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ファンタシースターオンライン2のベンチマークとおすすめPC
セガのオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」
大型アップデートとなるEPISODE4を追加
もはや国産オンラインRPGの代表格と言っても過言ではないセガのオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」。今年の1月27日に大型アップデートが実装され、新たなストーリーから、新惑星「地球」の「東京」フィールドや新クラスである「サモナー」、新スキルや新機能など、さまざまな要素が追加されました。これに伴い「Reborn:EPISODE4」としてタイトルロゴもちょっと豪華に。
それ以降も2月10日には第二弾大型アップデートである「Reborn:EPISODE4」Part2を実装。新システムである「ギャザリング」や新ペット、新イベントなどが追加されました。さらに4月6日に実装された大型アップデートでは「暴食と指輪」」Part3が実装され、現在は期間限定のイースターイベントなどが行われています。
2016年になってから、短いスパンでアップデートが行われ、15周年記念としてオリジナルアニメが放送されるなど、益々の盛り上がりを見せているオンラインRPGです。
今更ながらPSO2をプレイしてみる
実はサービス開始当初とVita版でちょろっとプレイしたことがあるのですが、すべて序盤で投げ出していたので、今回はPSO2と向き合うべくじっくりプレイしてみました。会員登録方法からゲームクライアントの起動までは公式ページの方で丁寧に教えてくれるので、オンラインゲームが初めてという方も簡単に始めることができます。ちなみに料金体系は基本プレイ無料のアイテム課金制となっています。課金アイテムは、マイルームの利用や、倉庫の拡張などのシステム系、復活アイテムなど便利な消費アイテムといった消費系、経験値アップなどの時間短縮系、キャラクターの容姿やコスチュームなどのキャラクター系の4つの系統があります。
会員登録が終わったらクライアントをダウンロードしていざ起動!キャラクタークリエイト画面ではこれまでと変わりはありませんが、新しく追加されたクラス「サモナー」が選択できるようになっています。また新たに追加された「EPISODE4」ですが、新規で始めるプレイヤーでも「EPISODE4」から始めることができるようになっています。「EPISODE4」はEPISODE3の最終章から2年後の世界となっており、過去のストーリーも知りたいという方は、後からキャラクター選択時にEP1~3でも始めることができます。
このタイミングにPSO2を始めよう
序盤はひたすらチュートリアルをプレイしながらPSO2の世界を学んでいくことになります。チュートリアルは親切過ぎるというくらいの親切設計で、クエストを進める度に増えていくので、一度にすべて覚える必要はなく、順序を追って進めることができます。このゲームの基本となるクエストは、受注後別マップに移動するMO(Multiplayer Online)方式となっており、クエストにもそれぞれ大まかな所要時間も記載されているので、時間のない方でも好きなクエストを選んで進めることができるようになっています。クエストマップも毎回同じマップ構成というわけではなく、ランダムなので何度も周回するクエストでも飽きにくいと思います。
操作はマウス+キーボードでもプレイしやすいですが、どちらかと言うとアクションRPGに近いので、ゲームパッドでもプレイしやすいです。ちなみに新しく追加されたフィールド「東京」に行けるようになるにはある程度ストーリーを進める必要がありますが、レベルの低い序盤でも開放できるので、まだPSO2をプレイしたことがないという方はこのタイミングに是非プレイしてみてはいかがでしょうか。
新しく追加されたフィールド「東京」には新モンスターのTレックスにロードローラーだッ!
