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コスパ抜群のかっこいいゲーミングPC、マウス NEXTGEAR JGの実機レビュー

サイズ | ミニタワー |
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CPU |
Ryzen 5 4500 Ryzen 5 7500F Ryzen 7 7700 Ryzen 7 5700X Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 3060 Ti ~ RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | 16GB(最大64GB) (DDR4 / DDR5) |
ストレージ | 1TB(最大2TB) |
価格[税込] | 12万円台~ |
NEXTGEAR JGは、コスパに優れたゲーミングPCです。
例えば、少し下で紹介しているシークレットモデルなら、Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti、水冷CPUクーラー搭載モデルが、16万円台という安さです。
ユーザーの声を取り入れた個性的なデザインのケースに、ガラスサイドパネルと内部のLEDファンが点灯し、安い割にはデザインも良いです。
メッシュパネルと最大6つのファンでエアフロー性能も良く、その割には高負荷時でも静かで、長時間のゲームも集中してプレイすることが可能です。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
NEXTGEAR JG-A7G7TRyzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti、メモリ16GB NEW!
NEXTGEAR JG-A7G6TRyzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti、メモリ16GB
本製品を安く買う方法
その1シークレットモデルを購入する
メーカーさんから、特別価格で購入できるシークレットモデルを紹介してもらいました。このページからであれば、NEXTGEAR JGの一部のモデルを安く購入することができます。特に、Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti、水冷CPUクーラー搭載モデルが、16万円台とお得です。
その2当サイト限定「Amazonギフト券プレゼント」を利用する
当サイト経由で、税込み130,000円以上の構成でマウスコンピューター製PCを購入すると、5,000円分のAmazonギフト券がもらえます。詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
目次
お忙しい方は、「NEXTGEAR JGの特徴」のみお読みください。
NEXTGEAR JGの特徴
EC限定販売のリーズナブルなゲーミングPC
マウスコンピューターの新ブランドとなるNEXTGEAR JGは、EC限定販売(ネット限定販売)のゲーミングPCです。搭載できるCPUは、コストを抑えるためAMD Ryzenシリーズのみですが、非常に価格が安いです。
例えば、GeForce GTX 1660 SUPER搭載のエントリーモデルなら「99,800円」、GeForce RTX 4060搭載のミドルレンジモデルでも「129,800円~」です。
また、エントリーやミドルクラスのモデルだけでなく、Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Tiを搭載したハイクラスのモデルも登場しています。



同スペック帯のG-Tune ミニタワーと価格を比較しても、NEXTGEAR JGは簡易水冷クーラーを標準搭載しているにも関わらず、非常に安く、コスパが高いことが分かります(下表参照)。
なお、G-Tune ミニタワーのシリーズは、インテル第13世代Coreプロセッサーを搭載したモデルもあります。もしこのプロセッサーのほうが良ければ、G-Tune ミニタワーのほうがいいです。Ryzenプロセッサーでも問題なければ、NEXTGEAR JGのほうがおすすめです。
NEXTGEAR JG | G-Tuneミニタワー | |
![]() |
![]() |
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CPU | Ryzen 7 5700X(簡易水冷 240mm) | Ryzen 7 5700X(空冷) |
GPU | RTX 4060 Ti 8GB | |
メモリ | 16GB DDR4-3200 | |
ストレージ | 1TB PCIe SSD | 512GB PCIe SSD |
価格[税込] | 169,800円~ | 214,800円~ |
ユーザーの声を取り入れた個性的なデザイン
NEXTGEAR JGシリーズの新筐体は、大規模SNSアンケートによりユーザーの声を取り入れた、個性的なデザインになっています。シンプルでフラットなG-Tune ミニタワーに比べ、クロスを形どったフロントパネルに、「NEXTGEAR」のロゴが印字された標準装備の内部の見えるガラスサイドパネルといった、よりゲーミングらしい見た目が特徴です。

