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SONY VAIO Tap 20の実機レビュー(2)

更新日:2012年12月27日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

静かな製品です。高い負荷をかけても騒音値は低いままです。これは、ノート用のパーツを使っていることや、回転部品が液晶の裏側にあり、動作音が聞こえにくいためです。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPUの温度はやや低めです。動作に問題はないです。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

液晶が大きいため、通常のノートパソコンよりは消費電力が高いです。ただしデスクトップパソコンと比べると消費電力は低いです。


外観のチェック

外観のチェックです。

画面を水平にできるため特殊なパソコンに思われるかもしれませんが、普通の液晶一体型パソコンとしても、もちろん使えます。

 

背面の画像です。パーツがある部分は、「VAIO」と描かれたフタで隠されています。そのためネジが見えずデザインに気を使っているのが分かります。

背面の下部にはスピーカーがあります。また上部にはサブウーファーが搭載されています。個人的判断では、音質は普通です。スピーカーが後ろ側にあるせいか、ややこもった音に聞こえます。

また、光学ドライブは搭載していませんのでご注意ください。

 

右側面のポートです。LANと電源の端子があります。

 

左側面です。メモリカードスロット、USB3.0、ヘッドホン、マイク端子があります。

上部には、電源ボタン、ボリュームボタン、ローテーションロックボタン、ASSISTボタンがあります。正面側からはやや見にくいです。電源ボタンは慣れれば手探りで押せます。

 

液晶を水平にしたときの画像です。正面側には「Windows」ボタンしかなく、見た目はタブレットに近いです。

前述しましたが、光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。気になるなら、別売りの液晶保護シート「VGP-FLS11」を貼りましょう。

背面のカバーを取ります。バッテリが着脱可能です。

ディスクは2.5インチ9mm厚の製品です。メモリはノート用で、スロットは2つあります。ディスク、メモリの換装は容易だと思います。


ACアダプターは外付けです。普通のノートパソコンと同等程度の大きさです。

まとめ

以上が、VAIO Tap 20のレビューです。

液晶を水平にできるタッチパネル液晶搭載の製品ということで、子供と一緒に遊ぶのに適していると思います。文字も大きく、画質も良い液晶なので、子供の眼にも悪影響は少ないと思います。付属のFamily Paintは単純なペイントソフトではありますが、子供には好評でした。また、知育・教育ゲーム・サイトはネット上にたくさんあるので、探してみると良いでしょう。このようなゲームはタッチ操作すると遊びやすいものが多いです。

また、本製品は液晶一体型パソコンとしても、もちろん普通に使えます。しかも価格は79,800円~(2012年12月26日現在)と安価です。

改善してほしい点は、持ち運びしやすいように取っ手を付けて欲しいところです。また子供とは別のアプリを操作できる画面制御ソフト(画面が左右に分割され、それぞれ反対側から画面を見れるようなソフト)が付属していると便利だと思いました。

なお、一人用で購入する場合は、液晶解像度が1600x900である点にご注意ください。フルHDではないため、20型の大画面にしては作業領域はそれほど広くありません。また、光学ドライブがないため、場合によっては外付けDVDドライブ等が必要となります。

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