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パソコン工房 Level∞ C-Class の実機レビュー(2)

更新日:2016年8月24日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

"やや低め~普通"の動作音です。


【新】騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB



【旧】騒音値の計測結果
計測機器:GS-04、部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

水冷式CPUクーラーを搭載しているため、CPU温度は低いです。GPU温度は普通です。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。搭載するパーツによって結果は変わるため、参考程度にご覧ください。


外観のチェック

外観のチェックです。小型でコンパクトなデザインで、高級感もあります。

 

フロント面と天面はヘアライン調になってます。

 

フロント面下部です。

 

フロントパネル側面には電源ボタンとUSB 3.0ポート、マイクとヘッドホン端子があります。

 

隠れていますが、フロントパネルと天面パネルの下には吸気口があります。

 

天面です。

 

底面です。

 

ゴム足です。

 

底面のフィルターは取り外しが可能です。清掃するときに楽です。

 

今回搭載していたマザーボードのポートです。

 

今回搭載していたGeForce GTX 1080(8GB)のグラフィックカードの映像出力ポートです。

 

背面と側面です。ポート類は構成によって異なります。

やや気になるのは、USB3.0ポートが背面に2つしかない点です。「Oculus Rift」を接続するときは、Oculus Touchも装着する場合はUSB3.0ポートを3つ使用しますが、背面だけではポートが足りず、側面のUSB3.0ポートにも接続する必要があり、配線がやや綺麗に見えないかもしれません(動作には問題ないです)。

ケースの内部とエアフローのチェック

ケース内部とエアフローです。

左サイドパネルをはずしたときの画像です(下図)。ケースファンは、背面のみに設置されています。CPU周りエアフローはCPUファンでサイドパネルのエアーインテークから空気を取り込み、背面のケースファンで排気します。

水冷式CPUクーラーを設置した場合は、サイドパネルにラジエーターおよびラジエーターファンが取り付けられます。ラジエーターが取り付けられた場合、通常は内側→外側へ空気が送られるのですが、今回は外側→内側へ空気が送られていました。内側に入った空気は背面のケースファンで排気します。

グラフィックカード周りのエアフローは、グラフィックカードのファンによって底面のエアーインテークから空気を取り込み、背面から排気します。

 

左サイドパネルを外した後、HDDが装着されているボードを取り外したときの画像です。

 

取り外したボードには、ラジエーターおよびラジエーターファンがあります。隣には3.5インチベイがあり、このベイの上には2.5インチベイも2つあります。

 

今回搭載されていた水冷式CPUクーラーです。

 

今回搭載されていたGeForce GTX 1080のグラフィックカードです。

 

右側のサイドパネルを外したときの画像です(下図)。電源ファンの吸・排気は少し変わった位置から行います。吸気は右サイドから行われ、天面から排気しています。CPUやGPUのエアフローからは独立しています。

 

今回搭載されていた700W(80PLUS GOLD)のATX電源です。

 

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

まとめ

以上が、パソコン工房 Level∞ C-Class の実機レビューです。

高性能なグラフィックスを搭載できるにも関わらず、コンパクトなボディで省スペースです。日本の住宅事情に合っていると思います。グラフィクスは、執筆時点でシングルGPU最高性能のGeForce GTX 1080も選択可能です。

コンパクトなのに水冷式CPUクーラーも搭載できます。

ただし、デスクトップPCなのに拡張性は少ないです。5.25インチや3.5インチのオープンベイは無く、PCI系カードの増設も出来ないです。また、分解が難しく、メモリを交換するのも苦労します。

なお、光学ドライブが初期状態では搭載されていないモデルもあります。必要であればカスタマイズ画面で選択するようにしましょう。

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