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パソコン工房 Style∞ M-Class の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
今回、専用グラフィックスを搭載しておらず、またケースファンに「静音9cmケースファン(山洋製 SF9-S4)」を選択したため、やや低めの動作音です。
欲を言えば、CPUファンも静音性の高いものを選択できたら、なお良かったと思います。
騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
今回、やや低めの性能のCore i3を搭載していたこともあり、低めの温度です。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
専用グラフィックスを搭載しておらず、CPUもCore i3ということもあり、デスクトップPCとしては低めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
フロント面は光沢感があり綺麗です。ただし、ホコリが付着しやすく、また付いたホコリが目立ちやすいという欠点があります。
光学ドライブの画像です。
フロントパネルの中央には、ヘッドホン、USB3.0端子などがあります。
天面です。電源およびHDDのアクセスランプは天面にあります。
側面です。
背面です。
オンボードのインターフェースです。映像出力ポートはDVI、VGA、DisplayPortの3つがあります。ただし、映像出力できるのは2画面までです。
ゴム足は固めです。
ケースの内部のチェック
ケース内部とエアフローです。ケースファンは、背面にのみ配置されています。
リア側の静音9cmケースファン(山洋製 SF9-S4)の画像です。径は9cmとやや小さいですが比較的静かです。
フロント側にケースファンを選択することは出来ません。
ドライブベイは、5インチベイが2つ、3.5インチオープンベイが1つ、3.5インチシャドウベイが2つあります。3.5/2.5インチ兼用内蔵ベイも1つあるらしいのですが、シャドウベイの裏側を指しているのか、フロント側を指しているのかよく分かりませんでした。
マザーボードの全体図です。チップセットはH110 Expressです。
PCI Expressスロットです。M.2スロットはありません。
CPUファンです。
メモリスロットは2つです。
今回搭載した450Wの電源ユニットです。ケーブルの着脱はできず固定されています。
450W電源ユニットの仕様です。
斜めから見たケース内部の画像です。
反対側の斜めから見た画像です。
まとめ
以上が、Style∞ M-Classのレビューです。
価格の安いミニタワーPCです。
静音性の高い山洋製 SF9-S4のリアケースファンを選択できるのも良いと思います。
ケース内部はシンプルな作りです。
フロント側のケースファンを搭載できないため、GeForce GTX 1060以上の大きくTDPも高いグラフィックカードを搭載する場合は、やや熱が心配です。ゲームをするなら、ゲーミングPCと呼ばれる製品のほうがいいと思います。専用グラフィックカードを搭載しないなら、本製品でも十分だと思います。
フロントパネルは光沢感があり綺麗ですが、ホコリが付着しやすく、目立ちやすいです。また、M.2 スロットはありませんのでご注意ください。
メーカー直販サイト:パソコン工房(Style∞ M-Class) |