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マウスコンピューター LUV MACHINES の実機レビュー
高いコスパ&安心のサポート
LUV MACHINESは、コストパフォーマンスの高いミニタワーPCです。特に高スペックにしたときの価格が、他社よりも安い傾向にあります。
「安心パックサービス」も魅力的です。安心パックサービスとは(1)最短当日修理返却、(2)初期不良期間内の新品交換、(3)専用ダイヤルの提供の3つのサービスのパックです。この充実したサービス内容でも、3,000円(1年,税別)から加入できます。
ミニタワーPCの中でも、奥行きが短く、デスク上に置いても圧迫感を感じにくいです。デスクの下においても、はみ出ることがありません。
メーカーサイト:
マウスコンピューター(LUV MACHINES)
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
目次
LUV MACHINESの基本スペック
LUV MACHINESは、構成によって選択できるパーツが幅広いため、基本スペックは割愛します。
なお、本レビューで用いたPCのスペックは、次の通りです。
- Core i7-6700、8GB メモリ、500GB HDD、インテル HD グラフィックス 530
特徴1 - 安心の24時間365日電話サポートなど
マウスコンピューターのパソコンは、サポート内容が充実しています。
まず、24時間365日対応可能な電話サポートが標準でついてきます。対応してくれるのは日本人です。
24時間365日電話サポートが標準でついてくる
また、「安心パックサービス」というのに加入すると、下のようなサービスを受けられます。このサービス内容でも、1年保証ならわずか3,000円の追加料金です。
安心パックサービス
特徴2 - 高いコストパフォーマンス
LUV MACHINESはコストパフォーマンスの高いミニタワーPCです。
時期にもよりますが、やや高性能な構成にしたときに、特に安い傾向があります。
下の表は、第6世代Core i7(専用グラフィックスはなし)を搭載したときの各メーカーのミニタワーPCの価格です。他社メーカーと比べて安いほうですが、最も安いというわけではありません。
GPU | LUV MACHINES | 他社製品1 | 他社製品2 | 他社製品3 | 他社製品4 |
---|---|---|---|---|---|
CPU | Core i7-6700 | Core i7-6700 | Core i7-6700 | Core i7-6700 | Core i7-6700 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 500GB HDD | 500GB HDD | 500GB HDD | 1TB HDD | 500GB HDD |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 530 | ||||
電源 | 350W | 350W | 600W | 350W | 350W |
価格(税・送料込) | 100,224円 | 95,018円 | 115,344円 | 106,899円 | 137,052円 |
一方、下の表は、GeForce GTX 960にSSDを搭載し、スペックを上げたときの構成です。この場合、比較したメーカーの中で最も安くなっています。
GPU | LUV MACHINES | 他社製品1 | 他社製品2 | 他社製品3 | 他社製品4 |
---|---|---|---|---|---|
CPU | Core i7-6700 | Core i7-6700 | Core i7-6700 | Core i7-6700 | Core i7-6700 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 120GB SSD +1TB HDD |
120GB SSD +1TB HDD |
120GB SSD +1TB HDD |
120GB SSD +1TB HDD |
128GB SSD +1TB HDD |
グラフィックス | GeForce GTX 960 | ||||
電源 | 500W | 550W | 600W | 500W | 500W |
価格(税・送料込) | 132,624円 | 144,028円 | 158,544円 | 150,057円 | 174,744円 |
特徴3 - 奥行きの短いミニタワーケース
LUV MACHINESは、ミニタワーケースであるため、ミドルタワーケースよりもサイズが一回り小さく、設置スペースを取りません。
ミドルタワーPCとのサイズ比較
他社のミニタワーケースと比較すると、奥行きがやや短いのが特徴です。デスクに置いたときに圧迫感がやや少なく、床に置いたときも、テーブルからはみ出しにくいです。
GPU | LUV MACHINES | 他社製品1 | 他社製品2 | 他社製品3 | 他社製品4 |
---|---|---|---|---|---|
幅 | 180 | 190 | 179 | 177.8 | 179 |
奥行き | 382 | 420 | 406 | 431.8 | 419 |
高さ | 373 | 360 | 368 | 368.3 | 368 |
特徴4 - 3.5インチベイx4、M.2スロットx1
LUV MACHINESは、小さいケースですが、3.5インチベイの数が合計4つもあります。
