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VAIO Pro 13の実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
一般的な騒音値だと思います。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
低めの温度です。液晶を開くと、本体が少し浮く構造になっているのが良いのかもしれません。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
キーボードの中央部分が熱くなりやすいです。ただし、常時指をキーにつけていなければ気にならないです。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。
とても低い消費電力です。しかもPro 11より画面の大きいPro 13のほうが消費電力は小さくなっています。(間違っていたら申し訳ないですが)恐らくPCIeのSSDを搭載しているためではないかと思われます。
外観のチェック
外観のチェックです。
軽量かつ堅牢な「UDカーボン」をボディに採用しています。
天板です。ブラックのカラーの場合、ややマットな素材です。
光の加減で輝くロゴがかっこいいです。
スピーカーです。キーボード奥の斜めにカッティングされている位置にあります。
底面です。液晶を開くと底面の背面側が浮く仕掛けになっています。そのため、正面側には横に長いゴム足がありますが、背面側にはゴム足がありません。すっきりしています。
ACアダプターです。比較的小さいです。
ACアダプターにはUSBポートも搭載しています。
ACアダプターの詳細は次の通りです。OUTPUTは45W(10.5V、3.8A)となっています。またUSBに接続した機器へのOUTPUTは5W(5V、1A)となっています。
液晶が開く角度です。
側面のポートです。VAIO Pro 11はメモリカードスロットが正面側にあり、本体を浮かせないと挿入しづらかったですが、VAIO Pro 13は側面にあり本体を浮かせなくても、挿入することが可能です。
他のカラーも紹介します。下図はシルバーです。指紋が付きにくいカラーですが、タッチパネルなしモデルを選択することが出来ません。また、たまたま天板に金属の物を落としてしまったら、塗装が少し禿げて、黒い下地が見えました。塗装がはげると痕が目立つかもしれません。
まとめ
以上が、VAIO Pro 13のレビューです。
タッチパネルなしモデルなら1kgを切る重量で、なお且つバッテリ駆動時間も比較的長いモバイルパソコンです。
液晶は13.3型にフルHDのIPSパネルを搭載しています。ややギラつきがあるものの、高精細、高視野角な液晶です。
ディスクは最大約1000MB/sの速度が出るPCIe対応SSDを、メモリは最大8GBを搭載可能で、処理性能も高いです。
ただし、筆者の主観ではありますが、頑丈さをウリにしている他のウルトラブックと比べると剛性が落ちる様に感じます。ひねると曲がりやすいですし、液晶もかなり薄いです。ただし、実生活で必要な堅牢性は十分あると思います。
先日レビューしたVAIO Pro 11と比較すると、重量やサイズの小ささではVAIO Pro 11の方が優れていますが、バッテリ駆動時間、キーの打ちやすさ、処理性能、文字の大きさではVAIO Pro 13の方が優れています。両製品とも優れたウルトラブックであると思いますので、重視する項目でどちらかの製品を選択すると良いと思います。
最後に、タッチパネルありモデルと、タッチパネルなしモデルとでは重量が異なりますので注意して下さい。タッチパネルなし液晶のほうが約130g軽いです。
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