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ドスパラ GALLERIA QSF970HGSの実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
なお、いつもは、FF XIV ベンチマークを60fpsに制限して計測を行うテストをしていますが、今回液晶ディスプレイのリフレッシュレートが75Hzであるため、75fpsに制限しています。
また、G-SYNCを有効にしてFF XIVのベンチマークを実行してみましたが、fps制限をしないでFF XIVのベンチマークを実行したときと結果はほとんど変わりませんでした。そのため結果は省略します。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
ゲーミングノートPCとしては、やや低めの動作音です。
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264)
左から3番目の図:FF XIV ベンチマーク ループ実行(75fps制限)時(標準品質、1920x1080)
左から4番目の図:FF XIV ベンチマーク ベンチ fps制限なし(標準品質、1920x1080)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
CPU温度、GPU温度とも"やや低め~普通"です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
パームレスト部分の温度は低く、ゲーム中でも不快になりません。キーボード部分の温度も普通です。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
アイドル時は、Optimusテクノロジーが使えないため、dGPUで動作し、消費電力はやや高めです。
外観のチェック
外観のチェックです。
プラスチック製のボディです。ボディは割と厚みがあります。
天板です。GALLERIAのロゴが入っています。
排気口のデザインはかっこいいと思います。
キーボードの左横には、iGPUとdGPUの切り替えボタン、ファンコントロールボタン、プログラムの呼び出しボタン、キーボードバックライトのゾーンの変更ボタンがあります。
スピーカーです。底面にはサブウーファーが搭載されています。
アクセスランプです。
天板を閉じたときの画像です。
底面です。ゴム足もしっかりしています。右下にサブウーファーが見えます。
側面のポートです。主要なポートは揃っています。USB3.1 Type-C&Thunderbolt 3ポートも背面にあります。
液晶が開く最大の角度です。
底面カバーを開けたときの画像です。
冷却ファンは2基搭載されており、冷却性能は高いです。
今回搭載されていたメモリです。
今回搭載されていたM.2 SSDです。隣にもう1つM.2スロットがありますが、黄緑色の柔らかいゴムみたいなものが貼られていて綺麗に取るのが難しそうです。
今回搭載されていたハードディスクです。
ACアダプターは大きいです。
ACアダプターの詳細は以下の通りです。
まとめ
以上が、ドスパラ GALLERIA QSF970HGSのレビューです。
「NVIDIA G-SYNC」に対応し、ティアリングやカク付き(スタッター)を抑えることが可能です。
実際にフレームレートの高いゲームをG-SYNCをオンにしてプレイしてみましたが、ティアリングが発生せず、プレイしやすかったです。
また、液晶ディスプレイのリフレッシュレート(今回は75Hz)よりもフレームレートが低い場合に、垂直同期をオンにするとカク付きが発生しますが、G-SYNCをオンにすればカク付きを低減できるため、ややフレームレートが落ちても快適にプレイ可能です。
非Optimusである点も珍しいです。ゲームなどをしないときの消費電力は上がってしまいますが、その代わり、ゲーム中にdGPUに切り替わらないということがありません。
液晶も比較的見やすく、ゲームプレイ時の静音性も比較的高く、パームレスト部分の温度も低く、ゲームをしやすい製品です。
価格は高めですが、完成度の高いゲーミングノートパソコンだと思います。
メーカーサイト:ドスパラ GALLERIA ノートゲームPC |