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1kgを切る軽量ノートパソコン ランキング

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このページでは、 現在発売中のモバイルノートパソコンの中で、1kgを切る製品をランキング形式で紹介します。

なお、筆者が把握している個人向けのノートパソコンで、現在、メーカーサイトで販売中の製品に限ります。メジャーなPCメーカーは一通り確認していますが、もしかすると漏れがあるかもしれません。

ノートパソコンの軽さランキング
製品名 質量
1位 富士通 LIFEBOOK WU5/J3 約634g~
2位 富士通 LIFEBOOK WU2/J3 約744g~
3位 富士通 LIFEBOOK WU3/J3 約850g~
4位 Panasonic レッツノート SR 約859g~
5位 富士通 FMV WU1-K1 約868g
6位 dynabook GZ/HY 約875g~
7位 dynabook RZ/MX 約899g
8位 VAIO SX12 約899g~
9位 dynabook XZ/HW 約901g~
10位 ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel) 約933g~
11位 マウスコンピューター MousePro G4 約946g
12位 Panasonic レッツノート SC 約949g~
13位 dynabook GA/ZY 約956g
14位 dynabook XP/ZY 約958g
15位 HP OmniBook 7 Aero 13-bg 約970g~
16位 マウスコンピューター DAIV Z4-I7I01SR-A 約975g
17位 dynabook VZ/HY 約979g
18位 ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition 約986g
19位 MSI Prestige 13 AI Evoシリーズ 約990g

 

 

ピックアップ製品

上の製品の中から、いくつかの製品をピックアップして、簡単に特徴を解説します。詳細についてはレビュー記事をご覧ください。

富士通 LIFEBOOK WU1-K1、WU5/J3、WU2/J3
CPU 第13世代Core i3-1315U
Core Ultra U (シリーズ1)
Core Ultra H (シリーズ1)
Core Ultra V (シリーズ2)
メモリ 8GB ~ 64GB
ストレージ 最大 2TB PCIe SSD
液晶サイズ 14型 16:10
液晶種類 1920x1200 非光沢
質量 約634g
バッテリー 31Wh / 64Wh
WWAN 5G対応モデルあり
価格[税込] 9万円台~
世界最軽量モデルは約634g

画面比16:10の14型液晶を搭載しながら、軽さが特徴的な複数のモデルがあるので、予算や用途に合わせて選びやすいです。約634g~の世界最軽量モデルであるWU5/J3は、軽さ重視の方におすすめです。この他に、9万円台(各種クーポン適用時)から購入が可能なWU2/J3、5G対応のWU2/J3 5G、最新のCore Ultra 200Vシリーズを搭載するWU1-K1などがあります。

なお、一部のモデルでは、搭載するバッテリーが31Whとなっています。長めの時間作業をする場合は、64Whバッテリーを選択することができるモデルを選ぶようにしてください。

どのモデルにも共通する別の特徴として、LANポートやmicroSDカードリーダーを備え、インターフェイスが充実しています。

さらに、14型液晶は、画面比16:10の液晶で作業がしやすいですし、色域も広めです。また、キーボードも打ちやすいです。

ACアダプターは、モデルによって標準添付のものにも違いがありますが、質量は約250g前後です。注文時に小型ACアダプタを追加することもできるので、ACアダプタも持ち運びたい方は、こちらも検討してみるといいと思います。

 

HP OmniBook 7 Aero 13-bg
CPU Ryzen AI 5 340
Ryzen AI 7 350
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 512GB / 1TB
液晶サイズ 13.3型 16:10
液晶種類 1920x1200 IPS
質量 約970g~
バッテリー 43.3Wh
価格[税込] 12万円台~
軽さと安さが魅力的

ここで紹介している軽量ノートPCの中で、トップクラスのコスパの高さを誇る機種です。

最新のRyzen AI 300シリーズを搭載し、NPU性能が高めで、Copilot+ PCにも準拠しています。処理性能や、グラフィックス性能も一般的なノートPCとして十分で、快適に作業を行うことができます。

液晶は、画面比16:10の13.3型液晶を搭載しています。一般的なFHD液晶よりも縦方向に少し長いので、Web閲覧や、Officeソフトでの作業がしやすいですし、sRGBカバー率100%(当サイト計測)と色域が広めで、質がいいです。

セラミックホワイトのボディカラーも特徴的です。清潔感があり、ライトなイメージで、人気があります。見た目を気にするユーザーにもおすすめです。

1kgを切る軽さのモバイルノートPCで、似たようなスペックと質のいい液晶を備えた機種を選ぶと、20万円前後ぐらいの価格になることが多いです。しかし、本機器は、Ryzen AI 5 340、16GBメモリ、512GB SSDの構成が12万円台(税込)なので、コスパが非常に高いです。

