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パソコン工房 Level∞ G-Class の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、消費電力の計測結果を掲載していますが、CPUや、CPUクーラー、グラフィックカードなどの構成が異なる場合、結果が変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です(下図参照)。
他のデスクトップPCと比較すると、やや低めの騒音値です。
【新】騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
以下は、旧騒音計での計測結果です。
【旧】騒音値の計測結果
計測機器:GS-04、部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
CPU温度、GPU温度とも低めです。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は大きく変動するので、参考程度に見て下さい。
今回の計測では最大でも203Wであったため、今回のパーツ構成なら(選択できる最小容量の)700W電源でも十分です。
外観のチェック
外観のチェックです。ヘアライン調のブラックカラーのフロントパネルに、赤のアクセントが施されており、かっこいいデザインです。正面のインターフェースが隠れており、スッキリとしています。
フロント面のインターフェースです。扉はラッチ式になっており、開くと光学ドライブにアクセスできます。
フロント面下部にはiiyamaのロゴがあります。
フロント上面にUSB3.0ポート×2、USB2.0ポート×2、マイク、ヘッドホン端子があります。電源ボタンはこの右サイドにあります。
天面です。メッシュ状になっており、エアフロー効率が良いです。カスタマイズ画面からは選択できませんが、自分でケースファンを3基まで天面に増設することができます。
フロントサイドは吸気口になってます。
底面は高めになってます。
底面です。底面のフィルターは取り外して掃除可能です。
底足は、ゴム足が無く、フローリングだと滑りやすいです。
マザーボードの入出力インターフェースです。
今回搭載したGeForce GTX 1060(6GB)の映像出力ポートです。DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1と、やや数が少ないです。
背面と側面です。 ポート類は構成によって異なります。
ケースの内部とエアフローのチェック
ケース内部とエアフローです。
フロント側に吸気ファンが1つ、リア側に排気ファンが1つあり、ケース全体のエアフローを作っています。
メモリスロットは8スロットあります。
サイドフロー型12cmファンのCOOLER MASTER Hyper 212 EVOを選択したときの画像です。
今回搭載されていたGeForce GTX 1060 6GBのグラフィックカード「MSI GEFORCE GTX 1060 6GT OC」です。
PCI Express カードスロットです。
2.5/3.5インチ兼用ベイです。
5.25インチベイです。上3段はオープンベイで、一番下はシャドウベイとなっています。
今回搭載されていたAcBel製700W(80PLUS BRONZE)電源です。
電源の詳細です。
裏面配線されており、反対側はケーブルがごちゃごちゃせず比較的スッキリしています。ただ、電源がモジュラー式で、電源ケーブルが抜き差しできるタイプであれば、もっとすっきりしたと思います。
斜めから見たケース内部の画像です。
反対側の斜めから見た画像です。
まとめ
以上が、パソコン工房 Level∞ G-Classのレビューです。
Broadwell-Eのプロセッサーを搭載しており、CPUの処理性能が非常に高いです。動画エンコードを頻繁にする方や、長時間かかる学術計算処理をPCで行いたい方などに適していると思います。
フルタワーPCケースを採用し、拡張性も高いです。
PCに負荷をかけても、比較的動作音が静かで、パーツ温度も低めでした。
グラフィックスは、最大でGeForce GTX 1080のハイエンドカードを選択可能です。ただし、SLI構成は出来ません。
フルタワーだけにPCケースのサイズはかなり大きいので、設置スペースは確認しておきましょう。なお、サイズは幅230mm×奥行582mm×高さ525mmです。
メーカー直販サイト: パソコン工房(LEVEL∞ R-Class) |