※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
NEXTGEAR-NOTE i5320 の実機レビュー
ゲームPC入門機
NEXTGEAR-NOTE i5320は、GeForce GTX 10シリーズの中では、エントリー向けのGeForce GTX 1050を搭載した15.6型ゲーミングノートPCです。
エントリー向けといっても、"中程度"のグラフィック品質設定でプレイできるゲームが多いです。
SSD+HDDの構成も可能で、CPUはCore i7-7700HQを搭載しており、グラフィックス以外のスペックも十分です。
マウスコンピューターのPCはサポートの内容もよく価格も安いため、初心者でも安心です。
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
このページをご覧の方だけに
当サイト経由で、マウスコンピューターのサイトへ行きパソコンを13万円以上(税込)ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼントします。マウスコンピューターの製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。詳細は、下のバナーをクリックして下さい。
目次
NEXTGEAR-NOTE i5320の基本スペック
NEXTGEAR-NOTE i5320の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年5月5日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU 第7世代インテルCore i プロセッサー(HQシリーズ)のCore i7-7700HQを搭載しています。 |
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 1050(2GB)を搭載。Optimus対応です。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。 |
メモリ 最大で32GBのメモリを選択できます。本機は16GB(8GB×2)を搭載しています。 |
M.2 SSD SATA接続またはPCIe接続のM.2 SSDを選択可能です。本機はSATAの256GB SSDです。 |
2.5インチ ストレージ HDDを選択できます。本機は1TBのHDDを搭載しています。 |
光学ドライブ 内蔵光学ドライブは搭載していません。 |
その他 バッテリー駆動時間は約6.6時間、重量は約2.2kgです。 |
エントリー向けGeForce GTX 1050搭載
NEXTGEAR-NOTE i5320は、GeForce GTX 10シリーズの中ではエントリー向けのGeForce GTX 1050を搭載しています。エントリー向けと言っても性能は高く、フルHD解像度なら"中程度"のグラフィック品質で、多くのゲームが快適にプレイ可能でしょう。
当サイトで計測したゲームベンチマークスコアは次の通りです。なお、グラフィックドライバーバージョンは、最新の「381.89」です。
製品名 | マウスコンピューター NEXTGEAR-NOTE i5320 |
||
基本スペック | Core i7-7700HQ GeForce GTX 1050(2GB) |
||
ファイナルファンタジー XIV 紅蓮のリベレーター | 標準品質 ★ | 11994 (非常に快適) 84 fps | |
高品質 ★ | 9680 (非常に快適) 66 fps | ||
最高品質 | 6456 (とても快適) 44 fps | ||
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド | 標準品質 ★ | 13920 (非常に快適) | |
高品質 ★ | 9434 (非常に快適) | ||
最高品質 | 6493 (とても快適) | ||
ドラゴンズドグマオンライン |
標準品質 | 9170 (とても快適) | |
最高品質 | 8836 (とても快適) | ||
ファンタシースターオンライン2 EP4 | 描画:3 | 34732 (快適) | |
描画:6 | 13866 (快適) | ||
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ― | 13442 | |
ドラゴンクエストX | 標準品質 | 17267 (すごく快適) | |
最高品質 | 16046 (すごく快適) | ||
ゴーストリコン ワイルドランズ | 低 | 58 fps | |
高 | 33 fps | ||
超高 | 16 fps | ||
フォーオナー | 低 | 91 fps | |
高 | 56 fps | ||
超高 | 40 fps | ||
STEEP | 最低 | 61 fps | |
高 | 40 fps | ||
超高 | 28 fps | ||
ライズオブトゥームレイダー | 最低品質 | 85 fps | |
中品質 | 53 fps | ||
最高品質 | 35 fps | ||
ファークライ プライマル | 低い | 62 fps | |
高い | 47 fps | ||
最高 | 34 fps | ||
GRID Autosport | ウルトラロー | 203 fps | |
ミディアム | 130 fps | ||
ウルトラ | 79 fps | ||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、平均120fpsは欲しいです。 |
GPU-Zで確認したGeForce GTX 1050の情報は次の通りです。標準的な仕様です。
GeForce GTX 1050のグラフィックカードのスペック
GeForce GTX 1050のその他のゲームのフレームレートや、その他のグラフィックスのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。