ファンタシースターオンライン2のベンチマーク
動作環境とグラフィック設定画面
公開されている動作環境は下記の通り。おそらく1280×720解像度での最低動作環境なので要求スペックはかなり低いです。ですが1920x1080で最高設定でプレイするにはどれほどのスペックが必要なのか、実際に検証してみました。
動作環境 | |
---|---|
OS |
Windows Vista /7 /8.1/10 32bit・64bit日本語版 |
CPU |
Intel Core 2 Duo E6300 以上 |
メモリ | 2GB以上 |
GPU | NVIDIA GeForce 7800GT AMD RADEON HD2900XT もしくは同クラスのグラフィックカード以上 |
モニター解像度 | 1280×720ドット以上 |
HDD空き容量 | 40GB以上 |
DirectX | DirectX 9.0c以上 |
※「http://pso2.jp/benchmark/」ベンチマークのダウンロードはこちらから
計測には公式で公開されているベンチマークを使用します。ベンチマーク結果はスコア値で表示され、各スコア値の評価は下記の表の通り、スコア2000以上あれば問題なく動作すると思われます。またベンチマーク動作中は「Fraps Version 3.5.99」を使って平均fpsも計測しています。
SCORE ~2000 |
処理負荷によっては動作が重くなりますので描画設定の調整をお勧めいたします。 |
SCORE 2001~5000 |
標準的な動作が見込めます。余裕が有れば描画設定の調整をお勧めいたします。 |
SCORE 5001~ | 快適に動作すると思われます。お好みの設定でお楽しみください。 |
ベンチマークの描画設定は下記の通りとなってます。描画設定は1~6までとなっており、画面解像度は640×480から1920×1200までとなっています。これ以上の解像度は選択できません。ベンチマーク計測には1920×1080解像度で、描画設定3と描画設定6で計測しています。ただし、実際のゲームクライアントでの描画設定では1~5までしかないのでご注意ください。
実際のゲームクライアントのグラフィック設定画面
ファンタシースターオンライン2のベンチマーク結果
スコア結果は以下の通りです。左の数字がスコア結果、括弧内の数字が平均フレームレートとなります。平均フレームレートはFRAPSのソフトを用いて計測しています。
ノートパソコンでも、GTX950M以上を搭載していれば、1920×1080解像度でもギリギリ最高設定でプレイすることが可能です。デスクトップPCだと補助電源を使用しないGTX 750Tiでも最高設定でプレイできるので、今回試していませんが、GTX 950でも快適に動作するでしょう。
グラフィックス | GeForce GTX980M |
GeForce GTX970M |
GeForce GTX960M |
GeForce GTX950M |
|
使用したPC |
デル Alienware17 | ガレリア QF970HE | マウス m-Book W | HP Pavilion Gaming 15-ak000 |
|
1920x1080 | 描画:3 |
31019 (160 fps) | 30151 (158 fps) | 21743 (135 fps) | 14938 (110 fps) |
描画:6 |
13842 (107 fps) | 8452 (82 fps) | 7701 (80 fps) | 4191 (60 fps) |
グラフィックス | GeForce GTX980Ti |
GeForce GTX980 |
GeForce GTX970 |
GeForce GTX960 |
GeForce GTX750Ti |
|
使用したPC | マウスコンピューター NEXTGEAR-MICRO | |||||
1920x1080 | 描画:3 |
55601 (216 fps) | 65869 (236 fps) | 58515(222 fps) | 54597 (214 fps) | 39622 (181 fps) |
描画:6 |
37594 (178 fps) | 33186 (166 fps) | 34728 (170 fps) | 19275 (127 fps) | 7775 (73 fps) |
画質を比較してみる
続いて画質の比較です。描画設定1と5の違いですが、一目瞭然です。比較的スペックの低いPCでも動作するため、描画設定1だとグラフィックはかなり荒くなります。山や草花もハリボテ感満載ですね。最高設定である描画設定5だとテクスチャはキメ細かくなり、背景はもちろん、キャラクターもかなり綺麗になります。
画質の比較
ファンタシースターオンライン2をプレイするためのオススメPC
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非常にコストパフォーマンスの高いゲーミングPCです。
ユーザーの声を取り入れた個性的なデザインのケースに、ガラスサイドパネルと内部のLEDファンが点灯し、安い割にはデザインも良いです。
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レビュー記事はこちら
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
ファンタシースターオンライン2 公式サイト:http://pso2.jp/
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