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エプソンダイレクト Endeavor NA512E の実機レビュー

最大6年のメーカー保証
最大6年まで保守サービスを延長することが可能な13.3型モバイルノートパソコンです。
訪問修理サービスや、誤って故障させたときの保証サービスなども用意されています。
重量は最小構成で約1.15kgと比較的軽量です。VGAやLANポートも搭載しています。
メーカー直販サイト:エプソンダイレクト(Endeavor NA512E)
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
1 Endeavor NA512E の基本スペック | 2 特徴1 - 最大6年の安心保証 |
3 特徴2 - 比較的軽量 | 4 特徴3 - VGAやLANポートを搭載 |
5 液晶ディスプレイのチェック | 6 キーボードおよびタッチパッドのチェック |
7 パフォーマンスのチェック | 8 バッテリー駆動時間のチェック |
9 カードリーダー/ライターのチェック | 10 静音性のチェック |
11 パーツの温度のチェック | 12 表面温度のチェック |
13 消費電力のチェック | 14 外観のチェック |
15 まとめ |
Endeavor NA512Eの基本スペック
Endeavor NA512Eの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年2月17日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU Uシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i5-6200Uです。 |
グラフィックカード CPU内蔵(インテル HDグラフィックス 520)です。 |
液晶ディスプレイ 13.3型ワイドの非光沢、HD(1366×768)液晶です。 |
メモリ 最大で16GBのメモリを選択できます。本機は8GBを搭載しています。 |
2.5インチ HDD/SSD 単体HDDやSSDを搭載可能です。本機は512GBのSSDを搭載しています。 |
M.2 SSD 左の他にM.2接続のSSDを搭載可能です。本機は非搭載です。 |
光学ドライブ 内蔵光学ドライブは非搭載です。 |
バッテリー駆動時間 バッテリー駆動時間は約8.0時間(JEITA2.0)です。 |
その他 2.5インチストレージ搭載時は約1.2kg、M.2 SSD搭載時は約1.15kgです。 |
特徴1 - 最大6年の安心保証
Endeavor NA512Eは、オプションで、最大6年まで保守サービスを延長することが可能です。
また、預かり修理サービスの他に、訪問修理サービスも実施しています。さらに誤って壊してしまった場合の保守サービスも用意されています。保守はかなり手厚いと思います。

定額保守サービス(メーカーサイトから抜粋、変更がある可能性もあります)
特徴2 - 比較的軽量
Endeavor NA512Eは、比較的軽量なモバイルノートパソコンです。
最近は、1kgを切るようなモバイルノートパソコンが発売されているため、非常に軽量というわけではありませんが、最軽量時なら約1.15kgと比較的軽いです。ただし、この軽さにするには、ストレージをM.2 SSDのみにする必要があります。2.5インチストレージを搭載した場合はもう少し重くなります。
今回のレビュー機は、M.2 SSDを搭載しておらず、2.5インチ SSDを搭載しています。このときの重量の計測結果は、1.228kgでした(下図参照)。

重量の計測結果
特徴3 - VGAやLANポートを搭載
Endeavor NA512Eは、ビジネスシーンで使用することが多いVGAやLANといったポートを搭載しています。

VGAやLANポートを搭載
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
液晶解像度は、1366×768と、最近のモバイルノートパソコンにしては低めです。
視野角は良くありません。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや寒色系の画面であることが分かります。
色域は狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状は次の通りです。気になるほどではありませんが、ややギラつきを感じます。それより解像度が低い(ドットが大きい)ため、画面に粒状感を感じます。


キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
当サイトで計測したキーピッチは、横:約18mm、縦:約17.5mmとやや狭いです。キーストロークは約1.7mmです。
実際にキーを打ってみると、キーの底がやや固く、やや高めの打鍵音がし、打ったときに振動が体にやや伝わります。また、"たわみ"がややあります。
「\」や「-」のキーが、他のキーの大きさと変わらないのは良いと思います。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
タッチパッドの面積はやや狭いです。クリックボタンは独立していますが、やや固い(押すときに力が必要)です。

タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
Uシリーズの第6世代インテルCPUに、SSDを搭載し、モバイルノートパソコンとしては標準的な性能です。
以下、今回の構成でのベンチマーク結果を掲載します。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。
Core i5-6200U | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 54分01秒 |
x264でエンコード (※2) | 20分36秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
QSVでエンコード (※4) | 10分46秒 |
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速
ストレージのベンチマーク
512GB SSD
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー容量は、29.6Whでした。モバイルノートパソコンとしては少なめです。

内蔵バッテリーの詳細
当サイトによるバッテリー駆動時間の計測結果は下表の通りです。モバイルノートパソコンとしては、やや少なめの駆動時間です。
バッテリー駆動時間 | |
---|---|
動画再生時 ※1 | 5時間50分 |
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 | 3時間47分 |
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 | 4時間45分 |
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。
SDカード挿入後の出っ張りはありません。

SDカード挿入後の外観
カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。普通の速度です。

SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)
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