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エプソンダイレクト Endeavor NA512E の実機レビュー

更新日:2016年2月19日

最大6年のメーカー保証

最大6年まで保守サービスを延長することが可能な13.3型モバイルノートパソコンです。

訪問修理サービスや、誤って故障させたときの保証サービスなども用意されています。

重量は最小構成で約1.15kgと比較的軽量です。VGAやLANポートも搭載しています。


※レビュー機はメーカーからの借用品です

目次

Endeavor NA512Eの基本スペック

Endeavor NA512Eの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年2月17日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Uシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i5-6200Uです。
グラフィックカード
CPU内蔵(インテル HDグラフィックス 520)です。
液晶ディスプレイ
13.3型ワイドの非光沢、HD(1366×768)液晶です。
メモリ
最大で16GBのメモリを選択できます。本機は8GBを搭載しています。
2.5インチ HDD/SSD
単体HDDやSSDを搭載可能です。本機は512GBのSSDを搭載しています。
M.2 SSD
左の他にM.2接続のSSDを搭載可能です。本機は非搭載です。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間は約8.0時間(JEITA2.0)です。
その他
2.5インチストレージ搭載時は約1.2kg、M.2 SSD搭載時は約1.15kgです。
 

特徴1 - 最大6年の安心保証

Endeavor NA512Eは、オプションで、最大6年まで保守サービスを延長することが可能です。

また、預かり修理サービスの他に、訪問修理サービスも実施しています。さらに誤って壊してしまった場合の保守サービスも用意されています。保守はかなり手厚いと思います。


定額保守サービス(メーカーサイトから抜粋、変更がある可能性もあります)

特徴2 - 比較的軽量

Endeavor NA512Eは、比較的軽量なモバイルノートパソコンです。

最近は、1kgを切るようなモバイルノートパソコンが発売されているため、非常に軽量というわけではありませんが、最軽量時なら約1.15kgと比較的軽いです。ただし、この軽さにするには、ストレージをM.2 SSDのみにする必要があります。2.5インチストレージを搭載した場合はもう少し重くなります。

今回のレビュー機は、M.2 SSDを搭載しておらず、2.5インチ SSDを搭載しています。このときの重量の計測結果は、1.228kgでした(下図参照)。


重量の計測結果

特徴3 - VGAやLANポートを搭載

Endeavor NA512Eは、ビジネスシーンで使用することが多いVGAやLANといったポートを搭載しています。


VGAやLANポートを搭載

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

液晶解像度は、1366×768と、最近のモバイルノートパソコンにしては低めです。

視野角は良くありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は次の通りです。気になるほどではありませんが、ややギラつきを感じます。それより解像度が低い(ドットが大きい)ため、画面に粒状感を感じます。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

当サイトで計測したキーピッチは、横:約18mm、縦:約17.5mmとやや狭いです。キーストロークは約1.7mmです。

実際にキーを打ってみると、キーの底がやや固く、やや高めの打鍵音がし、打ったときに振動が体にやや伝わります。また、"たわみ"がややあります。

「\」や「-」のキーが、他のキーの大きさと変わらないのは良いと思います。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの面積はやや狭いです。クリックボタンは独立していますが、やや固い(押すときに力が必要)です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

Uシリーズの第6世代インテルCPUに、SSDを搭載し、モバイルノートパソコンとしては標準的な性能です。

以下、今回の構成でのベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i5-6200U
x265でエンコード (※1) 54分01秒
x264でエンコード (※2) 20分36秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 10分46秒
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


512GB SSD

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量は、29.6Whでした。モバイルノートパソコンとしては少なめです。


内蔵バッテリーの詳細

 

当サイトによるバッテリー駆動時間の計測結果は下表の通りです。モバイルノートパソコンとしては、やや少なめの駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
動画再生時 ※1 5時間50分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 3時間47分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 4時間45分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

SDカード挿入後の出っ張りはありません。


SDカード挿入後の外観

 

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。普通の速度です。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

 

 

 


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