3-1005G1、4GBメモリ、128GB SSDの構成であれば4万円台(税別)と、とても安く購入できる新機種です。しかも、IPS液晶を搭載し、デジタルペンまで付属しているので、コストパフォーマンスが非常に高いです。
なお、Core i5-1035G1、8GBメモリ、256GB SSDの王道構成でも5万円台(税別)です。長く、快適に使いたいならば、このぐらいのスペックがおすすめです。
広視野角のIPS液晶搭載
安い機種は、価格を抑えるために、解像度がHDだったり、視野角が狭く、見やすさに劣る液晶を採用していることが多いです。低品質の液晶の場合、表示出来る範囲が狭く作業効率が悪くなったり、長時間使っていると目が疲れやすいというデメリットがあります。
それに対して、IdeaPad Flex 550i (15)は非常に安い価格帯で購入できる機種でありながら、FHDのIPS液晶を搭載しています。FHDのIPS液晶は、解像度も十分ですし、視野角が広く、見やすいです。
また、液晶はタッチ対応なので、指での直感的な操作も可能です。
Intelプロセッサーモデルのみ
IdeaPad Flex 550i (15)のサイズ違いの兄弟機種である14型のIdeaPad Flex 550シリーズには、Intel CPUモデルと、AMDプロセッサーモデルがありますが、15型のIdeaPad Flex 550シリーズは、Intel CPUモデルのみの展開となっています。筐体にゆとりがある15型にも、パフォーマンスの高いAMD Ryzen 4000Uシリーズを搭載したモデルがあるとよかったです。
IdeaPad Flex 550i (15)の搭載するCPUは、第10世代CoreのIce Lakeです。下のグラフでは代表的なプロセッサーの性能を比較していますが、Core i7とCore i5の処理性能には大きな差はありません。ライトな用途であればCore i3モデル、Officeソフトの使用など一般的な用途でもCore i5モデルで快適に使用できると思います。
Ice Lakeの特徴は、性能が少し高めのグラフィックスを内蔵している点です。特に、Core i7-1065G7の内蔵グラフィックスであるIris Plusの性能は高めです。軽いゲームをプレイしたり、動画の編集なども趣味レベルで行いたい場合は、Core i7-1065G7モデルを選択するといいと思います。
変形自在なコンバーチブル型
IdeaPad Flex 550i (15)は、360度回転するヒンジを備えた、コンバーチブル型PCです。
下図のように、タブレット形状、テント形状、スタンド形状など、使用する場所に合わせて変形することができます。万一、思ったほど変形して使用することがなかったとしても、ラップトップ形状で一般的なノートPCと同じように使用できます。
通常のノートPCよりも、確実に使用できる場所が増えるので、おすすめです。
デジタルペンが付属
IdeaPad Flex 550i (15)には、デジタルペンが同梱されています。
コンバーチブル型PCは、デジタルペンと併用することで、より活用の幅が広がるので、ペンが同梱されているのは嬉しいです。
ペンを使って、手書き入力や、メモ、スケッチなどができます。子どものお絵描き遊びや、字の練習なども、楽しみながら行えるかもしれません。
なお、デジタルペンの性能(筆圧検知の程度、傾き検知の有無)をレノボのサポートに尋ねましたが、不明とのことでした。
テンキー付きキーボード
IdeaPad Flex 550i (15)は、テンキー付きキーボードを搭載しています。会計の作業などで、Excelに数字の入力などを行う場合も便利です。
また、バックライトも付いており、薄暗い場所でもタイピングがしやすいです。
なお、下には参考までに英字キーボードの画像を載せていますが、国内モデルに搭載されるのは日本語キーボードとなります。
宅内メインに適した質量・バッテリー
IdeaPad Flex 550i (15)の質量は約1.8kgと、15.6型のノートPCとしては一般的な重さです。
また、バッテリー駆動時間は最大 約11時間と長くはありませんが、こちらも標準的です。
質量やバッテリー駆動時間からすると、宅内メインで使用し、スポット的に外に持ち出してライトな作業にも使用することができる、という位置づけになると思います。
SDカードリーダーやUSB-Cも搭載
IdeaPad Flex 550i (15)には、フルサイズのSDカードリーダーやUSB-Cも搭載しています。USB-Cポートは、Power Deliveryに対応しており、USB-Cアダプターでの給電が可能です。
その他、USB3.0 x2、HDMI出力を備えており、インターフェイスの数は多くはありませんが、必要十分な構成だと思います。
IdeaPad 550i (15)の各構成の比較
現在販売されているIdeaPad Flex 550i (15)の各構成と、価格をご紹介します。
Core i7モデルでも税込10万円を切っており、どの構成でもコストパフォーマンスが高いと思います。
なお、仕様表を見ると、メモリはオンボードとなっており、メモリスロットはないようです。後からの増設はできないようなので、複数のアプリを同時に立ち上げて使用するような方は、最低でも8GB、できれば16GBメモリを搭載したモデルの方がいいと思います。
Core i3モデル | Core i5モデル | Core i7モデル | ||
CPU | Core i3-1005G1 | Core i5-1035G1 | Core i7-1065G7 | |
メモリ | 4GB | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 128GB SSD | 256GB SSD | 512GB SSD | 512GB SSD |
