※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

ドスパラ GALLERIA GKF1060GF の実機レビュー

更新日:2017年5月9日

GALLERIAノート売れ筋No.1

GALLERIA GKF1060GFは、GALLERIAノートシリーズの中で売れ筋No.1のゲーミングノートPCです。

人気のGeForce GTX 1060を搭載し、高いグラフィック品質設定でゲームをすることが可能です。

GPUを冷やすファンは2つ搭載(うち1つはCPUと兼用)し、ゲーム中のGPU温度も低めに抑えられています。

液晶は広色域で、ストレージは最大2台搭載可能です。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

GALLERIA GKF1060GFの基本スペック

GALLERIA GKF1060GFの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年5月7日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代 インテルCore プロセッサー(Hシリーズ)のCore i7-7700HQを搭載しています。
グラフィックカード
NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。
メモリ
DDR4のメモリを最大32GBまで選択可能です。本機は8GB(4GBx2)です。
M.2 SSD
SATA SSDを搭載可能です。本機は275GB SATA M.2 SSD(現在選択不可)を搭載しています。
2.5インチ HDD
HDDまたはSSDを選択可能です。1TB HDDを搭載しています。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブを選択可能です。
その他
バッテリー駆動時間は約2.7時間、薄さは28.8mm、質量は約2.35kgです。

特徴1 - 人気のグラフィックス GTX 1060搭載

本製品は人気のグラフィックス「GeForce GTX 1060 (6GB)」を搭載したゲーミングノートPCです。なお、2017年5月8日時点ではGALLERIAシリーズのゲーミングノートPCの中で、売れ筋No.1の製品です。

ゲームベンチマーク結果は下表の通りです。ゲームにもよりますが、"高め~最高"のグラフィック品質設定でも60fpsを超えることが多いです。

ゲームベンチマーク(1920x1080)
製品名 GALLERIA GKF1060GF
基本スペック Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1060(6GB)
ファイナルファンタジー XIV 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 13570 (非常に快適) 101 fps
高品質 ★ 12225 (非常に快適) 87 fps
最高品質 10348 (非常に快適) 71 fps
ドラゴンズドグマオンライン
標準品質 9579 (とても快適)
最高品質 9408 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 36520 (快適)
描画:6 20288 (快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 23651
ドラゴンクエストX 最高品質 15922 (すごく快適)
ゴーストリコン ワイルドランズ 97 fps
63 fps
ウルトラ 36 fps
フォーオナー 146 fps
98 fps
超高 71 fps
STEEP 102 fps
78 fps
超高 56 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 119 fps
中品質 88 fps
最高品質 68 fps
ファークライ プライマル 低い 93 fps
高い 74 fps
最高 57 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1060のグラフィックカードのスペック

 

なお、他のノートパソコン用グラフィックスやその他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。

PCゲームベンチマーク一覧

特徴2 - ダブルストレージ構成が可能

本製品は、M.2スロットと2.5インチベイを搭載しており、ダブルストレージ構成にすることが可能です。


ダブルストレージ構成が可能

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角はそれほど良くありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。寒色系の画面であることがわかります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はノートパソコンとしては広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは、実測で横:約18.5mm、縦:約19mmとなっており十分な数値ですが、テンキーの横のキーピッチは約16mmとなっています。キートップはほぼフラットですが、キーストロークは約2mmと十分あり、底つきの衝撃は少なく割と押しやすいです。普通にタイピングできるキーボードだと思います。

また、よく使用する「Ctrl」と「半角/全角」キーが大きくて押しやすいです。Windowsキーも右側にあり、ゲーム中に良く使う「W」、「A」、「S」、「D」キーを押すときに、誤ってWindowsキーを押してしまうことを防げます。

ただし、「Delete」キーは、通常「BackSpace」の上にあることが多いですが、本製品はテンキーの上にあるためブラインドタッチしにくいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンはやや固い(押すときに力が必要)です。


タッチパッド

 

キーボードにはバックライトも搭載しています。プリインストールされている「KLM」で、LEDの色やグラデーション、点滅などを自由に設定することができます。


キーボードバックライト


KLM

 

「SHORTCUT MANAGER」のソフトを使用すれば、すべてのキーにショートカットを割り振ったり、マクロを設定したりすることもできます。


SHORTCUT MANAGER

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

Core i7-7700HQを搭載しています。ゲームをするのに十分な性能をもっています。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのCPUは選択できません

グラフィックス

GeForce GTX 1060を搭載しています。FHD液晶でゲームをするなら十分な性能です。ドスパラのゲーミングノートPCに限らず、他のメーカーでも人気のグラフィックスです。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのグラフィックスは選択できません

ストレージ

ストレージは、SATA-AHCI接続のSSDまたはHDDとなっています。PCIe-NVMe接続のSSDは搭載できませんが、SATA-AHCI接続のSSDでも十分な速度だと思います。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)

GALLERIA GKF1060GFで計測したベンチマーク

以下、Core i7-7700HQ、メモリ 8GB(4GBx2)、GeForce GTX 1060、275GB M.2 SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。なお、275GB SSDは現在選択できないようです。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700HQ
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)


Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1060
x265でエンコード (※1) 20分11秒
NVENCでエンコード (※2) 1分33秒
QSVでエンコード (※3) 3分22秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

275GB SATA M.2 SSD(Crucial MX300 シリーズ)
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

質量のチェック

メーカー仕様表には、約2.35kgと書いてあります。

当サイトで計測した質量は次の通りでした。

質量(当サイトによる計測値)
  質量
PC本体 2.480kg
ACアダプター 696g

バッテリー駆動時間のチェック

メーカー仕様表によるバッテリー駆動時間は、約2.7時間です(計測方法は不明)。

当サイトにて確認したバッテリー容量は、約53Whでした。やや多めのバッテリーです。

なお、バッテリー駆動時間は用途によって大きく変わります。例えば、バッテリー状態でゲームをした場合、1~2時間の駆動時間になりますし、動画再生のみの場合は5時間くらいになると思います。


  1 2 次へ
  目次