特徴2 - SSD+HDD構成が可能
本製品は、M.2スロットと2.5インチベイを備え、M.2 SSD + 2.5インチハードディスクの構成にすることが可能です。
また、M.2 SSDは、3,000MB/sを超える超高速なPCIe-NVMe SSDを選択することも可能で、しかも価格も割と安いです。
SSD+HDD構成が可能
特徴3 - 安心の24時間365日電話サポートなど
マウスコンピューターのパソコンは、サポート内容が充実しています。
まず、24時間365日対応可能な電話サポートが標準でついてきます。対応してくれるのは日本人です。
24時間365日電話サポートが標準でついてくる
※サービス内容・価格は変わる可能性があります
また、「安心パックサービス」というのに加入すると、下のようなサービスを受けられます。このサービス内容でも、1年保証ならわずか3,000円の追加料金です。
安心パックサービス
※センドバック・・・ユーザーからメーカーへ商品を発送(送付時の送料はユーザー負担)
※ピックアップ・・・業者がユーザー宅へ引き取り(ユーザーの送料負担はなし)
※サービス内容・価格は変わる可能性があります
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角は狭いです。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることがわかります。
色域は狭いです。画面が"薄いな"とか"白っぽいな"とか感じるかもしれません。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状です。ギラつきは少しありますが、ほとんど気になりません。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーピッチは横:約18mm、縦:約19mm、キーストロークは約1.8mmです。キートップはほぼフラットで、スペースキー辺りがややたわみますが、普通に打てるキーボードだと思います。
キーボード全体図
キーの拡大図1
キーの拡大図2
タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは独立しており軽い力で押せるため、クリックしやすいです。
タッチパッド
明るさを5段階で調整できるキーボードバックライトも搭載しています。
キーボードバックライト
プリインストールされている「Flexikey」のソフトを使用すれば、複数のキー入力やアプリケーションの起動など、好きなキーにマクロを設定することができます。
Flexikey
「CONTROL CENTER」のソフトを使用すれば、左ウィンドウズキーの無効化や、タッチパッドの無効化などの設定も可能です。
CONTROL CENTER
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
本製品は、いくつかの種類の中からパーツを選択できるため、構成によってパフォーマンス(処理性能)は変わります。以下に各パーツの選び方を簡単に記載します。
CPU
CPUにはゲーミングノートPCとしては標準的なCore i7-7700HQを搭載しており、処理性能は十分です。
CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのCPUは選択できません
グラフィックス
上述した通りグラフィックスにはGeForce GTX 1050を搭載しています。中程度のグラフィック品質設定でプレイできるゲームが多いでしょう。
グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのグラフィックスは選択できません
ストレージの選び方
ストレージは、下図のようなものを選択できます。速度面ではSATA接続のSSDでも十分高速ですが、本製品はPCIe-NVMe SSDのほうが安かったりするので、こちらを選んだほうがお得でしょう。
ストレージの選び方(筆者の独自判断)
NEXTGEAR-NOTE i5530で計測したベンチマーク
以下、Core i7-7700HQ、メモリ 16GB、GeForce GTX 1050、256GB SATA SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。
(CPU性能の評価)
Core i7-7700HQ
(グラフィックス性能の評価)
GeForce GTX 1050
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050
(VRが快適に動作するかの評価)
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
Core i7-7700HQ GeForce GTX 1050 |
|
---|---|
x265でエンコード (※1) | 20分41秒 |
NVENCでエンコード (※2) | 1分32秒 |
QSVでエンコード (※3) | 6分29秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
(ストレージの評価)
256GB M.2 SSD
(SDカードスロットの評価)
UHS-Ⅰ対応カード
質量のチェック
メーカー仕様表には、約2.2kgと書かれてあります。
当サイトで計測した質量は次の通りでした。
質量 | |
---|---|
PC本体 | 2.349kg |
ACアダプター | 573g |
バッテリー駆動時間のチェック
メーカー仕様表によるバッテリー駆動時間(JEITA2.0)は、約6.6時間です。なお、バッテリー駆動時間は用途によって大きく変わります。例えば、バッテリー状態でゲームをした場合、1~2時間の駆動時間になります。
また、当サイトにて確認したバッテリー容量は、約45Whでした。