ただし、WWANには非対応です。また、バッテリー容量は43.3Whとやや少なめです。バッテリー駆動で使用することが多い場合は、バッテリー残量が少し気になるかもしれません。

さらに、当サイトの計測で、ACアダプターは338gと軽くはありません。ACアダプターも一緒に持ち歩きたい場合は、注文時に、「HP 65W 窒化ガリウム USB-C 2 ポートチャージャー」を一緒に購入するといいです。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition
CPU Core Ultra 200Vシリーズ
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 最大2TB PCIe SSD
液晶サイズ 14.0型 16:10
液晶種類 1920×1200 非光沢
2880×1800 有機EL
質量 約986g~
バッテリー 57Wh
WWAN 5G 選択可能
価格[税込] 24万円台~
ついに1kgを切った人気機種

堅牢性の高さと、使いやすさゆえに、個人ユーザーはもちろん、ビジネスパーソンからも人気のあるThinkPadシリーズのフラグシップ機、ThinkPad X1 Carbonがついに1kgを切る軽さになりました。

従来モデルと比べると、体感でもわかるほど軽くなっています。しかも、5Gを選択することができるので、頻繁に持ち出して外で使用する方に適しています。

ThinkPadと言えば、トラックポイント(赤いポッチ)と、打ちやすさに定評があるキーボードがポイントです。タイピングすることが多い方にとっても、作業がしやすいです。

搭載するディスプレイは14型で、1920x1200ドットのIPS液晶(100% sRGB)と、2880x1800ドットの有機ELディスプレイ(100% DCI-P3)があります。どちらも色鮮やかな表示が可能で、見やすく、仕事にも使いやすいです。

さらに、Core Ultra 200Vシリーズを搭載し、高めのNPU性能を備え、バッテリー駆動時間も長めです。モバイルノートPCとして、死角のない製品となっています。ただし、価格は高めです。

当サイトの計測で、ACアダプターは249gでした。ACアダプターも一緒に持ち運びたい方は、小型のACアダプターを一緒に購入するといいでしょう。

 

ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)
CPU Core Ultra 200Uシリーズ
Core Ultra 200Hシリーズ
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 最大1TB PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型 16:10
液晶種類 1920×1200 非光沢
質量 約933g~
バッテリー 41Wh / 54.7Wh
WWAN 5G / LTE 選択可能
価格[税込] 16万円台~
ThinkPad X1 Carbonの兄弟機種

上で紹介した、ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionの弟のような機種です。

16万円台(税込)~と、ThinkPad X1 Carbonよりもぐっと安い価格が大きな魅力です。それでも、1kgを切る軽さで、5G / LTEを選択することもできるので、モバイルノートPCとしての完成度は高いです。なお、WWAN対応を希望する場合は、カスタマイズ時にアルミニウムカバーを選択してください。

もちろん、ThinkPadシリーズとして、トラックポイント(赤いポッチ)も付いています。マウスが使いにくい場所でも、カーソル操作がしやすく、作業がしやすいです。

キーボードは、ThinkPad X1 Carbonと比べるとやや窮屈になってしまいます。それでも、慣れると気にならない方が多いですし、手が小さめの方にとっては逆に打ちやすいかもしれません。

CPUには、Core Ultra 200U / 200Hシリーズを搭載しています。放熱性はそこまで高くありませんが、モバイルノートPCとしての一般的な用途には十分な性能を備えています。

また、ディスプレイは、100% sRGBと色域も広めです。

当サイトの計測で、ACアダプターは255gでした。ACアダプターも一緒に持ち運びたい方は、「65W ウォールマウント Nano GaN ACアダプター」の方がおすすめです。

 

dynabook GZ/HY
CPU 第13世代Core (P)
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 最大1TB SSD
液晶サイズ 13.3型 16:9
液晶種類 1920×1080 IGZO 非光沢
質量 約875g~
バッテリー 約53Wh
価格[税込] 12万円台~
800g台で12万円台~

dynabook GZ/HYは、国内での知名度が高いdynabookのモバイルノートPCです。800g台と軽いですが、約53Whと大きめのバッテリーを搭載し、最大約24時間のロングバッテリー駆動が可能です。

Core i5-1340P、16GBメモリ、512GB SSDの構成であれば、12万円台で購入することができます。最新世代のCPUではありませんが、Officeソフトを使った作業など、一般的な使い方であれば軽快に動作するでしょう。