SSD+HDDの構成も可能
インテル H170 Express チップセット搭載モデルでは、M.2スロットも搭載しています(ただし、時期によっては搭載されない可能性もあるため、メーカーサイトをよくご覧ください)。ここに、高速なM.2 SSD(PCI Express x4接続)を搭載することも可能です。
M.2スロットも搭載
パフォーマンスのチェック
本製品は、たくさんの種類の中からパーツを選択できるため、構成によって処理性能が変わります。
以下、各パーツのベンチマークスコアを掲載しますので、購入するときの参考にして下さい。なお、第6世代インテルCore プロセッサー搭載モデルで選択できるパーツのみ掲載しています。
選択可能なCPU
2015年9月13日時点で選択できるCPUは、下記の表の通りです。
仕様 | Core i5-6400 | Core i5-6500 | Core i5-6600 | Core i7-6700 | Core i7-6700K |
---|---|---|---|---|---|
PassMark CPU Mark | 6770 | ? | 7895 | 10382 | 10861 |
選択可能なグラフィックカード
2015年9月13日時点で選択できるグラフィックスは、下記の表の通りです。ゲームをしないなら、インテル HD グラフィックス 530で十分です。ゲームをするなら、GeForce GTX 960が良いです。ただし、ゲームをするなら、冷却性に優れたゲーミングモデルのNEXTGEAR-MICROなどの機種もご検討下さい。
GPU | インテル HD グラフィックス 530 | GeForce GTX 750 | GeForce GTX 960 |
---|---|---|---|
3DMark SKY DRIVE - Graphics SCORE | 3794 | 12485 ※1 | 23888 ※1 |
Core i7-6700、8GB メモリ、500GB HDD、インテル HD グラフィックス 530のベンチマーク結果は、次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
何回もトライしたのですが、Core i7-6700の割には、CPU Markのスコアがやや低めでした。
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
Core i7-6700 | |
---|---|
x264でエンコード | 10分51秒 |
クイック・シンク・ビデオでエンコード | 7分15秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
ストレージのベンチマーク
500GB HDD(CrystalDiskMark 4で計測)
SDカードのベンチマーク
今回は搭載していません。オプションで追加可能です。
ゲームベンチマークのチェック
Core i7-6700のCPU内蔵グラフィックス「インテル HD グラフィックス 530」でのゲームベンチマークスコアは次の通りです。
旧モデルのCore i7-4790と比較すると、わずかにスコアは上がっています。グラフィック設定をかなり下げるか、軽いゲームなら、プレイできるものもあります。ただし、基本的には快適にプレイできないゲームが多く、ゲームをするならGeForce GTX シリーズなどの専用グラフィックスを搭載することをおすすめします。
製品名 | マウスコンピューター LUV MACHINES |
|||
基本スペック | Core i7-6700 インテル HD グラフィックス 530 |
|||
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド |
標準 ★ | 2656 (やや快適) | ||
標準 ★ | 1306 (設定変更が必要) | |||
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 | 標準 ★ | 4639 (快適) | ||
標準 ★ | 2332 (普通) | |||
ドラゴンズドグマオンライン | 低 | 2964 (普通) | ||
低 | 1384 (設定変更を推奨) | |||
ファンタシースターオンライン2 ver.2 | 描画:3 | 2894 (標準) | ||
描画:3 | 935 (重い) | |||
バイオハザード6 | 低 | RANK C (2197) | ||
低 | RANK C (1264) | |||
モンスターハンター第三弾(大討伐) | ― | 4274 | ||
― | 1639 | |||
ドラゴンクエストX | 標準 | 7293 (とても快適) | ||
標準 | 4324 (普通) | |||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません。 ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアは、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。 |
その他、「METAL GEAR SOLID V: The Phantom Pain」や「DARK SOULS II 」、2Dゲームなどをプレイし、フレームレートを計測してみました。詳細は「インテル HD グラフィックス 530でゲームをプレイ!」をご覧ください。