さらに、+4,400円で赤、紫、青色のLEDケースファンを搭載することができます。点灯する部分はフロントファン×3、トップファン×2、リアファン×1と多いです。内部の見えるガラスサイドパネルにより、よりゲーミングらしい見た目になります。なお、LEDなしを選択した場合は、フロントファンは1基のみとなります。



メッシュパネルと最大6つのファンで冷却性能も優秀
NEXTGEAR JGシリーズの筐体は、フロントパネルとトップパネルが空気の通りの良いメッシュ仕様になっており、さらに最大6つのファンで内部を効率よく冷却します。裏面配線により内部がすっきりしているので、エアフローも良く、ミニタワーでも冷却性に優れたケースです。GeForce RTX 4070 Tiなどのハイクラスのグラフィックスを搭載しても、熱を気にすることなく、長時間ゲームを安心してプレイすることができるでしょう。



ホワイトカラーのモデルも登場
白いボディに内部の見えるガラスサイドパネル、RGBイルミネーションと、クールな外観が特徴のホワイトカラーモデルも登場しました。このモデルのレビューについては「ホワイトカラーモデルの実機レビュー」をご覧ください。

充実したサポートサービス
マウスコンピューターの製品は、サポートサービスが充実しており、標準で1ヶ月の初期不良に1年間のセンドバック修理保証、24時間365日対応の電話サポートが付いています。
また、標準で3年保証が付いているのも嬉しいです。もし他社と価格を比較する際は、このあたりも考慮するといいと思います。
さらにオプションで様々なサポートサービスを追加でき、パソコンに詳しくない方でも安心して購入することができます。詳しくはこちらをご覧ください。

パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPU
CINEBENCH R23のスコアは下の通りです。
Ryzen 7 7800X3Dは3D V-Cacheを採用した、主にゲームで本領を発揮するゲーミングCPUですが、マルチコア、シングルコアともに高いスコアで、クリエイターソフトも快適に動作する性能です。
Ryzen 7 5700Xは、旧世代のCPUですが、8コア16スレッド、TDP65Wで動作するコスパの高いミドルクラスのCPUです。マルチコアでは、Core i5-13400とほぼ同等のスコアが出ており、シングルコアでのスコアもまずまずです。ミドルクラスまでのグラフィックスであれば、Ryzen 7 5700Xでも問題ないでしょう。
~ CPU性能の評価 ~


:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
~ CPUとGPU性能の評価 ~

GeForce RTX 4070 Ti

GeForce RTX 4060 Ti 8GB
グラフィックス
グラフィックカードには、旧世代のGeForce GTX 1660 SUPER、最新世代のGeForce RTX 4060、RTX 4060 Ti 8GB、RTX 4070、RTX 4070 Tiを搭載したモデルに加え、Radeon RXシリーズを搭載したモデルも用意されています。
レビュー機のモデルでは、GeForce RTX 4060 Ti 8GBを搭載しており、FHD環境であれば、負荷の重い最新のゲームも快適に遊べる性能です。
GeForce RTX 4070 Tiもレビューしましたが、WQHD環境でも、高めのフレームレートでゲームができる性能です。
価格をより抑えたい場合や、フルHD解像度で"軽いゲーム"を主にプレイする方は、GTX 1660 SUPERでもいいと思います。
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~


~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~


:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
メモリには、DDR4-3200またはDDR5-4800を搭載しており、帯域幅は以下の通りです。ゲームをするだけなら、DDR4メモリで十分です。
~メモリ性能の評価 ~




:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません
ストレージ
ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen3 SSDまたはPCIe Gen4 SSDを搭載しています。速度は以下の通りです。速度が欲しい方は、オプションでPCIe Gen4 SSDを選択することもできます。
~ ストレージ性能の評価 ~


:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ゲームベンチマーク
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
NEXTGEAR JG-A7G7T(Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti)
NEXTGEAR JG-A7G7Tでは、3D V-Cacheを採用したゲーミングCPUであるRyzen 7 7800X3Dに、ハイクラスのGeForce RTX 4070 Tiを搭載しています。別PCでの計測結果にはなりますが、Core 9-13900K/RTX 4070 Ti構成のときよりも、フレームレートが高いケースが多かったです。
特に、フルHD解像度でフレームレートが伸びるケースが多かったです。
NEXTGEAR JG-A7G6T(Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti 8GB)
NEXTGEAR JG-A7G6Tでは、売れ筋のミドルクラスのGeForce RTX 4060 Ti 8GBを搭載しており、フルHD解像度なら、負荷の重い最新のゲームも高いフレームレートで動作する性能です。
軽めのゲームでは最高設定+120 fps以上を目指すことができます。
さすがに、Core i9-13900Kに同グラフィックスを搭載したPCと比べると、フレームレートはやや劣るケースはあるものの、それほど大きな差はないと思います。
記載されているフレームレートは、平均値。
![]() 非常に重い部類のゲーム
ARK: Survival Ascended
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解像度 | 品質 | Ryzen 7 7800X3D GeForce RTX 4070 Ti |
最高設定 | 1920x1080 | 81 fps ※1 |
![]() 重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 5700X RTX 4060 Ti 8GB |
Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
最高設定 | 1920x1080 | 78 fps | 125 fps |
2560x1440 | 60 fps | 93 fps | |
3840x2160 | 32 fps(46 fps) | 53 fps(110 fps) |
![]() 重い部類のゲーム
Forza Motorsport
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
ウルトラ | 1920x1080 | 123 fps |
2560x1440 | 108 fps | |
3840x2160 | 80 fps |
![]() 重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(アップデート 2.0)
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
ウルトラ | 1920x1080 | 170 fps |
2560x1440 | 114 fps | |
3840x2160 | 53 fps(89 fps) |
![]() 重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 5700X RTX 4060 Ti 8GB |
Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
高品質 | 1920x1080 | 124 fps | 205 fps |
2560x1440 | 92 fps | 157 fps | |
3840x2160 | 50 fps | 88 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 5700X RTX 4060 Ti 8GB |
Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
最高 | 1920x1080 | 158 fps | 262 fps |
2560x1440 | 109 fps | 184 fps | |
3840x2160 | 54 fps | 95 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 5700X RTX 4060 Ti 8GB |
Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
最高 | 1920x1080 | 166 fps | 289 fps |
2560x1440 | 117 fps | 198 fps | |
3840x2160 | 56 fps | 101 fps |
![]() 中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
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品質 | 解像度 | Ryzen 7 5700X RTX 4060 Ti 8GB |
Ryzen 7 7800X3D RTX 4070 Ti |
最高 | 1920x1080 | 173 fps | 267 fps |
2560x1440 | 128 fps | 211 fps | |
3840x2160 | 62 fps | 110 fps |
レイトレーシングとDLSSのベンチマーク
サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、「レイトレーシング : オーバードライブ」設定にしたときのフレームレートを掲載します。なお、RTX 4070 Tiモデルのみ計測しています。
DLSSがOFFだと、60 fpsを下回る低い平均フレームレートですが、DLSSを併用することで大きくフレームレートが伸び、快適にプレイが可能です。
![]() 重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(アップデート 2.0)
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:DLSS 3(DLSS SR:バランス、DLSS FG:オン)
:DLSS 2(DLSS SR:バランス)
:DLSS OFF
SR:Super Resolution、FG:Frame Generation、RR:Ray Reconstruction
※いずれも、1920x1080、レイトレーシング : オーバードライブの設定
その他のゲームのベンチマーク
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。

ソフトウェアエンコードは、どちらもまずまずの速さです。
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー

DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間では、RTX 4060 TiはNVENCによるデュアルエンコードに対応していませんが、それでも十分高速です。AV1エンコードにも対応しています。

Ryzen 7 7800X3DにRTX 4070 Tiを搭載したモデルでは速い書き出し時間です。
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

