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マウス m-Book W
17.3型液晶+GTX960M搭載
マウスコンピューター m-Book Wは、17.3型の大画面液晶を搭載したゲーミングノートパソコンです。
グラフィックスには人気の高いGeForce GTX 960Mを搭載。標準的なグラフィック設定なら、ノートパソコンでも快適にゲームをプレイすることが可能です。
CPUにはHQシリーズの第6世代Core i7 プロセッサー、ストレージにはPCIe x4 - NVMe接続のSSDを選択することができ、グラフィックス以外の処理性能も高いです。
また、キーボードも打ちやすく、文書作成など仕事をするときでも、文字入力が快適です。
メーカーサイト:マウスコンピューター(m-Book W)
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
m-Book Wの基本スペック
m-Book Wの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年12月9日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU HQシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-6700HQです。 |
グラフィックカード NVIDIAの GeForce GTX 960M(2GB)を搭載しています。Optimus対応です。 |
液晶ディスプレイ 17.3型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。 |
メモリ 8GB~16GBを搭載したモデルがあります。本機は16GBです。 |
2.5インチ HDD/SSD HDDやSSD、デュアルドライブを選択可能です。本機は1TB HDD です。 |
M.2 SSD 左の他にM.2 SSD (PCI Express x4接続)も選択可能です。本機は256GB M.2 SSDです。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを選択可能です。 |
その他 バッテリー駆動時間は約4時間、重量は約3.0kgです。 |
特徴1 - 人気のGeForce GTX 960Mを搭載
本製品は、「GeForce GTX 960M」のグラフィックスを搭載しています。GeForce GTX 960Mは、性能がまずまず良いのに価格が安いため、人気の高いグラフィックスです。
下表が各ゲームベンチマークのスコアです。なお、グラフィックドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「359.06」です。
スコアを見ると、標準的なグラフィック設定なら、快適にプレイできるゲームが多いです。
製品名 | マウスコンピューター m-Book W |
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スペック | Core i7-6700HQ GeForce GTX 960M(2GB) |
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ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11) |
標準品質 ★ | 9478 (非常に快適) | ||
高品質 | 6397 (とても快適) | |||
最高品質 | 4378 (快適) | |||
ファイナルファンタジー XIV キャラクター編 |
標準品質 ★ | 13224 (非常に快適) | ||
最高品質 | 6375 (とても快適) | |||
ドラゴンズドグマオンライン |
低品質 | 7874 (とても快適) | ||
標準品質 | 7726 (とても快適) | |||
最高品質 | 7022 (とても快適) | |||
ファンタシースターオンライン2 ver.2 | 描画:3 | 24079 (快適) | ||
描画:5 | 15946 (快適) | |||
バイオハザード6 | ― | RANK S (6422) | ||
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ― | 9236 | ||
ドラゴンクエストX | 標準 | 13446 (すごく快適) | ||
最高 | 12044 (すごく快適) | |||
GRID Autosport | ウルトラロー | 195 fps | ||
ミディアム | 132 fps | |||
ウルトラ | 52 fps | |||
トゥームレイダー | LOW | 157 fps | ||
HIGH | 71 fps | |||
ULTIMATE | 35 fps | |||
Metro Last Light | Low | 76 fps | ||
High | 48 fps | |||
Very High | 39 fps | |||
スリーピングドッグス | 低 | 130 fps | ||
高 | 53 fps | |||
最高 | 24 fps | |||
ドラゴンエイジ:インクイジション | 低品質 | 72 fps | ||
高品質 | 33 fps | |||
最高品質 | 22 fps | |||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアは、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。 |
GPU-Zで確認したGeForce GTX 960Mの情報は次の通りです。
GeForce GTX 960Mのグラフィックカードのスペック
ベンチマークスコアについては「ゲームノートパソコンの比較」も参考にして下さい。他のグラフィックスでのベンチマーク結果や、他のゲームのベンチマーク結果も掲載しています。
特徴2 - PCIe x4 - NVMe接続のSSDを選択可
本製品は、 PCIe x4 - NVMe接続のM.2 SSDを選択することが可能です。
今回は、256GBのSSDを搭載しており、CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次のようになっています。シーケンシャルリードおよびライトが2000MB/sを超えており非常に高速です。
M.2 SSD(PCIe x4 - NVMe接続)のCrystalDiskMarkの実行結果
この他に、2.5インチのストレージも搭載しており、SSD+HDDの構成にすることが可能です。
2.5インチストレージの他に、M.2 SSD(PCIe x4 - NVMe)ストレージを搭載可能
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角はそれほど良くありません。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ"補正"曲線を確認すると、青色が下げ調整になっているため、寒色系の画面であることが分かります。
色域は、ノートパソコンとしては広めです。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状は次の通りです。ギラつきはあまり感じません。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
実測で、キーピッチは縦:約19mm、横:約19mm、キーストロークは約2.0mmで十分な数値です。キートップはわずかに湾曲しており滑りにくい素材で、指のフィット感は良好です。押し始めは適度な抵抗があり、底は柔らかく、たわみもなく、押しやすいです。テンキーのキーピッチはやや狭くなりますが、それでも横:約18mmはあります。また、パームレストが、マットで柔らかい素材で出来ており、肌触りが良いです。
非常に押しやすいキーボードですので、文書作成などの作業なども快適です。
キーボード全体図
キーの拡大図1
キーの拡大図2
タッチパッドの操作性は普通です。クリックボタンは軽い力で押せます。
タッチパッド
キーボードバックライトです。明るさは5段階まで調整することができます。
キーボードバックライト
プリインストールされている「Flexikey」のソフトを使用すれば、複数のキー入力やアプリケーションの起動など、好きなキーにマクロを設定することができます。
また、「CONTROL CENTER」のソフトを使用すれば、左ウィンドウズキーの無効化が可能です。さらに、ヘッドホンの設定、ファン速度の調整なども可能です。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
4コアCPUに、GeForce GTXシリーズの中ではミドルスペックのGTX 960M、PCI Express x4接続のSDDを搭載し、高い処理性能です。
Core i7-6700HQ、GeForce GTX 960M、16GB メモリ、256GB M.2 SSDの構成でのベンチマーク結果は次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。
Core i7-6700HQ | |
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x265でエンコード (※1) | 23分05秒 |
x264でエンコード (※2) | 10分01秒 |
NVENCでエンコード (※3) | 6分21秒 |
QSVでエンコード (※4) | ― |
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速
ストレージのベンチマーク
256GB M.2 SSD | 1TB HDD |
SDカードのベンチマーク
UHS-Ⅰ対応カード