液晶は画面比16:9ですが、省電力で色彩豊かなSHARPのIGZO液晶(当サイト計測でsRGBカバー率99.9%)なので、色鮮やかな表示が可能で、見やすいです。

また、軽量PCですが、Thunderbolt対応のUSB Type-C x2の他に、HDMI、LANポートも搭載しており、ポート類が充実しています。

ただし、キーボードにバックライトがついていないことと、LTEに対応していないのがやや残念です。

当サイトの計測で、ACアダプターは256gでした。

なお、下記のレビューは旧モデルのものですが、キーボードに「Copilotキー」が配置されるようになったぐらいで、その他の基本的な構成には大きな差はありません。

 

dynabook GA/ZY
CPU Ryzen 5 7430U
Ryzen 5 7530U
Rynze 7 7730U
メモリ 16GB
ストレージ 256GB / 512GB
液晶サイズ 13.3型 16:9
液晶種類 1920×1080 非光沢
質量 約956g
バッテリー 約53Wh
価格[税込] 9万円台~
dynabookのモバイルPCが9万円台~

dynabook GA/ZYは、国内で名の知れたdynabookのモバイルノートPCで、1kgを切る軽さでありながら、9万円台~という安さが魅力的な機種です。

9万円台(税込)で購入することができるのは、Ryzen 5 7430U、16GBメモリ、256GB SSDのモデルです。最新世代のプロセッサーではありませんが、Officeソフトでの作業など、一般的な用途には十分の性能です。

また、LANポートや、PowerDeliveryと外部ディスプレイ出力に対応したUSB-Cポートがあり、ポート類も揃っています。

ただし、この価格を実現するために、抑えられている部分もあります。例えば、液晶の色域が狭いので、写真や動画を表示すると、ややくすんだ色に感じることがあります。

その他、キーボードにバックライトが付いていませんし、スピーカー音もそれほどよくありません。また、WWANにも非対応です。この辺りが気にならなければ、軽くて、コスパの高いモバイルノートPCとしておすすめです。

当サイトの計測で、ACアダプターは236gでした。比較的コンパクトなので、持ち運びがしやすいです。

 

富士通 LIFEBOOK WU3/J3
CPU Core i5-1335U
Core i7-1360P
メモリ 8GB ~ 32GB
ストレージ 最大2TB PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型 16:9
液晶種類 1920×1080 非光沢 タッチ
質量 約850g~
バッテリー 31Wh / 64Wh
価格[税込] 9万円台~
超軽量 2 in 1 PC

約360度回転するヒンジを備えた、コンバーチブル型の2 in 1 PCです。この手の製品は、構造上質量が重めになりがちですが、LIFEBOOK WU3/J3は、31Whバッテリー搭載時に約850g~、大容量の64Whバッテリー搭載時でも約974g~と非常に軽いです。おすすめは、最大約25.0時間のロングバッテリー駆動が可能となる、64Whバッテリーです。

下図のような、太めのアクティブペンが付属しているのも大きな特徴です。本体下部の専用ガレージに収納することができ、本体収納時に自動的に充電されるので、持ち運びがしやすいです。

また、LANポートや、microSDカードリーダーを搭載し、ポート類が充実しているので、外出先でも周辺機器との接続で困ることは少ないでしょう。

液晶は、13.3型のFHD液晶で、最近流行りの画面比16:10の液晶ではありません。旧モデルのチェックにおいてですが、当サイト計測で、sRGBカバー率93.0%と色域は広めであるものの、輝度を大きく下げるとフリッカーが検出されました。この辺りが、少し気になるかもしれません。また、WWANにも対応していません。

当サイトの計測で、ACアダプターは238gでした。 スリムタイプなので持ち運びがしやすいです。

 

VAIO SX12
CPU 第13世代Core (U/P)
メモリ 8GB ~ 32GB
ストレージ 最大2TB PCIe SSD
液晶サイズ 12.5型 16:9
液晶種類 1920×1080 非光沢
質量 約899g~
バッテリー 53Wh
WWAN 4G LTE対応 選択可能
価格[税込] 17万円台~
頻繁にPCを持ち運ぶ方におすすめ

VAIO SX12は、12.5インチ液晶を搭載した、やや小型のモバイルノートPCです。価格は安くありませんが、質感が高く、所有欲も満たしてくれる1台です。

ここで紹介している機種の中でもボディサイズがコンパクトなので、カバンへの出し入れがしやすいです。バッテリー駆動時間が比較的長く、4G LTE対応(5Gモデルは完売)を選択することができるので、頻繁にノートPCを持ち運ぶような方におすすめです。

最新世代のCPUではありませんが、Core i5以上であれば、モバイルノートPCで行う一般的な作業において不足を感じることは少ないでしょう。

当サイト計測でsRGBカバー率98.4%と色域広めの液晶を搭載しているので、外出先での写真や動画のチェックやライトな編集などにも使用しやすいです。

また、小型ボディですが、十分なキーピッチのフルサイズキーボードを搭載しています。13~14インチクラスのノートPCと比べても遜色ないキーボードの打ちやすさです。バックライト付きも選択できます。

ポート類には、Thunderbolt 4対応のUSB-Cや、LANも備えており、充実しています(ただし、SDカードリーダーは非搭載)。

当サイトの計測で、ACアダプターは226gと比較的軽いです。

 

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