Lightroomの書き出しも速いです。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)



※プロンプトは内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみで生成
※ステップ数は最大の75、10枚のイラストを生成し、3回計測して最も速かった時間で比較
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、レビュー機には、240mmの簡易水冷クーラーが搭載されています。
- Ryzen 7 7800X3D
RTX 4070 Ti - NEXTGEAR JG-A7G6T
RTX 4060 Ti 8GB
(Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti)
Ryzen 7 7800X3Dの仕様上のTDPは120W、最大動作温度は89℃ですが、本製品のCPU電力は70W前後で推移しており、CPU温度は85℃付近で推移していました。


(Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti)
CPU電力は約76Wで推移しています。CPU温度は60℃付近で推移しており、低い温度を維持しています。 エンコード作業などの長時間に及ぶ高負荷環境でも問題ない温度です。


ゲーム時のCPU、GPU温度
続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。
- Ryzen 7 7800X3D
RTX 4070 Ti - NEXTGEAR JG-A7G6T
RTX 4060 Ti 8GB
(Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti)
CPU温度は60℃後半と70℃後半を行き来しており、問題ない温度です。 GPU温度は最大でも75℃と、こちらも問題ない温度です。長時間ゲームをしても、問題ありません。


(Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti)
CPU温度は最大でも63℃と低めの温度で問題ない温度です。 GPU温度は最大でも75℃と、こちらも問題ない温度です。


静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェックです。
高性能なパーツを搭載しているため、CPUに負荷がかかるエンコード中やゲーム中は最大48dBと、騒音値もそれなりに高くなりますが、ゲーミングPCとしては普通の騒音値です。

ミドルクラスのパーツ構成ということで、ゲーム中でも、ファンの回転率はそれほど高くならず、騒音値は最大でも44dBと、ゲーミングPCとしては低めの騒音値となっています。ヘッドホンなしでもゲームに集中できます。

部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
高性能なパーツを搭載しているため、どちらも消費電力は高めです。


※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
外観のチェックです。
筐体カラーはブラック。クロスを形どったフロントパネルに、内部の見えるガラスサイドパネルがゲーミングらしいデザインです。

Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti

Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti
トップパネルは風の通りの良いメッシュ仕様。防塵フィルターはマグネット吸着式で掃除が楽です。


トップパネルサイドに電源ボタン、USB 3.0 Type-A×2、マイクとヘッドホンジャックがあり、アクセスしやすい構造です。

正面と背面です。「NEXTGEAR JG-A7G6T」ではご覧のようなインターフェースになっています。
トップパネルも風の通りの良いメッシュ仕様になっており、3連ファンが新鮮な空気を内部に取り入れます。