価格[税込] | 54,978円 | 65,758円 | 75,504円 | 99,979円 |
その他の特徴
IdeaPad Flex 550i (15)は、Wi-Fi 6には対応していません。一般的には、Wi-Fi 6の普及はまだですし、Wi-Fi 5でも速度は十分だと思いますが、新機種としてはWi-Fi 6対応だと、なおよかったです。
IdeaPad Flex 550i (15)のカメラには、プライバシーシャッターが設けられています。カメラを物理的に塞ぐことができるので、覗き見や盗撮のリスクを回避することができます。
セキュリティ機能としては、指紋センサーを搭載しており、指紋認証でのWindowsへのログインができます。
ボディは、下図のようなプラチナグレーのカラーです。天板のロゴもシンプルです。
ライバル機種との比較
IdeaPad Flex 550i (15)の最大のライバルとなりそうなのは、同じくレノボのIdeaPad C340 (15)です。この2機種は、構成がかなり似通ったコンバーチブル型PCで、どちらも高コスパです。
下表で、簡単に構成と価格の比較を行っています。
IdeaPad C340 (15)は、やや重いですが、先発機種だけあって、価格は少し安いです。特に、Core i7-1065G7モデルには、ストレージとして1TB SSDを搭載しつつ、価格はIdeaPad Flex 550i (15)のCore i7モデルよりも安いです。大容量ストレージが必要であれば、IdeaPad C340 (15)が魅力的かもしれません。また、現時点では、短納期の機種が多いので、早く入手したい方にもIdeaPad C340 (15)の方がおすすめです。
IdeaPad Flex 550i (15)は、新機種なだけあって、IdeaPad C340 (15)よりも軽量になり、取り扱いしやすくなっています。Core i3モデルや、Core i5モデルは、IdeaPad C340 (15)との価格差が小さいので、せっかくなら新しく登場したIdeaPad Flex 550i (15)を選ぶ、というのもいいと思います。
その他に、サイズ違いのIdeaPad Flex 550i (14) / 550 (14)や、IdeaPad C340 (14) / (14, AMD)もあるので、扱いやすさを重視するなら、この辺りも合わせてチェックしてみてください。
[本製品] IdeaPad Flex 550i (15) |
[ライバル機種] IdeaPad C340 (15) |
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画像 | ||
CPU | Core i7-1065G7 Core i5-1035G1 Core i3-1005G1 |
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メモリ | 4GB /8GB / 16GB | |
ストレージ | PCIe SSD | |
液晶サイズ | 15.6型 | |
液晶種類 | FHD IPS 光沢 タッチ | |
質量 | 約1.8kg | 約2.0kg |
バッテリー | 最大 約11.0時間 | 約10.0時間 |
[本製品] IdeaPad Flex 550i (15) |
[ライバル機種] IdeaPad C340 (15) |
[本製品] IdeaPad Flex 550i (15) |
[ライバル機種] IdeaPad C340 (15) |
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CPU | Core i5-1035G1 | Core i7-1065G7 | ||
メモリ | 8GB | 16GB | ||
ストレージ | 256GB SSD | 512GB SSD | 1TB SSD | |
価格[税込] | 65,758円 | 64,416円 | 99,979円 | 96,701円 |
まとめ
IdeaPad Flex 550i (15)は、コストパフォーマンスが非常に高い、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。
実用的なスペックをしっかり備え、デジタルペンまで同梱しながら、4万円台から購入できる機種は本当に限られています。しかも、IPS液晶を搭載しており、長時間の使用でも目が疲れにくいです。メインPCとしても十分使える機種です。
使用する環境に合わせて変形できるのも魅力の一つです。例えば、タブレットモードにしてお絵描きをしたり、スタンドモードにしてキーボードを隠してネット動画を見たりすることができます。好奇心の強い、子どもと一緒に使うPCとしても適していると思います。
これまで、ラップトップ形状のノートPCしか使ったことがないという方にも、新しいPCの購入を検討しているのであれば、是非候補に入れて欲しい1台です。
4万円台から購入できるコスパの高いコンバーチブル型2 in 1 PC
IdeaPad Flex 550i (15)
特徴
- 4万円台から購入できる価格の安さ
- 見やすいIPS液晶を搭載
- デジタルペンも付属
こんなあなたに
- 安いけど、ちゃんと使えるPCが欲しい方
- 家族みんなで使えるPCを探している方
- 価格5万円台[税込]~
- Web広告限定ストアこっちのほうが
安く買える場合も - 一言初めての2 in 1 PCにいかが?
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