※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

パソコン工房 PASSANT i7AH9N76 の実機レビュー(2)

更新日:2014年10月8日
前へ 1 2  
  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力の計測結果を掲載していますが、CPUやグラフィックスの構成が異なる場合、結果が変わります。その点はご了承ください。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

ケース自体の動作音は比較的静かですが、グラフィックカードの動作音が割と高く、高負荷時の騒音値が少し高めでした。静音性を気にするなら、静音クーラー搭載のグラフィックスを選ぶと良いでしょう。さらに、静音性の高いCPUクーラー、電源を選択すると、さらに静音性は高くなると思います。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度だと思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

専用グラフィックスを搭載したデスクトップパソコンであるため、消費電力はやや高めです。


外観のチェック

外観のチェックです。

前のページでも記載しましたが、ケースはCooler Master CM 690 IIIを使用しています。

 

フロント面です。

 

天面のパネルは通気性の良いメッシュ仕様となってます。


この天面のパネルは、外側のネジを1つ外すだけで取り外すことが可能で、メンテナンスが楽です。

 

また、スライドさせて開閉のできるプラスチック製のパネルがあり、その中にはスマートフォンやUSBメモリなどを収納することができます。

電源ボタンも、このパネルの中にあるため、不用意に電源が押される心配がありませんが、電源を入れる度に、いちいちフタを空けるのはやや面倒です。

 

フロントパネルの下部にもメッシュのフィルターがあり、この奥に大口径20cmのフロント給気ファンが搭載されています。

 

ゴム足の接着面積は広く、本体は非常に安定しています。

 

底面の取り外し可能なフィルターです。

 

背面と側面です。 グラフィックスカードの部分は構成によって変わります。

ケースの内部とエアフローのチェック

ケース内部とエアフローです。

裏面配線されており、見た目が綺麗です。

 

今回搭載されていた標準のCPUクーラーです。もっとサイズの大きいファンや、水冷ファンを選択することも可能です。

 

今回搭載されていたNVIDIA GeForce GTX 760のグラフィックカードです。

 

5.25インチオープンベイです。光学ドライブなどを3台まで搭載できます。

 

2.5、3.5インチシャドウベイです。 標準では上段2.5インチ×4、下段3.5インチ×3となってますが、ネジ留めされた側板を移動させる事で、2.5インチシャドウベイを3.5インチシャドウベイとして使用することも可能です。

 

ケース内部のトップ部分です。

 

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

まとめ

以上が、ミドルタワーPC「PASSANT i7AH9N76」のレビューです。

人気のPCケース「Cooler Master製 CM 690 III」を採用しています。2.5インチ/3.5インチのコンボドライブベイ、大口径20cmの吸気ファンを搭載し、拡張性、冷却性に優れています。また、裏面配線が出来、ツールレスドライブを採用していることから、メンテナンス性にも優れています。

M.2 SSDを搭載することも可能です。シーケンシャルリードが700MB/sを超え、非常に高速です。CPUもグラフィックスもストレージも高性能なパーツを選択でき、処理性能は非常に高いです。

今回、高負荷時の騒音値がやや高めでしたが、PCケース自体の静音性は比較的高いため、静音性の高いCPUクーラーやグラフィックカード、電源を選択したり、熱伝導率の高いCPUグリスを選択し冷却性を高めたりすれば、もっと静かにすることもできると思います。

詳細はこちら
メーカー直販サイト:パソコン工房(PASSANT i7AH9N76)