左側面は、標準で内部の見えるガラスサイドパネルになっており、「NEXTGEAR」のテキストロゴが印字されています。


右側面はフラットです。

底面からも吸気できるようになっており、こちらの防塵フィルターも掃除がしやすくなっています。


底面のインシュレーターは、高めで制震性に優れています。


ガラスサイドパネルはワンタッチで開く構造ではなく、ネジを外す必要があります。


ケース内部のチェック
以下、搭載されていたパーツの画像を掲載しますが、必ずしもこのパーツが搭載されるとは限りません。ご了承ください。
左側面ケース内部
左側面ケース内部です。電源ユニットが別の区画に配置されているため、ケーブルがごちゃごちゃしておらず、すっきりしています。 「JG-A7G6T」では電源ユニットが見える小窓がありますが、 「JG-A7G7T」では無くなっていました。ケースの仕様が変わったのかもしれません。
Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti
Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti
マザーボード
Ryzen 7 7800X3Dを搭載したマザーボードには「ASRock A620M」が搭載されていました。
Ryzen 7 5700Xを搭載したマザーボードには「ASRock B550M PRO4」が搭載されていました。
CPUクーラー
Ryzen 7 7800X3Dを搭載したJG-A7G7Tの水冷CPUクーラーは下記のようなものが搭載されます。メーカーは不明です。240mmのラジエーターはトップに設置されています。
Ryzen 7 5700Xを搭載したJG-A7G6Tの水冷CPUクーラーは下記のようなものが搭載されます。こちらもメーカーは不明です。ラジエーターは240mmです。
M.2 SSD
M.2 SSDにはマザーボード付属のヒートシンクが装着されています。空きスロットはありません。
Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti
M.2 SSDにはマザーボード付属のヒートシンクが装着されています。空きスロットはありません。
Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti
メモリ
搭載されていたメモリです。
電源ユニット
Ryzen 7 5700Xを搭載したJG-A7G6Tの電源ユニットにはEnhance製の750W(80PLUS BRONZ)が搭載されていました。Ryzen 7 7800X3Dを搭載したJG-A7G7Tの電源ユニットは確認できませんでしたが、おそらく同じものが搭載されていると思われます。
グラフィックボード
搭載されていたGeForce RTX 4070 Tiのグラフィックボードは、MSIの「GeForce RTX 4070 Ti VENTUS 3X 12G」でした。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通り、ブーストクロックなどは標準です。また、大型のグラフィックボードには、画像のようなGPUを支えるステーが搭載されるようです。
搭載されていたGeForce RTX 4060 Tiのグラフィックカードは、MSIの「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G」でした。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通り、ブーストクロックなどは標準です。
右側面ケース内部
右側面のケース内部です。こちらからは電源ユニットにアクセスできます。2.5インチSSDを2台設置できる場所があります。
斜めから見たケース内部
斜めから見た画像はご覧のようになっています。


Ryzen 7 7800X3D、GeForce RTX 4070 Ti


Ryzen 7 5700X、GeForce RTX 4060 Ti
まとめ
以上が、マウスコンピューター NEXTGEAR JGのレビューです。
内部の見えるガラスサイドパネルに、クロスを形どったフロントパネル、LEDファンが個性的なデザインのゲーミングPCです。
+4,400円の追加料金が必要になるLEDはオプションは、「なし」でも十分かっこいいですが、付けるとさらにゲーミングPCらしさが増します。LEDオプションを付けると、フロントファンが1基から3基になるため、冷却面で見ても、損はありません。
フロントとトップパネルがメッシュ仕様にでエアフロー効率が良く、最大6つのファンを搭載しているので、冷却性能も高いです。その割に静音性も高く、デスク横に配置してもゲームに集中できるでしょう。
コストを抑えるためCPUには旧世代のRyzenを搭載している場合もありますが、Ryzen 7 5700Xであれば、RTX 4060 Tiなどのミドルクラスのグラフィックスなら、大きくフレームレートが落ちることもなくゲームができます。
また、エントリーやミドルクラスだけでなく、CPUにRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 7700、グラフィックスにGeForce RTX 4070 TiやRadeon RX 7800 XTなどを搭載した、高性能モデルも追加されました。eスポーツタイトルなどフルHD環境で高いフレームレートを求める方はRyzen 7 7800X3Dを搭載したモデルもいいでしょう。
おすすめは、Ryzen 7 5700Xに、ミドルクラスのRTX 4060またRTX 4060 Tiを搭載したモデルです。FHD環境ならほとんどのゲームが快適にでき、コストパフォーマンスも高いです。
EC限定販売になりますが、見た目、冷却性にも優れ、何より価格が安く、コストパフォーマンス抜群のゲーミングPCだと思います。
コスパ抜群のかっこいいゲーミングPC
マウスコンピューター NEXTGEAR JG

特徴
- EC限定販売製品
- ガラスサイドパネルとLEDで個性的なデザイン
- 冷却性、静音性、コスパが優秀
こんなあなたに
- 安価で見た目の良いゲーミングPCが欲しい方
- 安価でも冷却性と静音性にこだわる方
- 価格12万円台[税込]~

三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