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ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS(i7-6820HK)の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
動作音は"やや低め~普通"です。
【新】騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
【旧】騒音値の計測結果
計測機器:GS-04、部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB
また、「SILENT OPTION」からは、GPUやCPUの温度ごとに、ファンの速度を調整することができます。静音性を重視するならファン速度を低めに、冷却性を重視するならファン速度を高めにします。
SILENT OPTION
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。G-SyncはOFFにして計測しています。
CPU温度は普通です。
GPU温度は、fps制限をかけないとやや高めの温度ですが、fps制限をかけたときは普通の温度です。GPU性能が高いため、fps制限などをしてプレイすれば、それほどGPUに負荷はかからず、高温状態が続くことはあまりないと思います。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高い負荷をかけると、キーボードの中央部分の温度が高めになりますが、常時触れる手のひら部分ではないため、それほど気にはなりません。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
ノートPCとしては高めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
樹脂製のボディです。ボディは割と厚みがあります。
天板です。GALLERIAのロゴが入っています。
排気口です。
キーボードの左横には、電源ボタン、ディスプレイのオン/オフボタン、ファンコントロールボタン、プログラムの呼び出しボタン、キーボードバックライトのゾーンの変更ボタンがあります。
スピーカーです。底面にはサブウーファーも搭載されています。
アクセスランプです。LEDのカラーは設定できます。
天板を閉じたときの画像です。
底面です。ゴム足もしっかりしています。右下にサブウーファーが見えます。
側面のポートです。主要なポートは揃っています。
背面の拡大図です。Mini-DisplayPort出力、USB 3.1 Type Cポート、HDMI出力、LANポート、電源入力があります。
液晶が開く最大の角度です。かなり開きます。
底面カバーを開けたときの画像です。冷却ファンは2基搭載されています。
今回搭載されていたメモリです。
今回搭載されていたM.2 SSDです。
今回搭載されていたハードディスクです。
ACアダプターは大きいです。
ACアダプターの詳細は以下の通りです。
まとめ
以上が、GALLERIA QSF1070HGS(i7-6820HK)のレビューです。
ノートPC(Mobile)向けGeForce GTX 1070を搭載した高性能なゲーミングノートPCです。
デスクトップPC向けのGeForce GTX 1070よりわずかにベンチマークスコアが下がる程度のスコアで、1920x1080の解像度なら、ほとんどのゲームを60 fps以上で快適にプレイできると思います。
ノートPCでありながら、VRも動作するスペックです。
NVIDIA G-SYNCにも対応し、ティアリングやカク付き(スタッター)を抑えることが可能です。
なお、GALLERIAのゲームノート一覧には、「QSF1070HGS 6820HK」と「QSF1070HGS」という機種があると思いますが、CPUが異なるだけで、それ以外はすべて一緒です。ゲーム目的で購入するなら「QSF1070HGS」でも十分です。エンコードなどCPUに大きな負荷のかかる作業をするのであれば、「QSF1070HGS i7-6820HK」のほうが良いです。
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